[HONDA]WMX Rd.12 決勝 ナグルがレース2で3位に入り、総合4位。MX2ではガイザーが表彰台登壇

FIMモトクロス世界選手権全17戦シリーズの第12戦スウェーデンGPがウッデバラで開催され、Team HRCのマキシミリアン・ナグルがMXGPクラスで総合4位に入賞しました。さらに、MX2ではTeam Gariboldi所属のスロベニア人ライダー、ティム・ガイザーがCRF250RWを総合3位に導き、今シーズン3度目となる表彰台登壇を果たしました。

イエテボリの70km北に位置し、タイトなレイアウトで知られるウッデバラには、2万1000人の観客が集まり、初夏の日光浴とともにレースを楽しみました。ウッデバラのコースレイアウトは、昨年から大幅な変更が加えられたにもかかわらず、抜きにくさは相変わらずで、上位のラップタイムにはあまり差が出ませんでした。

コースの改修によって、スターティングゲート位置とジャンプ配置の変更や、1コーナーの拡張など、多くの変化が生まれました。しかし、元来の石の多さによって、路面は不安定で滑りやすくなっていました。幸いにも降雨の影響はなく、部分的には掘れてひどくラフな路面もありましたが、ワダチやバンプの数が少なく、技術的な難易度は高くありませんでした。

2週間前、手首の負傷から劇的なカムバックを果たしたナグルは、以前にも増して練習とCRF450RWの準備に集中することができました。レース1では、スタートでの出遅れによってトップ10圏外から何台もかわして追い上げ。ダビド・フィリッパーツ(ヤマハ)を相手に数周のバトルを繰り広げましたが、その後は単独9位に定着しました。レース2では、スタートとコースの感触もよく、ケビン・ストリボス(スズキ)に次ぐ3位でフィニッシュ。32ポイントを得て、ナグルは今大会の総合4位に入賞しました。MXGPの総合ランキングでは1つ浮上し、7位となっています。

MXGPクラスの優勝は、通算70勝を達成したアントニオ・カイローリ(KTM)で、2位にジェレミー・バン・ホービーク(ヤマハ)、3位ケビン・ストリボス(スズキ)が表彰台に登壇しました。

MX2クラスで今季3度目の表彰台登壇を果たしたガイザーは、MX2ランキング6位をキープ。レース1では、ワダチを越えてCRF250RWを操り、最適なトラクションを得るためにラインを駆使して、ロマン・フェーバ(ハスクバーナ)を猛追撃。フェーバのミスを誘って2位に入りました。レース2では、スタートで出遅れたものの、トップ10後半の5台を相手に猛烈なバトルを演じた末に6位。30分プラス2周のレースで粘り強い戦いをみせ、今季3個目となるトロフィーを手にしました。チームメートの山本鯨は背中の負傷から復帰し、MX2クラスのレース2で18位に入賞し、3ポイントを獲得しました。

MX2クラスの優勝はジェフリー・ハーリングス(KTM)。2位にジョルディ・ティクシー(KTM)が続きました。

第13戦のフィンランドGPは、コース幅の狭いサンドコースとして知られるヒュヴィンカーで1週間後に開催されます。

コメント
■マキシミリアン・ナグル(MXGP 9位/3位 総合4位)
「今週末はずっとこのコースを攻略できなくて悩んでいました。路面は今季第4戦の会場だったアルコ・ディ・トレントに似ていて、さらに小さなワダチがありました。土曜日に比べたら、今日の方がいい状況でした。レース1ではスタートに失敗し、抜くのは簡単ではありませんでしたが、ずいぶん順位をばん回しました。

レース2に備えて、マシンのセッティングを少し変更したら効果があり、序盤からトップグループに入れました。ずっとジェレミー・バン・ホービークと同じペースで、後ろに付けていましたが、自分に疲れが出て少し離されました。ケビン・ストリボスに厳しくマークされたのですが、彼のようなライダーは、とんでもない抜き方をしてこないので、自分のラインをキープすることが可能です。そこで状況を変えて逃げきり、3位を確保できたのがよかったです」

■ティム・ガイザー(MX2 2位/6位 総合2位)
「すばらしいGPでした。また表彰台に立つことができてうれしいです。レース1ではとてもいいペースで大事な追い抜きに成功し、7番手から2位まで浮上することができました。レース2ではスタートがよかったものの、1コーナーで少し膨らみすぎてポジションを失いました。5番手争いに全力を尽くしたのですが、あとわずかのところで及びませんでした。これからのレースでは、できるだけトップに近いところにいられるように努力したいです。ランキング5位に近づいていると思います」

関連記事

編集部おすすめ

  1. 鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会は、鈴鹿市役所 1階の『モータースポーツ振興コーナー』…
  2. 生活の可能性が拡がる喜びを提供 Hondaのナイジェリアにおける二輪車生産販売子会社「ホン…
  3. オートバイパーツ・用品の販売を全国展開する2りんかんは、バイク乗りコスプレイヤーの「美環(み…
  4. ボッシュが形づくる二輪車の未来 ボッシュは、自社のモーターサイクル&パワースポーツ事業が、…
ページ上部へ戻る