[HONDA]WMX Rd.13 決勝 ナグルが総合5位入賞。MX2ではガイザーが3戦連続表彰台

FIMモトクロス世界選手権第13戦のフィンランドGPが開催され、Team HRCのマキシミリアン・ナグルは、最高峰MXGPクラスでファクトリーマシンCRF450RWを駆り、レース1で4位、レース2で7位となり、総合5位に入賞しました。

今大会の舞台となったヒュヴィンカーは、ヘルシンキの北に位置し、浅くて硬いサンドと鋭いギャップが特徴です。狭くコンパクトなサーキットに、激しいバンプが散らばっている平坦な高速コースで、サンドは軟質と思われがちですが、路面の下に硬い地盤があり、ギャップが波打っています。

決勝が行われた13日(日)は、朝から比較的温暖で風が吹く好天となりました。レース1、ナグルはスタートで砂地のゲートからうまく飛び出し、4番手につけました。3番手走行中は好調そうにみえましたが、少し疲れをみせたナグルは1周で2秒ほどペースを落としていました。終盤になって、スティーブン・フロサール(カワサキ)がスパート。突然のプレッシャーを受けて、4位でレースを終えました。

レース1を上回る成績を目指して、ナグルはヒート2のスタートでトップ3の背後につけます。序盤はショーン・シンプソン(KTM)との3番手争いを繰り広げましたが、抜くことはできず、そのうちにディーン・フェリス(ハスクバーナ)とルイ・ゴンカルベス(ヤマハ)が近づいてきました。ナグルは一時3番手をキープしていましたが、今大会はナグルが手首の骨折から復帰して3戦目であり、終盤にスタミナが不足して苦戦。7位まで後退してチェッカーを受けました。今シーズンは残り4戦。ナグルは復帰後にハイペースでポイントを獲得し、MXGPランキング7位につけています。

MX2クラスではTeam Gariboldiのティム・ガイザーが、でん部の負傷に苦しみながらも健闘。17歳のガイザーは、負傷の影響を受けながら戦うのは今季これが初めてでしたが、土曜の予選レースにおける転倒がそれに輪をかけます。ガイザーは、悪天候による航空機の欠航などで、ヘルシンキ到着まで時間がかかってしまったにもかかわらず、それでも好調を維持し、CRF250RWを総合2位(3位/3位)のポディウムに登壇させました。レース2では2位フィニッシュ目前でしたが、チェッカーまであと2コーナーというところでデュラン・フェランディス(カワサキ)に抜かれてしまいました。ガイザーの表彰台登壇は、今シーズン4度目、3戦連続です。

現在、ガイザーはトップ3から26ポイント差のMX2ランキング5位。Hondaにとっては、MX2クラスにおいて最高のシーズンです。

FIMモトクロス世界選手権第14戦チェコGPは、2週間後に硬く滑りやすいアップダウンコース、ロケットで開催されます。ヨーロッパで行われるGPは、チェコとベルギーを残すのみとなっています。

コメント
■マキシミリアン・ナグル(MXGP 4位/7位 総合5位)
「昨日、ずっとコース攻略に悩んでいたことに比べたら、今日はずいぶんよかったです。レース1ではスタートがうまく決まって、長い間3番手のポジションをキープできました。終盤に少し疲れが出たため、スティーブン・フロサールに抜かれはしましたが、レース結果にはとても満足しています。レース2でも好スタートが切れたのですが、ショーン・シンプソンに抑えられ、なかなか攻略できずにリズムを崩してしまいました。少しペースを落としてスタミナを温存しようと思いましたが、ほかのライダーたちのアタックが激しかったです。太刀打ちできる力が残っていなかったので、ミスをしてしまいました。あの位置にとどまっていたら表彰台は確実だったのに、自分のミスで逃してしまったので、今日は自分自身に納得ができません」

■ティム・ガイザー(MX2 3位/3位 総合2位)
「スロベニアからフィンランドまでのフライトが2便欠航になったため、空港での待ち時間を含めて30時間もかかり、睡眠不足で疲れてしまいました。そのせいか、レース2では、フェランディスに最後の最後で抜かれてしまいました。それでも総合2位に入れたので、とてもいい週末です。ランキング3〜4位との差を詰めることができましたし、このままがんばって逆転したいです」

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