[BRIDGESTONE]JRR Rd.4 JSB1000 大荒れのレースを高橋巧が2位で終えてランキングトップを死守

■開催場所 : スポーツランドSUGO
■開催日 : 6月28日〜6月29日

昨年から始まった全日本SUGOのセミ耐久。今年は120マイル(52周、約194キロ)と距離も伸びた。参戦ライダーは一人でも二人でもOKというレギュレーション。ほとんどのチームが一人体制で臨む中、TOHO Racing with MORIWAKI(ブリヂストン)は鈴鹿8耐でもコンビを組む山口辰也と國川浩道が二人体制で参戦。

予選は1時間の計時予選。1チームで2台が同時にコースインすることは禁止され、TOHO Racing with MORIWAKIは一人ずつタイムアタック。一人で120マイルを走るライダーは、セッティング調整やタイヤ選択などにも予選時間を使える好条件。とはいえ、雨が強まったり弱まったりと、コンディションは厳しい。セッション残り5分でし烈なタイムアタック合戦が始まった。中須賀克行(ブリヂストン)、野左根航汰(ブリヂストン)、柳川明(ブリヂストン)が次々にリーダーボードのトップに立つ。最後は中須賀が唯一人1分36秒台をマークしてポールポジションを獲得。以下、柳川、高橋巧(ブリヂストン)、津田拓也(ブリヂストン)、野左根と続いた。

決勝日は朝から雨。JSB1000クラスの決勝が始まる直前には雨も風も強まり、さらには雷鳴までとどろいた。スタートはディレイ。約3時間遅れ、周回数も52周から40周に減算されて15時53分にル・マン式スタートが切られた。

ホールショットを奪ったのは加賀山就臣(DL)。中須賀、柳川、高橋、山口辰也(ブリヂストン)と続き、この5台でトップ集団が形成される。2周目に中須賀を捕えた柳川が3周目にトップ浮上と大躍進。逆に5周目にセカンド集団をリードしていた野左根、山口が転倒と後退してしまう。
6周目に加賀山を捕えて2番手に浮上した中須賀が、8周目に柳川をも捕えてトップに躍り出た。2番手に後退した柳川は、加賀山、高橋と三つ巴の2位争いを開始する。

13周目。柳川が転倒して戦線離脱してしまう。

レース後半に入り、加賀山と高橋がペースアップ。中須賀の背後に迫り、接近戦に持ち込む。しかし高橋は小さなミスでトップ争いから離され、単独3番手走行を開始。加賀山と中須賀の一騎打ちが始まる。

トップの中須賀は33周を終了したところで給油のためにピットイン。しかし同時にコース上にオイルがまかれてコースインしたセーフティカーに足止めを食らった中須賀は、6番手でレース復帰。セーフティカーが導入されたまま周回が進んだため、ポジションキープを余儀なくされ、そのまま6番手で周回を重ねる。しかしコース上のオイル量が多かったため、セーフティーカー導入のまま35周でレースは赤旗となり、そのままレース成立となってしまった。これで加賀山が優勝、高橋は2位、3位表彰台を津田が獲得となった。

コメント
■高橋巧選手(予選3位・決勝2位)
「ブリヂストンのレインタイヤはフィーリングがよく、レース序盤から自分で思っている以上にペースを上げることができました。路面はスタート時よりも徐々にたまった雨水の量が減っていく状態だったので、レース後半は無理をしないように、シリーズポイントを考えてポジションキープに切り替えました。中須賀選手のピットインもあっての2位という結果は悔しいですが、シーズンを考えると今日はこれで良しとしたいです」

■山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「今日は天候不順により決勝レースのスタートが大幅ディレイとなり、周回数も40周に短縮したことで、チーム戦略の面でもいろいろあったと思います。ブリヂストンユーザーたちはウェットのソフトコンパウンドを装着しました。よく作動したと思います。レース終盤にセーフティカーが入ったことで明暗が分かれ、それまでトップを走っていた中須賀選手にとっては不運な結果となってしまいました。高橋選手は2位でゴールしてランキングトップの座を守りました。シーズン後半戦に向け、我々も引き続き全力でサポートしていきます」

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