[BRIDGESTONE]JRR Rd.4 J-GP3 全日本2年目、16歳の水野涼が全日本初優勝!

■開催場所 : スポーツランドSUGO
■開催日 : 6月28日〜6月29日

山田誓己(ブリヂストン)がトップランカーとして迎えた第4戦SUGOラウンド。週末に向けて天候が崩れる予報が出される中、金曜日の合同走行はドライコンディションで行なわれた。トップタイムで終えたのは山田。ディフェンディングチャンピオンとしてゼッケン1番をつける山田は、唯一人1分35秒前半のタイム、1分35秒212でライバルたちを圧倒する。

予選が行なわれた土曜日は朝から雨模様。J-GP3クラスの予選セウェットパッチが残っていた。セッションが進むと同時に路面コンディションは改善されていく。その中で山田と大久保光(DL)のタイムアタック合戦が繰り広げられる。その結果、ポールポジションは大久保に譲った山田は2番手グリッド。また、3番手に15歳になったばかりの若手、伊達悠太(ブリヂストン)が入り、初フロントロウを獲得した。また、岩戸亮介(ブリヂストン)が5番手、水野涼(ブリヂストン)が6番手と、ブリヂストンユーザーの若手が2列目までのトップ6台のうち4台を占めた。

決勝日も予報どおり雨で始まる。しかし朝のフリー走行が始まるころには徐々に雨量が少なくなった。決勝スタートまでには雨はいったん上がった。しかし路面は完全なウェット状態。ウェット宣言が出され、レース周回数も20周から18周に減算された。

ウオームアップラップで山田が転倒。すぐにコース復帰するが、オフィシャル車の後ろからグリッドに向かったことで、レギュレーションによって最後尾グリッドからスタートという大波乱から決勝が始まった。オープニングラップでトップに浮上した水野。すぐに後続を引き離してトップ独走状態に持ち込む。背後では岩戸が2番手単独走行を開始。その岩戸を追いかけ、4周目に岩戸から2番手を奪ったのは宇井陽一(DL)。

7周目に周回ごとに追い上げた菊池寛幸(ブリヂストン)が3番手浮上。菊池はさらにペースを上げると9周目には宇井を捕えて2番手浮上。しかし菊池は翌10周目に痛恨の転倒を喫してしまう。これで水野、宇井、岩戸のトップ3台がそれぞれ単独走行に。後方では鳥羽海渡(ブリヂストン)を先頭に、最後尾から追い上げてきた山田、北見剣(ブリヂストン)、作本輝介(ブリヂストン)が4位争い集団を形成する。

急に大粒の雨に襲われたかと思うと、次の瞬間には薄日が差し始める。天候に翻弄されながら、レース終盤に向けて3番手の岩戸が徐々に後方集団に飲み込まれ、15周目には鳥羽が3番手に浮上。鳥羽はペースを上げて集団から抜け出すが、2番手の宇井はすでに8秒もの彼方。

後方で起こったさまざまな波乱を尻目に最後までトップを快走した水野。そのまま全日本初優勝を独走で飾った。鳥羽も最後は後続に3秒もの大差を築いて3位表彰台を獲得。また、最後尾グリッドからのスタートを余儀なくされた山田は、一時5番手まで追い上げたがラスト2周でマシントラブルを抱えてペースを上げられず、8位でゴールした。

■水野涼選手(予選6位・決勝優勝)
「レインコンディションは小さいころから得意でした。路面を全面張り替えたSUGOでは、朝のフリー走行のときに初めてレインタイヤを装着しました。最初は様子見のつもりで走り出したら、すぐにタイムが出ました。全日本初優勝はうれしいのですが、まだ実感がありません。ドライコンディションでは優勝できていないし、今回は山田誓己選手がウオームアップラップで転倒という中でのレースだったので、次はドライで正々堂々と戦って優勝できるように頑張りたいです」

■山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「今日は雨で難しいコンディションとなりましたが、水野選手が全日本初優勝を飾りました。水野選手とチームの皆様にお祝い申し上げます。今日はウェットタイヤのソフトコンパウンドを装着してのレースでしたが、上位10人のうち8人がブリヂストン装着車。ブリヂストンレインタイヤが安定した性能を発揮できたことと、アジア・タレントカップに参戦しているライダー二人が表彰台に立てたことを、非常にうれしく思います」

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