[YAMAHA]MotoGP Rd.7 初日 ロレンソが5番手、ロッシが7番手で初日を終了

■大会名称:MotoGP第7戦カタルニアGP
■開催日:2014年6月13日(金)フリー走行総合結果
■開催地:カタルニア/スペイン(4.727 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:34度
■路面温度:55度

ロレンソが5番手、ロッシが7番手で初日を終了
A・エスパルガロが初日のトップを獲得

モビスター・ヤマハ・MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシがカタルニアGPのフリープラクティスに臨んだ。ふたりともセッション開始後すぐにコースの感触を思い出して好調な走りを披露。ロレンソは第1セッションのほとんどの時間帯でトップをキープしたあと終盤でひとつ順位を下げて2位。ロッシは0.022秒遅れて4位につけた。

午後になって気温が上がると路面温度は52度まで上昇。路面コンディションが変化したため、第2セッションではなかなかペースが上がらない。そのなかでもロレンソとロッシはスタート早々からリズムをつかみ、ミディアム・コンパウンドのタイヤで上位へ。その後、ピットストップで一時順位を下げたものの、リア・タイヤをハード・コンパウンドに交換したあと再びペースを上げていった。その結果、ロレンソはトップから0.159秒遅れの4位、ロッシは0.506秒遅れの6位。総合成績ではロレンソが1分42秒282で5位、ロッシが1分42秒423で7位となった。

モンスター・ヤマハ・テック3のB・スミスがフリープラクティス第2セッションでトップタイムをマーク。午前中に行われた第1セッションでは1分43秒718で12位に留まっていたが、第2セッションでは、セッティング作業を行いながら順調にペースを上げてゆき、残り5分で1分42秒123を記録してトップに立った。このタイムは昨年の予選タイムをコンマ5秒近く上回るもので、チャンピオンシップ・リーダーのM・マルケスには0.151秒差をつけた。総合順位は2位。明日もこの好調をキープし、予選で再びトップを目指す。

一方、チームメイトのP・エスパルガロは総合8位。ルーキーながら、これまでに2度の5位獲得と活躍してきたエスパルガロは、今回も上位を狙っている。第1セッションでは1分43秒001で10番手に留まったものの、第2セッションでは難しいコンディションにもかかわらずコンマ4秒も更新し、1分42秒608で5位にジャンプアップ。経験豊富なライバルたちを抑え、スミスとのタイム差もコンマ5秒以下と好調ぶりを見せた。明日の予選では6位以内、グリッド2列目までを目指す。

NGMフォワード・レーシングのA・エスパルガロが1分41秒672のトップタイムをマーク。午前中に行われた第1セッションで早くもトップに立ち、そのポジションを最後まで守り切った。第2セッションでは気温が上がり路面が滑りやすくなるなか、マシンのフィーリング向上を目指して電子制御システムの調整に取り組んだため、ラップタイムを更新することはできなかった。

チームメイトのC・エドワーズもシャシー・セッティングと電子制御システムの調整に専念。午後のセッションでは有効な解決策が見つかり、ラップタイムも1分43秒819まで向上して15位。総合成績では16位となった。

コメント
【モビスター・ヤマハ・MotoGP】
■J・ロレンソ選手談(初日総合5番手/1分42秒282)
「午前中は非常に好調だったので、午後になってこんなにたくさんの問題にぶつかるとは思ってもいなかった。路面が熱くなり過ぎたため、タイヤのグリップ性と安定性に影響が出てしまったんだ。明日は、とくに加速でもっとマシンを安定させるため、フロント、リアにどのタイヤを使うか決めなければならない」

■V・ロッシ選手談(初日総合7番手/1分42秒423)
「とても素晴らしいコースなのに、今日は気温が上がったせいでタイヤへの負担が大きくなってしまい、走りにくかったのが残念。路面には凹凸が多く、うまくグリップしてくれない。路面がかなり傷んでいるためマシンのコントロールも難しく、自分のスピードにもポジションにも満足できない状況だ。セッティングについてはひとつの方向性を守って進めてきたが、それが正しくなかったみたい。とくに暑くなった午後のセッションでは、コーナー進入で思うように走れず苦労した。これからデータをチェックし、タイヤをはじめその他のオプションを決定したい。予選の戦略も立てなければいけないね」

■M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・MotoGP、マネージング・ディレクター談
「午前中のセッションは非常に好調なスタート。ホルヘもバレンティーノも走行開始早々から順調にペースを上げていった。しかし午後になると気温が上がり、それによって路面コンディションが変化したことで状況は複雑になってしまった。このような暑さのなかで、バレンティーノはコーナー進入でのグリップ性を、ホルヘは加速での安定性を失い、タイヤの耐久性が問題になったのだ。また路面自体にも問題があり、我々にとっては難しいチャレンジとなってしまった。これからデータを分析して問題を解決し、明日のフリープラクティス第3セッションに備えたい」

【モンスター・ヤマハ・テック 3】
■B・スミス選手談(初日総合2番手/1分42秒123)
第2セッションでトップを獲得できたことはとてもうれしいよ。前回のムジェロでいくつか重要な変更を行い、それが引き続き今回もうまく機能してくれている。このあいだからマシン・セッティングは上々だったのに、残念ながらそれをアピールできなかったし結果に結びつけることができなかったんだ。今日はとくにフロント・タイヤのフィーリングを重視し、マシンの旋回性を追求しながらタイヤ・チョイスに取り組んだ。マシン・バランスや、とくに第4セクションでのマシンの挙動については改善が必要だと思っているので、これからさらに調整を加えていく。全体的にはとても好調で、自信を持って乗れている。そしてカタルニア・サーキットをエンジョイできているよ。これまで難しいレースがいくつもあったが、僕らは常にハードワークを続けてきた。今日の勢いを明日以降も、そして次戦以降もキープして、常にベストを尽くせるよう努力していきたい」

■P・エスパルガロ選手談(初日総合8番手/1分42秒608)
「8位という結果に終わったけれど、今日のパフォーマンスには満足すべきだろう。まずはじめにラインを覚え、モトGPマシンでの走り方に慣れなければならないため、最初のフリープラクティスはいつでも苦労する。それに加えて今回は、僕が育った場所のすぐそばということで少し感情も昂ぶっていたんだ。でも第2セッションになると、気温が上がってコンディションが難しくなったにもかかわらずラップタイムを更新することができたので、僕にとっては大きな自信につながった。まだまだたくさんの課題が残っていることは言うまでもない。ブラッドリーが素晴らしいタイムを記録しているのを見れば、僕らももっともっと速く走れるはずなんだ。これからデータを分析し、明日に向けてどこを変更すべきかじっくり検討したい」

【NGMフォワード・レーシング】
■A・エスパルガロ選手談(初日総合トップ/1分41秒672)
「第1セッションの結果には満足している。ラップタイムも速かったし、ペースもとても良かったと思う。でも午後になると気温が上がって路面が滑りやすくなり、トラクション・コントロールは期待通りのサポートをしてくれなくなった。そこでフロント周りを少し変更し、電子制御システムについてはいくつかの異なるセッティングを試してみたが、どうしてもラップタイム向上にはつながらなかったんだ。明日も電子制御システムについて作業を続ける予定」

■C・エドワーズ選手談(初日総合16番手/1分43秒819)
「午前中のセッションでセッティング変更を試し、午後のセッションではその成果を引き出すことができた。ニューシャシーをエンジンや電子制御システムとマッチさせるためのベストの方法を探り、その結果、午後になるとフィーリングが向上し、ラップタイムも上がってきた。でもこれで終わりじゃない。さらに安定性を増すためこれからも作業を続けていく」

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