日本初上陸、ドゥカティの新型「モンスター1200」に試乗してきました!

6月5日、ドゥカティの最新モデル「MONSTER1200」の国内発表会が都内で開催されました。

デビュー以来20年以上にわたって、全世界で27万5000台以上を販売してきた、ドゥカティで最も売れたアイコン的モデルであるモンスター。その第3世代のフラッグシップに当たるのが、今回国内デビューを果たした「MONSTER1200」および上級バージョンの「MONSTER1200S」です。

ステージの冒頭では、ドゥカティジャパンの加藤稔社長によるプレゼンテーションが行われ、新型モンスターのコンセプトや魅力が存分に語られました。続いて、ゲストとして登場したのは、バイク好きとして知られる俳優の永井大さんとタレントの釈由美子さん。
「ワタシ、実はバイクに乗るの初めてなんです〜」とエンジェルスマイルを振りまきつつ、加藤社長に助けられてエンジンをかけてみた釈さん。自分でアクセルを吹かしてみたものの、猛々しいエキゾーストサウンドにびっくり仰天してしまうなど、周囲の笑いを誘うひと幕も。

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さらに、日本での「MONSTER1200」発売を記念して、CAPCONの人気ゲームソフト「モンスターハンター」とのコラボモデルも披露。プロデューサーの辻本良三氏とのトークショーなども行われるなど、ドゥカティらしさに溢れる華々しいステージが展開されました。

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その後、プレス向けの技術説明に続き、試乗するチャンスがあったので「MONSTER1200S」を初ライドしてみました。小雨が降る中、都内を30分程度の試乗でしたが、その素性の一端を垣間見ることはできました。

従来型1100EVOに比べてまず、ライポジが明らかにコンパクトかつ楽になりました。ハンドル位置が手前に4cm近く、4cm高くなり、以前のような前傾したファイタースタイルではなく、より自然なアップライトに。ハンドル切れ角も左右60度と国産車並みになったのも嬉しい点。強化された低中速トルクとも相まって、Uターン時などの重圧感もだいぶ低減されました。日本仕様の標準シート高は745mmと低く設定されていることもあり、1200ccとは思えない足着きの良さ、車体の軽さも取り回しには好都合。女性でも扱えそうです。

エンジンはスーパーバイク1198系をベースにした、いわゆる「第二世代ステタストレッタ11°DS」で、国内仕様は最高出力126ps/7250rpmに抑えられてはいるものの、鋭いレスポンスやどこまでも回り続けようとする上昇感は、さすが最新型水冷Lツイン。フレームは伝統に基づくトレリス構造ですが、パニガーレ同様の手法でシリンダーヘッドに接続されるなど、従来型1100EVOに比べて剛性も著しく強化されています。街乗り程度の走りでは限界など分かりようもないですが、ただ、交差点を曲がるその一瞬でさえ、新型モンスターが持つ「カッチリ感」は伝わってきます。

そして最近のトレンドを表すキーワード、「電脳化」もしっかり施されています。ライド・バイ・ワイヤによる3レベルライディングモードとこれに連動してプリセットされる、3レベルABSと8レベルDTC(ドゥカティ・トラクション・コントロール)があらゆる場面でライダーをサポートしてくれます。つまり、ライダーが望めばより高い次元の走りもできるし、よりイージーにも操れるということ。試乗したSバージョンにはオーリンズ製前後サスペンションとブレンボ製レーシングキャリパー(M50)が標準装備されていますが、これらのハイスペックを存分に引き出してくれるのも「電脳化」のなせる技ですね。特にウェット路面でのABSとトラコンの安心感は、一度知ってしまうともう手放せません。

すべてのドゥカティに共通するのは「パフォーマンスと美しさ」と言います。その言葉が凝縮されたかのような「MONSTER1200」シリーズは、きっと日本のドゥカティスタの心もわしづかみにすることでしょう。

なお、価格は「MONSTER1200」が156万円、「MONSTER1200S」が181万円(ともに消費税込み)で、国内デリバリー時期は7月中旬となっています。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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