[HONDA]CEV Rd.4 決勝 尾野弘樹が3位/2位と両レースで表彰台に登壇

FIM CEVレプソルインターナショナル選手権の第4戦が、6月20日(金)〜22日(日)にスペインのカタルニア・サーキットで開催されました。今大会のMoto3クラスは2レース開催。アジア・ドリーム・カップの2013年チャンピオンでHonda Team Asiaから参戦する尾野弘樹は、レース1で前戦に続く3位入賞を果たすと、レース2では自己ベストとなる2位に入賞。両レースともに表彰台に上り、4戦連続のポディウム獲得となりました。

快晴の土曜日に行われた予選1回目は、朝から日差しが強く降り注ぐ中でスタートしました。今大会の予選は、2組にグループ分けされて行われました。A組に入った尾野は、前日から車体のセットアップを少し変えて走行を開始。4周目にはベストタイムを更新し、セットアップの確認ができました。残り10分間となったところで前後タイヤを交換し、タイムアタックに突入。11周目に1分50秒台に入れ、その次の周でベストタイムとなる1分50秒563を記録し、A組2番手で1回目を終えました。

午後に行われた予選2回目の走行は、午前より路面温度が上がり、タフなコンディションになりました。ほかのライダーもタイムの上がり方が悪く、路面温度が重要なセッションでしたが、その対策をしたサスペンションセッティングをトライし、傾向を確認してアタックへ。尾野は16周を走行し、1分51秒369でA組で1番手、総合3番手で予選を終えました。

そして迎えた日曜日の決勝レース1。前戦で課題だったスタートは、練習のかいもあって、まずまずうまくいき、1周目でポジションを落とすことなく、3番手をキープ。しかし、トップとは0.5秒の差があり、厳しい序盤となります。2番手をめぐるバトルは、レース中盤で3台の争いになり、特にゼッケン9番のホルヘ・ナバーロとのバトルは、終盤にかけてし烈さを増しました。6周目から最終ラップまで2番手を死守しましたが、最終ラップ9コーナーのブレーキングで抜かれ、3番手にポジションダウン。最終コーナーのチェッカーラインまで抜き返しにかけ、ナバーロと並んでチェッカーを受けました。ゴール直後は2位入賞と表示されましたが、写真判定が行われ、0.001秒差で及ばず3位入賞となりました。

セットアップを少しアジャストして臨んだレース2は、スタートをしっかりと決め、1周目をトップで通過。しかし、3周目にファビオ・カルタラーロがトップを奪い返し、さらに引き離しにかかります。それを追う10台の2番手集団が激しいバトルとなったため、タイムが上がらずにトップを逃がす形になりました。12周目まで続いた2番手争いでは、尾野が少し抜け出す形に。13ラップ目に入ると、ともに抜け出したナバーロとの一騎打ちとなります。レース1の再現のようになった最終ラップ、尾野は9コーナーの進入でインを締めて対応。マシンが振られましたが、なんとか抑えきり、CEVでの自己ベストとなる2位でチェッカーを受けました。

■コメント
藤沢裕一|CEVレプソルインターナショナル選手権 Honda Team Asia監督
「カタルニアの攻略を進めるために、車体の設定をテストから見直したことが大きい前進を生み、初日からテストで出したベストタイムを大きく更新することができました。予選で出したタイムは、1週間前に行われた世界選手権Moto3クラスの予選でフロントローに並べるほどで、尾野は順調な滑り出しをみせました。
CEVでは初のフロントローからスタートしたレースでは、前戦で課題となったスタートでの出遅れを克服するための練習が功を奏しましたが、2レースともにトップには離されました。しかし、トップとのタイム差は、少しずつですが詰まってきており、前進しています。
なんとか2レースとも表彰台に上れたという結果は、チャンピオンシップを戦う中でよかったと思います。ただ、目標とする優勝のためには、まだまだ作業を進めなくてはいけません。引き続き、勝つための作業をライダーと一緒に進めていきます」

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