ゲリラ豪雨

最近は天気が不安定ですね。東京でも雹が積もるほど降ったり、ゲリラ豪雨で被害が出たりしています。私もつい先日、都内近郊で物凄い雷雨に見舞われました。クルマを運転中だったのですが、ポツリときたと思ったらものの数分でカミナリがゴロゴロ、幹線道路が完全に水没していました。その日のTVニュースにも取り上げられていましたが、クルマの中にいてもちょっと恐怖を感じるほどでした。これがバイクだったらと思うと……。

さて、雨の日にまず大事なのは視界の確保でしょう。雨天では、ヘルメットのシールドが外気温との温度差によって曇りがちです。昔ながらの曇り止めスプレーや呼気を下向きに吐くなどの工夫もありますが、一番確実なのは「ピンロックシート」付きのシールドを装着することです。また、特にこの時期は天気予報が晴れでも、レインウエアは常に持参するぐらいの周到さが必要でしょう。そして、”降られる前に着る”のが基本です。一番コワいのが落雷。クルマの場合は、カミナリが落ちても車体を通じて路面に放電されていきますが、金属の囲いのないバイクではライダーに直撃です。万が一のリスクを避けるためにも、雷が近いときはバイクを降りて近くの建物の中に避難すべきですね。

ライディングの面ではまず、「急」のつく操作をしない。急加速、急ブレーキ、急な倒し込みをしないことです。加えて、コーナーでもバンク角を普段より浅めにすること。最近ではハイグリップ系タイヤのウェット性能もかなり向上していて、溝がないエッジ近くの部分を使って走ってもある程度まではグリップしてくれます。ただし、ドライに比べれば当然、グリップ限界は低くなりますので、そこはほどほどに。

ともあれ、雨天ではムリをしないに限ります。最近はネット上で精度の高いピンポイント予報も出ていますので、こうした情報を活用してリスクヘッジするのが賢い対処法と言えるかもしれませんね。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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