[SUZUKI]SBK Rd.7 ユージン・ラバティが負傷にもかかわらず第2レース7位と健闘

6月22日、イタリアミサノのマルコ・シモンチェリサーキットで開催された2014eni FIM世界スーパーバイク選手権シリーズ第7戦で、ボルトコム クレセント スズキのユージン・ラバティが負傷した足の痛みをこらえながら力走、第2レースで7位に入る健闘を見せた。第1レースは負傷の影響があり9位となったものの、ラバティは第2レースを棄権することなく、スタート直後は周囲のライバル達に囲まれ10番手争いを展開したが、その後7位まで順位を上げ、価値ある9ポイントを獲得した。

決勝第1レースでのラバティは、ヨシムラによってエンジンチューンされたスズキGSX-R1000と共に17ラップ目でベストラップをマークし、9位でフィニッシュ。負傷している右足をかばうようにしながら慎重にスタートしたラバティは、オープニングラップのペースが上がらずリタイアも視野に入れる状況だったが諦めない粘り強い走りを披露、最後はD・ジュリアーノ(ドゥカティ)のすぐ後方に迫り、この日のスタートグリッドと同じ9番手でフィニッシュした。

チームメイトのアレックス・ローズも好調な走りで、第1レースは9ラップ目に1分36秒621の好タイムをマークすると、J・レイ(ホンダ)の後方に迫り8番手争いに加わった。しかしながら13ラップ目の第5コーナーで無念の転倒を喫し、DNFとなった。第2レースはスタートでタイミングが合わず11番手につけるが、その後GSX-R1000と共に安定したペースで順位を上げ、やがて5番手争いに加わるまで追い上げ、その後14ラップ目にはラバティの後方から8位でフィニッシュ、8ポイントを獲得した。

決勝日は曇り空の天候にもかかわらず、第1レースでは気温29度、路面温度は38度、さらに晴天となった午後には路面温度が最高44度まで上昇する中、T・サイクス(カワサキ)が両レースを制し、さらにそのチームメイトのD・サロムがEVOクラスのトップとなった。

ボルトコム クレセント スズキはこの後、6月27日から29日に開催されるGoodwoodFestivalSpeedに参戦し、7月6日にポルトガルオのポルティマオでおこなわれるWSB第8戦へ向けて準備をおこなう。

コメント
■アレックス・ローズ(第1レース/DNF 第2レース/8位)
「第1レースは調子が良かったのに自分のミスが原因で、悔いの残る内容になりました。第2レースは頑張って8位になり、そうは言っても決して満足はしていませんが、自分がこのサーキットでWSBレースを走るのは初めてということもあり、あれが精一杯でした。気温や路面温度が高い中でのレース経験をもっと積まなくてはと思います。様々な状況でのマシンセッティングについてもさらに詰めていかなくてはなりません。次のポルトガルは、シーズン前にテストをして良い感触がつかめているので、上手くセッティングを合わせて良い結果が出せるように頑張ります。」

■ユージン・ラバティ(第1レース/9位 第2レース/7位)
「厳しいレースでした。第1レースは、スタート後の数ラップは第5コーナーのコーナーリングで足に力を入れるたびに骨がガクガクと鳴るような違和感を感じていました。痛みもあり、レース序盤は上手く乗れませんでしたが、諦めたくなかったので粘り強く走るうち、最後の5,6ラップは追い上げることもできました。第2レースは、症状も悪化していて走れるかどうかもわからない状態でした。歩くことは出来ても、バイクの上ではコーナーリングの荷重時にどうしても足に負担がかかるので、フットレストへの足の乗せ方を変えて乗り方を工夫してみました。次のポルティマオではぜひともベストの走りをしてトップ争いに加わりたいです。」

■ポール・デニング監督
「すべてにタフなレースウィークでした。本当に完璧な走りをしなければ絶対勝てないというWSBの厳しさを痛感しています。ユージンもアレックスもよく頑張っているし、特に怪我を押して結果を出した第2レースのユージンは評価したい。2人ともスタートでのタイヤのグリップ感を気にしており、今のところはそれについての対応策が一番の課題です。」

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