[BRIDGESTONE]MotoGP Rd.7 マルケスがシーズン全勝の7勝目

マルケスがカタルーニャGPの激闘を制してシーズン全勝の7勝目!
ロッシが2位。最終ラップまで優勝を争ったペドロサは3位!!

開催場所 : スペイン・カタルーニャサーキット
開催日 : 6月15日

第7戦の決勝レースが始まる直前のカタルーニャサーキットは、黒い雲が上空の彼方にきざして、雨の予感を漂わせるあやしい雲行きになっていた。しかし、結果的に雨は降らず、レースはドライコンディションで最後まで推移し、三つ巴の激戦を制したM.マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が今季無敗の7勝目を達成した。

最終ラップの最終セクションまで続いた激しいバトルの結果、マルケスがトップでチェッカーを受けた際の総レースタイム(42分56秒914)は過去の記録(43分02秒175:D.ペドロサ:2008)を5秒以上も短縮した。マルケスを猛追したチームメイトのペドロサは、最終ラップ11コーナーで勝負を仕掛けた際に自らの前輪とマルケスの後輪が接触し、ラインを外すことになり3位でチェッカー。その間に、両選手の直後につけていたV.ロッシ(モビスター・ヤマハ MotoGP)がペドロサの前に出て2位でフィニッシュした。マルケスとロッシの差は0.512秒、ロッシとペドロサの差も1.3秒という数字にも、最終ラップまで続いた3台の激闘はよくあらわれている。優勝者のマルケスは、6年間破られることのなかったレース中の既存ラップレコード(1分42秒358:D.ペドロサ:2008)も、2周目に更新(1分42秒182)した。

今日の決勝レースは、上空を雲が覆っていたために40℃に止まった。昨日のFP4時に記録した54℃よりも14℃も低い温度である。このように、路面温度は昨日からは大きく異なる状況になったものの、選手のタイヤ選択には大きな影響を及ぼさず、ライダーたちは昨日の暑い状況下で装着していたコンパウンドの組み合わせでレースに臨んだ。フロントタイヤにハードコンパウンドを選択したのはS.ブラドル(LCRホンダMotoGP)のみで、他の全員はミディアムコンパウンドのタイヤを装着した。リアタイヤについては、全24選手中13選手がミディアムコンパウンドのタイヤを装着。残り11名がソフトコンパウンドで決勝レースに臨んだ。ハードコンパウンドのリアタイヤを選択した選手は一名もいなかった。

カタルーニャサーキットは、全18戦中でもタイヤに対して過酷なコースのひとつだが、今回のレースウィークでのタイヤパフォーマンスは極めて良好だった。決勝レースの上位4選手が既存記録を上回る総レースタイムでチェッカーフラッグを受けていることが、その事実をもっともよく証明している。

今日のレース結果により、マルケスは開幕以来ゼロ失点の175ポイントとなった。ランキング2位のロッシは58ポイント差で117点。ペドロサはそこからわずか5ポイント差の112点となっている。

次戦の第8戦オランダGPは、伝統のTTサーキット・アッセンで開催される。長年の伝統に従い、決勝レースは6月最終土曜の28日に行われる。

■コメント
山下伸一-株式会社ブリヂストン モータースポーツタイヤ開発部長
「今日は本当に、レースの醍醐味を満喫しました。マルクとレプソル・ホンダ・チームの皆様に、シーズン7勝目と、2002年以降のMotoGP時代の記念すべき100勝目達成を御祝い申し上げます。最終ラップまでマルクを追い上げ続けたバレンティーノも、素晴らしい走りでした。今日は涼しい一日になりましたが、選手たちの決勝レースに向けたタイヤの選択には影響を及ぼしませんでした。このカタルーニャサーキットはグリップレベルが低いコースなのですが、決勝レースでのタイヤのパフォーマンスは上々でした。マルクがレース中のラップレコードを更新し、決勝の上位4選手が過去の総レースタイムよりも速いタイムでチェッカーを受けています。今日の素晴らしいレースに我々ブリヂストンが貢献できたことをとても誇らしく思います。今週は、当地での事後テストとアラゴンでのテストが控えているので、そちらに気持ちを切り換えて臨みます。安全性とパフォーマンスの両面で選手たちにさらに良いタイヤを供給していくため、我々は今後も新しいタイヤ開発を継続してゆきます」

マルク・マルケス-レプソル・ホンダ・チーム-優勝
「今日は前戦のムジェロよりも厳しいレースだった。ヤマハの選手たちが序盤からとても力強いペースだったからね。バレンティーノを追いかけているときに1コーナーのブレーキングでミスをして、1秒ほど損をすることになってしまった。その後にもういちど追いついて、いいバトルをすることができた。ホームGPのたくさんのお客さんの前で、レース終盤にダニやバレンティーノと戦うことができたので、本当にうれしい。でも、さらに重要なのは、最後に勝つことができて25ポイントをさらに加算できたということなんだ」

関連記事

編集部おすすめ

  1. 冬の美浜町を楽しめるチャリティーイベント いろいろな乗り物に乗ったサンタクロースが愛知県の…
  2. 話題のニューモデルが集合! カワサキモータースジャパンは12月9日から10日の二日間、大阪…
  3. 【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】 カワサキ往年の名車、Z1をオマージュした新…
  4. ヤマハ発動機は、フロント二輪※1のオートマチックコミューター「TRICITY(トリシティ)1…
ページ上部へ戻る