[SUZUKI]WMX Rd.11 クレメン・デサールが会心の走りで総合優勝、ケビン・ストライボスも第2レース2位でスズキがワンツー フィニッシュ!

2014MX-GP(FIMモトクロス世界選手権)シリーズ第11戦ドイツGPは、6月21〜22日にドイツ・トイッツェンタールのタルケッセルサーキットで開催され、ロックスターエナジースズキでワークスマシンRM-Z450を駆るクレメン・デサールが、第1レース2位、第2レース1位を獲得、今季4度目の総合優勝を果たした。トイッツェンタール特有のテクニカルなギャップやわだちを完全攻略しての勝利だった。

タルケッセルサーキットは今回で2回目のFIM MXGP開催を迎え、決勝日は風の強い快晴のもと、およそ3万1000人のファンが詰めかけた。第2レースはデサール1位、ストライボス2位となるスズキのワンツーフィニッシュで、両ライダーはスズキの強さとモトクロスの魅力をファンの前で存分にアピールした。

コースは、昨年9月の第67回モトクロス・オブ・ネイションズの開催後に大幅な改修と補修がおこなわれ、ドイツGPに相応しい会場として整備された。若干短くなったコースは黒土の路面で、適度なアップダウンと逆バンクコーナーが特徴となっている。

決勝前日の予選レースでは、ストライボスが今シーズン3度目となる1位通過で決勝ポールポジションを獲得し、好調をアピールした。またデサールも、昨年のモトクロス・オブ・ネイションズでベルギーチームの優勝に貢献したコースとあって、30分プラス2周の決勝2レースに向けて気合は充分。先週のイタリアGPでは転倒で左手首を負傷したデサールだったが、怪我の影響を感じさせない走りで第1レースはスタートから2番手に出ると、9ラップ目にはレースベストラップを叩き出し、最後はトップのM・ナグル(ホンダ)の後方1.3秒まで迫り2位フィニッシュを果たした。続く第2レースでは、スタート後の第3コーナーでトップに立つと圧倒的なスピードで最後までトップをキープした。デサールの優勝は今シーズン7度目、また第7戦以降の5大会10レース中で計6回のレースを制する活躍を見せている。

チームメイトのストライボスも大健闘した。決勝レースも予選同様のレース運びでトップを狙いたいストライボスは、第1レースでV・テイレ(カワサキ)との激しい7位争いに競り勝ったが、それ以上の追い上げは叶わず7位フィニッシュ。第2レースはスタート後6番手から1台ずつ追い上げ、レース中盤で2番手に浮上すると、トップのデサールに続いてスズキのワンツーフィニッシュを決めた。これによりストライボスは、総合3位に2ポイントの僅差で総合4位を獲得した。

今大会を終えて、デサールのシリーズポイントは452ポイントで現在ランキング2位、トップのA・カイローリ(KTM)には25ポイント差と迫っている。ストライボスはランキング4位におり、5位のS・シンプソン(KTM)には108ポイントのアドバンテージをキープしている。

MXGP第12戦スウェーデンGPは7月6日、続いて第13戦フィンランドGPは7月13日に開催。ロックスターエナジースズキは、先週のイタリアGPからドイツGPと続いた激戦を消化し、7月の3大会へ向け準備に入る。そして8月には、チームの地元であるベルギーGPも控えている。

また、併催されたEMX125クラスレースでは、ロックスターエナジー・スズキ・ヨーロッパチームのブライアン・シュー(RM125、ドイツ、16歳)が第1レース、第2レース共に1位で、完全優勝を遂げた。

コメント
■クレメン・デサール(第1レース/2位 第2レース/1位 総合1位)
「前回のイタリアGPでは怪我もあって思うような結果が出せなかったが、今回はかなり良い走りができた。今週の水曜までは手首が痛くて思うように乗り込むことができなかったが、第1レースでようやく調子が出てきた感じだった。決勝ではことさらスタートが重要になるが、そこで上手く出ることができた。しかしマックス(ナグル)がとても速くて、頑張って接近したもののパスすることはできなかった。第2レースはとにかくスタートからトップに出ないと勝てないと思い、頑張った。最初からトップに立てたので自分の走りに集中でき、ラスト10分までは後ろのライダーも気にならず、少しリラックスして走ることもできた。ここの路面はグリップの良い場所と悪い場所がはっきりしていて本当に特徴があるが、満足のいくレース内容でドイツGPを勝てたことは本当に嬉しい。今後のレースも確実にポイントを取っていきたい。トップとの差は25ポイントだって?25ポイントといえばわずか1レース分のポイントだし、まだGPは6戦残っている。」

■ケビン・ストライボス(第1レース/7位 第2レース/2位 総合4位)
「決して悪い結果ではないが、総合順位でポディウムを逃したのは悔しい。第1レースもスタートは良かったのだが、第1コーナーで誰かが当たってきて、さらに転倒したジェイク(ニコルズ)にぶつかってしまった。それが原因で3台くらいに抜かれ、走りの調子は良かったのでそこから追い上げていって、さらに前にいたシンプソンをパスしようと頑張ったが腕上がりになってそれ以上は無理だった。第2レースは、第1レースよりもスタートが上手くいき、思い通りのライン取りもできて順調に前のライダーをパスしていった。スピードも出ていたので優勝も狙える展開だったが、やはり課題は腕上がりで、何か対策を考えなければならない。それでも今日の第2レースでとても良い感触をつかめたので、次のレースでも攻めの走りをしたい。」

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