映画とバイク

この原稿を書いている今も雨がシトシト降っています。いつになったらカラッと晴れてくれるのでしょう……。そんな日は気分を変えて、映画でもいかが。

実は私、バイクと同じぐらい映画が好きで、何かイヤなことがあると映画の世界に逃避するクセがあります(笑)。ジャンルはシリアスな社会派から年甲斐もなくロマンスや冒険活劇、SFなども大好きです。中でもバイクが出てくるアクションものはやはり外せなく、ついつい映画館に足を運んでしまいます。

ちょっと前になりますが、お気に入りの1本が「オブリビオン」。トム・クルーズ主演のSFスリラーですが、まず映像美が素晴らしい。人がいなくなり荒廃した未来の地球が舞台なのですが、圧倒的なスケールでその孤独で美しい世界感を描いています。そこに、どこか影のある人物として登場したトム様が、廃墟と化した砂漠の中をオフロードバイクで突っ走っていきます。このシーンはかぶりつきで見ましたが、けっこうな速度で段差をジャンプしたりしています! しかもノーヘルで。

これはスタントマンに違いない、と思いつつも気になっていたので、後日DVDを借りて入念にチェックしてみました。ラッキーなことに特典映像に問題のシーンの舞台裏が公開されていました、がなんと、トム様ご本人がやってらっしゃるではないですか! しかも、ジャンプに失敗して頭から地面に突っ込むNGシーンまで活写されていました。でも、さすがはハリウッドスター。顔だけはうまく避けて、転がっています(笑)。トム様は他の作品でもスタントマンは極力使わないと聞いていましたが、いやー驚きました。その役者根性、あっぱれですね。同じアラフィフ世代として、素直にカッコいいと思います。

私の場合、バイクとの出会いも映画からでしたが、やはり”カッコよくなりたい”がバイクに乗り始めた動機だったと記憶しています。若者のバイク離れが言われて久しいですが、もしかしたらバイクのカッコよさがメッセージとして十分届いていないのかもしれません。それをどう伝えていくかがこれからの課題かもしれませんね。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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