[SUZUKI]SBK Rd.6 ユージン・ラバティが第1レースで3位のポディウムに返り咲く

6月8日、2014eni FIM世界スーパーバイク選手権シリーズ第6戦がマレーシアのセパン インターナショナルサーキイトで開催され、ボルトコム クレセント スズキのユージン・ラバティが第1レースで3位のポディウム登壇を果たした。

決勝第1レースは、スタート後の第2コーナーで、ラバティのチームメイト アレックス・ローズを含む3ライダーがクラッシュに見舞われた。この日7番グリッドスタートのラバティはこのクラッシュを巧みに避けると、8ラップ目までは5番手の位置で前の4台を追った。そして9ラップ目にT・エリアス(アプリリア)をパス、さらに12ラップ目にはC・デイビス(ドゥカティ)をパスすると、ヨシムラによってエンジンチューンされたスズキGSX-R1000と共にラバティは最後までスピードをキープしたまま3位フィニッシュ、16ポイントを獲得した。

続いて現地時間午後4時30分にスタートした決勝第2レースは、4ラップ目の途中でレッドフラッグとなり、その後リスタートから10ラップでの再レースがおこなわれた。ラバティはレッドフラッグ前の9番手の位置から再スタートを切ると、L・ハスラム(ホンダ)、D・ジュリアーノ、C・デイビス(共にドゥカティ)を捉え、GSX-R1000と共に7位でフィニッシュした。

一方のアレックス・ローズは、第1レースはスタート直後にクラッシュに見舞われリタイアを余儀なくされたものの、第2レースには出場して9位をマークした。レッドフラッグ後11番手のリスタートからしばらくの間10番手をキープしたローズは、GSX-R1000でスパートをかけるとラストラップでジュリアーノをパスして9番手に上がった。

第1レースは気温32度、路面温度52度、さらに第2レースでは気温36度、路面温度は59度まで上昇した暑さの中、M・メランドリ(アプリリア)が両レースを制した。次戦は6月22日、イタリア ミサノのマルコ・シモンチェリサーキットで開催される。別名リビエラ・ド・リミニ ラウンドとも呼ばれるWSB第7戦に向け、ボルトコム クレセント スズキチームは一旦イギリスの本拠地戻り、準備をおこなう。

コメント
■アレックス・ローズ(第1レース/DNF 第2レース/9位)
「第1レースはコメントできるようなレースではありませんでしたが、第2レースはとても良い勉強になりました。第1レースの転倒のショックで気分は良くありませんでしたが、初めてのセパンのコースを攻略できたことは良い経験になり、この素晴らしいコースでもっと好成績を狙いたかったです。今は次のミサノがとても楽しみで、ぜひともトップバトルに加わりたいです。」

■ユージン・ラバティ(第1レース/3位 第2レース/7位)
「第1レースは久々にポディウムに立つことができて良かったです。前回のドニントンパークで思うように結果につながらなかった部分が、今回はチーム全体が上手くいった展開で、本来の自分達の実力を発揮できました。第2レースは少ないラップ数でのレースになり、タイヤの加減もあって好調なレースとは言えませんでした。それでも今日はとにかく開幕戦のフィリップアイランドで勝って以来のポディウム登壇で、ようやく本来の調子を取り戻した有意義な週末でした。」

■ポール・デニング監督
「前回のドニントンではアレックスが、そして今回はセパンの難しいコンディションの中でユージンが、連続してポディウムに立ったことは好調のサインです。GSX-Rの仕上がりも良好で、この調子で今後もさらに好成績を出していけると考えます。ユージンは右足の骨折が全治していないことや先週のテストでのアクシデントもあって未だ本調子ではありませんが、それらの影響を見せることなく大変力強い走りで、第1レースでポディウム登壇の好結果を出してくれました。第2レースの7位は残念でしたが、これは10ラップでの短いレースだったことが要因の一つでもあり、本来ならば4位フィニッシュを狙っていける展開でした。
アレックスにとっては、初めて挑戦するコースだった割には期待以上のパフォーマンスを見せてくれたと思います。第1レースは最初のコーナーを過ぎたところでL・バズの無謀ともいえる動きによって多重クラッシュを招き、アレックスはそれに巻き込まれてしまい若干のケガを負い、さらに頭を強打しました。そのような状態の中でも第2レースは彼本来のペースを取り戻し、特にラスト5周でトップは10に入る追い上げを見せてくれました。
第7戦からの3連戦が今から楽しみです。マシンも良い状態で仕上がってきており、次のミサノでは両ライダーともさらにトップを狙って活躍してくれると期待しています。」

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