[HONDA]パウロ・ゴンサルヴェス選手とホアン・バレダ選手が、サルディーニャ・ラリーで世界選手権ポイントを獲得

FIMクロスカントリーラリー世界選手権の初戦と第2戦で優勝を果たしたTeam HRCは、難易度の高いサルディーニャ・ラリーで健闘し、パウロ・ゴンサルヴェス選手がポディウムに最も近い総合4位でレースを終えました。

サン・テオドロでゴールを迎えるサルディーニャ・ラリーの最終ステージでは、ゴンサルヴェス選手がスペシャルステージ(SS)9で優勝し、総合4位でフィニッシュしました。今回のラリーではTeam HRCライダーは数ステージで優勝していますが、惜しくも総合優勝を逃しました。

サルディーニャ・ラリーの最終日は、Team HRCライダーにとって厳しい一日となりました。優勝圏内にいたロドリゲス選手は、チェーンとリアスプロケットの間に石が挟まり故障。レースに復帰できず、惜しくもリタイアしました。

バレダ選手も、ロドリゲス選手と同様にさまざまな苦難に直面しました。ステージ序盤ではほかのライダーとの正面衝突をぎりぎり避け、終盤ではレースリーダーのアレッサンドロ・ボテューリ選手(ハスクバーナ)が巻き上げた砂埃で前方が見えず、岩を避けられずにクラッシュするハプニングもありました。レースに復帰できたものの、ハイペースを維持することはできませんでした。

バレダ選手は総合7位で、チャンピオンシップでのランキングはチームメートのゴンサルヴェス選手と同ポイントの2位となりました。ゴンサルヴェス選手は、ポジションアップを目的として最終日に挑みました。ステージ序盤で苦戦したものの、後半の最終50kmではベストタイムを叩き出す追い上げをみせました。マラソンステージでフロントブレーキに起こったトラブルによって優勝圏内から遠のきましたが、総合4位でサルディーニャ・ラリーを完走しました。

FIMクロスカントリーラリー世界選手権の第5戦は、ブラジルで8月21日(木)〜30日(土)に開催されるラリー・ドス・セルトンエスです。

XXX

▲パウロ・ゴンサルヴェス選手

XXX

▲ホアン・バレダ選手

コメント

パウロ・ゴンサルヴェス選手(ステージ5 / 2位、総合4位)
「サルディーニャ・ラリーが終わり、自分のパフォーマンスやナビゲーション、そしてマシンとチームに満足しています。全体的にはよかったのですが、マラソンステージが残念でした。フロントブレーキに問題がありながら、メンテナンスが受けられないステージでしたので、その日に大きくタイムロスし、結果的には総合4位となりました。それ以外はなんの問題もなく、いい仕事ができ、マシンも信頼できます」

ホアン・バレダ選手(ステージ5 / 11位、総合7位)
「今日はいい結果が出せず、残念です。昨日はいいフィーリングで走れたので、その流れでプッシュしてポジションを上げようとしたのですが、もっといい結果を出せたと思います。SS8の早い段階でルベン・ファリア選手(KTM)と衝突し、集中力が途切れました。給油後プッシュしましたが、ボテューリ選手が巻き上げた砂埃で前方が見えず、岩と衝突して、そこからあえなくスローダウンしました」

エルダー・ロドリゲス選手(ステージ5 / DNF)
「サルディーニャでの最終日は、いい日でした。メンタル的に非常にポジティブで、いいスタートを切り、いいポジションでポディウムを狙いました。全力でプッシュしましたが、SS8の途中でリアスプロケットのトラブルがありました。多分、小石がチェーンとリアスプロケットの間に挟まれたのだと思いますが、結果的にレースを完走することができませんでした。そこまでチームもすばらしい仕事をして、好調だっただけに、非常に残念です。次のレースで、もっといい結果が出せるように戦い続けます」

ウルフギャング・フィッシャー | Team HRC チーム監督
「ライダー3人とも、ポディウムを目指してサルディーニャ・ラリーの最終日を戦いました。ゴンサルヴェス選手は、最後のスペシャルステージで優勝し、総合4位となりました。バレダ選手は、スペシャルステージでほかのライダーとのハプニングがありましたが、幸い大きな問題はありませんでした。ロドリゲス選手はリアのトラブルでレースを完走することができませんでした。全体的には、ライダー、そしてチームのパフォーマンスに満足しています。ポディウムこそ逃しましたが、貴重なチャンピオンシップポイントを獲得できました。現在2位のバレダ選手も、3位のゴンサルヴェス選手も、十分にチャンピオンシップ優勝を狙えます。次はブラジルです」

マルティーノ・ビアンキ | Team HRC ゼネラルマネージャー
「このサルディーニャ・ラリーでの結果は、決してライダーたちの努力、そしてパフォーマンスを反映するものではありませんでした。ゴンサルヴェス選手は総合4位、バレダ選手は総合7位でレースを終えましたが、非常にハイレベルなライダーたちです。ステージ優勝は2回、ゴンサルヴェス選手が1回と、バレダ選手はプロローグも優勝しました。彼らは優勝を目指して、第2ステージ終了時点では1位と3位でした。ただ、そこからは運が悪く、第3ステージではトラブルで2人ともポディウムから遠のき、最終日にはロドリゲス選手は不運なことにリアスプロケットにダメージ……。今大会が終わって言えることは、Team HRCのライダーたちは非常に速くて、レベルが高く、いいリズムを持っています。現在、チャンピオンシップではゴンサルヴェス選手とバレダ選手は同点で2位と3位、リーダーのマルク・コマ選手(KTM)とは7ポイント差しかありません。サルディーニャ・ラリーはチャレンジングなレースだと分かってはいましたが、チームの強さ、そしてマシンのすばらしさを実証できたと考えています」

関連記事

編集部おすすめ

  1. 冬の美浜町を楽しめるチャリティーイベント いろいろな乗り物に乗ったサンタクロースが愛知県の…
  2. 話題のニューモデルが集合! カワサキモータースジャパンは12月9日から10日の二日間、大阪…
  3. 【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】 カワサキ往年の名車、Z1をオマージュした新…
  4. ヤマハ発動機は、フロント二輪※1のオートマチックコミューター「TRICITY(トリシティ)1…
ページ上部へ戻る