[Kawasaki]SBK Rd.7 サイクスが今季3回目のダブルウィン!

■ 2014年 スーパーバイク世界選手権第7戦イタリア大会
■ 開催日:2014年6月22日(日)
■ サーキット名:ミサノ・サーキット(4.226 km)

サイクスが今季3回目のダブルウィン!バズも両レースで2位を獲得し、Kawasaki Racing Team がイギリス大会以来の1-2フィニッシュを達成!!

第7戦イタリア・ミサノ大会が、6月20日から22日までの3日間、アドリア海に面したミサノ・サーキットで開催された。2012年までは「サンマリノ大会」として行われていたが、2年ぶりにスーパーバイク世界選手権の舞台として復活した今年は「イタリア・ミサノ」大会として開催された。

▼レポート
前戦マレーシア大会で転倒リタイヤ&3位という結果に終わったサイクス(Kawasaki Racing Team)は、得意とするミサノで2戦ぶりの優勝に闘志を燃やした。フリー走行では常にトップタイムを争い、予選では第2戦スペイン大会以来、5戦ぶり今季2回目、ミサノでは2011年、12年に続き3度目のポールポジションを獲得した。タイムもコーサー(BMW)が2010年に記録した1分35秒001のサーキットベストタイムを塗り替える1分34秒883をマーク。サイクスとNinja ZX‐10Rのコンビは、ミサノに集まったファンを魅了した。

今大会は、連日30℃前後の猛暑。タイヤにもライダーにも厳しい条件となったが、トップグリッドからスタートを切ったサイクスは、両レースともに素晴らしいラップを刻み、第2戦スペイン大会、第5戦イギリス大会に続き、今回3回目の完全Vを果たした。

第1レースはホールショットを奪うと、チームメートのバズ(Kawasaki Racing Team)を従えて、グイグイとペースを上げた。レース前半には、2012年にチェカ(ドゥカティ)が記録した1分36秒080のレコードタイムを塗り変える1分35秒台の快速ラップを連発、5周目には1分35秒629のニューレコードを樹立してライバルを圧倒した。

第2レースは、ジャンプスタートを切ったジュリアーノ(ドゥカティ)が3ラップ目までトップを走るが、ライドスルーペナルティのためトップグループから姿を消した後はサイクスがトップを快走。第1レース同様、チームメートのバズを従えNinja ZX-10Rの1‐2体制となり、2位以下に大量リードを築いての独走優勝となった。

一方のバズは、第1レース終盤にメランドリ(アプリリア)の追撃を受けるもこれをかわし、2位をしっかりとキープした。第2レースも同様にレース終盤にメランドリ、ギュントーリ(アプリリア)とし烈な2位争いになり、何度もポジションを入れ替える激しい戦いとなったが、このレースもしっかりと2位でフィニッシュ。今季6回目と7回目の表彰台を獲得した。

7戦14レースを終えて、サイクスは251点で総合首位。ギュントーリが39点差の総合2位。今大会両レースで2位のバズは、ギュントーリに2点差の総合3位へと浮上。2人とも良い状態でシリーズは後半戦へと折り返すことになった。

またEVOクラスは、予選13位から決勝に挑んだサロム(Kawasaki Racing Team)が、第1レース11位、第2レース10位になり、両レースともにEVOクラスのトップでフィニッシュした。その他のKawasaki勢は、ルッソ(Team Pedercini)が第2レースで14位、アンドレオッジ(Team Pedercini)が第2レースで15位だった。

併催のスーパースポーツ世界選手権(WSS)は、予選8番手から決勝に挑んだヤコブセン(Kawasaki Intermoto Ponyexpres)が初表彰台獲得となる3位。予選4位のソフォーグル(Kawasaki Mahi Racing Team India)が4位でフィニッシュした。以下、タンブリーニ(San Carlo Puccetti Racing)が5位、マリーノ(Kawasaki Intermoto Ponyexpres)が7位、ロルフォ(Team GO Eleven)が10位と、トップ10にNinja ZX-6R勢が5台名前を連ねた。

コメント
■トム・サイクス(1位/1位)のコメント
「両レースで優勝することが出来て、とてもうれしい。そして、今日のこの結果に驚いている。正直なところ、他のチームに対して、これほどアドバンテージを築けるとは思ってもみなかった。第1レースは予想していたプラン通りのレースが出来た。今大会は、ある程度限界は分かっていたし、何が問題なのかも伝えてあった。それを理解した状態で、決勝に向けて多くの仕事をこなしてきたし、Ninja ZX-10Rにベストなチューニングとセットアップを見つけることができた。このマシンの仕上がりが良かったから、最後は自分がすべきことをしただけのこと。それが結果につながり本当にうれしい。今日は、スタートしてからラップタイムも驚くほど良かったし、それをキープできたことにも驚いている。フロントもリアもたくさんスライドしていたが、バイクからのフィードバックは素晴らしかった。細かいリクエストに応えてくれたメカニックたちに心から感謝したい。第2レースはバイクがさらに動くようになり、さらに難しくなったが、何とかカバーすることが出来た。最後の最後まで集中をキープしなければならなかったが、第1レースよりはリラックスしていたように思う」

■ロリス・バズ(2位/2位)のコメント
「今日は両レースともに、トムのペースが速くて、だれも付いていけなかった。スタートから10ラップまではなんとかついて行けたが、その後、彼はさらにペースを上げたように見えた。何とかついていってラスト2,3周でペースをあげようと思ったが、1分35秒台というニューレコードを樹立する今日のトムの走りは別次元のものだった。第2レースではトムは最初から速かった。メランドリが僕の後ろにいて、抜こうとしているのは分かったし、そういう彼を相手にポジションをキープできてうれしかった。彼は経験を積んできたライダーだから、自分がミスらしいミスをせず、彼に抜かれなかったということでは、自分のベストレースだったかも知れない。自分の今シーズン初優勝も近いのではないかと思うし、次戦ポルティマオが待ち遠しいよ」

■デビッド・サロム(11位/10位)のコメント
「今大会も、両レースともにEVOクラスで勝利したが、とても厳しいものだった。第1レースはパーフェクトと言ってもいいほどのレースが出来た。スタートは良かったし、前にいたカネパ(ドゥカティ)をパスしてからプッシュすることも出来たし、アドバンテージも築けた。第2レースはどのライダーも強くて速くて、さらに難しい戦いになったが、良い戦いができたと思う。今日はカワサキにとって良い日で終えられたし、チャンピオンシップでもより多くのポイントを獲得できて良かった」

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