3輪コミューター「トリシティ」がついに日本デビュー!

ヤマハ初の市販マルチホイールモデル、「TRICITY (トリシティ)MW125」(TRICITY 125)が9月10日より発売される。
これは“ニュースタンダード シティコミューター”のコンセプトのもとLMW(リーニング・マルチ・ホイール)製品の第1弾として開発され、今年4月から海外で先行発売されていたものが、ついに国内デビューとなる。LMWとは「モーターサイクルのように車体を傾けて旋回する3輪以上の車両」とヤマハが位置付ける新しいモビリティのこと。フロント2輪の3輪モデルは国内メーカーとしては初となる。

ヤマハによると、TRICITY 125はオートマチック機構を搭載し、「1)軽快でスポーティなハンドリングと安定感の両立による新しい楽しさ、2)さまざまな路面状況で快適な乗り心地、3)シティコミューターとしての高い利便性、4)パワフルで経済的な水冷125ccYMJET-FIエンジン、5)フロント二輪の特徴を活かした先進的かつ親しみやすい個性的デザイン」などが特徴となっている。

注目すべきは、やはりLMW機構だろう。旋回時にフロント二輪が車体と同調して傾斜することで、軽快でスポーティなハンドリングと安定感を実現している。構造的には「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」から成り、リーンさせる機能と、左右サスペンション機能を独立させることで、余裕のバンク角とハンドルきれ角を確保。加えて、荒れた路面などでの高いギャップ吸収性と優れた乗り心地に貢献している。

また、乗降しやすいステップスルーのフラットフットボードやフルフェイスヘルメットも収納可能な大容量のシート下スペースを設けるなど、シティコミューターとしての高い利便性も特徴となっている。生産をタイのグループ会社で行うことでコストダウンを図り、本体価格を同クラスの2輪スクーターと同等レベルの33万円に設定できたことも大いに魅力だ。

今回の国内デビューに際し、CMキャラクターにタレントの大島優子を起用するなど、ヤマハとしては若者や女性を新たなユーザー層として取り込むのが狙い。今後は排気量の大きい上位機種の展開も計画中とのことで、2017年までには3〜4車種を追加し、世界全体で10万台規模のセールスを見込む。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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【新車】ヤマハ、リーニング・マルチ・ホイールの第1弾 「TRICITY MW125」日本仕様を新発売

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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