[Ducati]SBK Rd.8 レース2で2台のDucati 1199パニガーレが表彰台を獲得!

スーパーバイク世界選手権の第8戦となるポルトガルGPは、7月6日、アルガルベのアウトドローモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベで開催された。Ducatiスーパーバイク・チームのダビデ・ジュリアーノとチャズ・デイビスは、レース2において、2位と3位でフィニッシュ。揃って表彰台に登壇した。

レース1
天候は曇り、昨日よりも気温は低く、路面温度は28℃。3番グリッドからスタートしたデイビスは、第1コーナーを4番手で通過した。その後10周にわたって6位をキープしつつ、シルヴァン・ギュントーリ(アプリリア)とジョナサン・レイ(ホンダ)をピタリとマークした。

12周目にレイをパスして5位にポジションを上げた直後、レオン・ハスラム(ホンダ)と接触。デイビスは、フットペグとハンドルバーにダメージを負ったためにガレージに戻って修復作業を受けた。終盤にレースに復帰したものの、あくまでもレース2へのマシン・コンディションのチェックであり、最後尾の18位でフィニッシュラインを通過した。

チームメイトのジュリアーノは、8番グリッドからスタート。オープニングラップ序盤でふたつポジションを落とした。すぐさま反撃を開始し、4周目にはユージン・ラバティ(スズキ)を攻略、8位に順位を上げた。レース後半はラバティやアレックス・ロウズ(スズキ)とバトルを展開した。一時は6位を走行したが、最終的に7位でチェッカーを受けた。

レース2
レース2は降雨に見舞われ、フルウェットの中、レースは18周に短縮されて行われた。デイビスとジュリアーノは、それぞれ3番手と8番手を走行。ジュリアーノはその後、ペースを上げてハスラムをオーバーテイクし、さらに7周目にチームメイトのデイビスをパス。5番手に順位を上げた。トリッキーなコンディションながらも自信を持ってライディングするデイビスは、2周後にトム・サイクス(カワサキ)も抜き去った。さらに上位2台がクラッシュしたため、ジュリアーノは労せずして2位に上がった。終盤も完璧にまとめ上げて、2014年シーズン2度目の表彰台を確定させた。

他方、デイビスは2台のアプリリアとバトル。レース半ばの9周目には7番手を走行していた。その後はリズムを掴んで力強く走行し、ロウズとハスラムをオーバーテイクして、残り3周時点で表彰台圏内の3位にポジションを上げた。その後も追撃を止めず、ファイナルラップにこのレースのベストとなる1分54秒118をマークした。

2台のDucatiが同時に表彰台に上がるのは、カルロス・チェカとジュリアーノが2位、3位に入賞した2012年ミザノ以来となる。

第8戦終了時点で、デイビスは159ポイントを獲得し、ライダーズ・ランキング6位。ジュリアーノは、140ポイントで7位にランクされている。マニュファクチャラー部門では、Ducatiは207ポイントで4位につけている。

レース後のコメント
■ダビデ・ジュリアーノ(Ducatiスーパーバイク・チーム#34) – 7位、2位
「本当に嬉しい。レース1を終えて、レース2ではかなり戦える自信が芽生えていた。ドライならば、少なくともトップ5でフィニッシュできると半ば確信していた。今朝のウォームアップでは多少問題が出たので、レース1はレース2への準備と捉えていた。レース2はウェットだったが、それも問題にはならなかった。ウェットではいつも以上の注意が必要なので、序盤は慎重な走行を心がけた。視界が悪くて苦労させられたものの、うまくリズムに乗って複数のライダーをオーバーテイクすることができた。終盤は、つまらないミスは犯したくなかったので、若干ペースを落とした。2位フィニッシュは本当に嬉しい。Ducatiにとっても嬉しいリザルトだ。レースクルーはもちろん、ボルゴパニガーレのエンジニアやテクニシャンにも感謝したい。」

■チャズ・デイビス(Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 18位、3位
「ウェットで表彰台を獲得できた意味は大きい。自分自身、スーパーバイクだけでなく、スーパースポーツでも雨の中で表彰台には立ったことはなかった。ダビデも一緒に表彰台に上ったことは、Ducatiにとって大きい。レース1では、マシンフィールがしっくり来なかったが、徐々に良くなった。しかし、レオン(ハスラム)と接触してしまった。あれはレーシングアクシデントだ。僕がややアウトにはらんでしまって、彼はそこを突いてきた。レース2がドライのままと踏んでいくつかマシンに変更を加えた。結局はウェットだったが、その変更が功を奏した。ペースを掴むのにちょっと手間取ったものの、それも大きな問題ではなかった。アプリリアがクラッシュしてからは、全力で走って表彰台を確定させようとした。ファイナルラップは面白かった。限界で走行した甲斐あって、ファステストをマークすることができた。この勢いを維持したまま、ラグナセカを迎えられる。」

■アーネスト・マリネッリ(Ducatiスーパーバイク・プロジェクト・ディレクター)
「2台揃っての表彰台は本当に嬉しい。2012年以来の快挙だ。いつも我々を信じてくれるドゥカティスタに素晴らしいプレゼントができた。ダブル表彰台は、我々の成長の証しであり、ライダーやスタッフのハードワークに報いる結果でもある。今週末は、ECUソフトウェアを含めて、複数の新コンポーネントを採用した。すべてが期待どおりに機能したうえ、チャズとダビデもその効果に手応えを感じていた。開発チームとテストライダーのマッテオ・バイオッコの仕事が適切であることの証明だ。今回のリザルトは心理的にも大きいうえ、貴重なデータも多数収集することができた。今まで以上の自信とともに、来週のラグナセカを戦えるだろう。」

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