ハーレーがインドで好調、アジアでスポーツバイクへのシフトが進む!

インドでは、ハーレーダビットソの売れ行きが好調で、今年4月に発売した新型「ストリート750」の販売台数がアップ。現地価格は約71万円で部品をインド国内から調達し生産する方式だ。「インド自動車工業会によると、同社の4月の販売台数361台のうち210台がストリート750という。昨年同月の販売台数は146台だったことから、同車の投入が今年4月の販売台数を押し上げたもようだ」(SankeiBiz)。

2輪最大手のホンダは、「インドの二輪車市場規模の拡大ペースが想定を下回っており、2020年までに従来見通しより30%以上少ない2000万台程度にとどまる可能性もあるとみている」(Bloomberg)としながらも、ホンダ単独の市場シェアは09年の約12%から今年1-3月には約26%と大幅に伸びている。また、ヤマハは先日、250ccスーパースポーツの新型「YZF-R25」を、近年スポーツモデルの人気が高まりつつあるインドネシア市場を皮切りにグローバル展開で投入することを発表するなど、近年インドやASEAN諸国ではスポーツモデルへの需要の高まりが顕著である。

一方、中国では今年1月〜4月のバックボーンフレームオートバイ販売台数は、2013年同期比9.5%減の373万9600台で、アンダーフレームタイプが前年同期比13.1%減の136万4900台。スクータータイプが同4.7%減の99万7600台となっている。タイでも国内販売台数は減少傾向で、前年同期比で4月が22.4%減の13万1147台、1〜4月が21.6%減の56万2942台となるなど、全体としては需要の鈍化がみられるなど、アジア全体で見渡すと、2輪市場の成長はまだら模様といったところだ。

ただ、ひとつ言えるのは、21世紀は「アジアの時代」と言われるように、世界の中でも今最も経済発展著しいエリアであり、富裕層の拡大とともに今後は大型モデルやスポーツモデルといったホビー領域でのニーズがますます高まることは確かだろう。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
◆米高級二輪、インドで販売好調 新型モデル投入が押し上げ
◆ホンダ: 印二輪市場は成長鈍化、20年予想下振れも – シェア急伸
◆【新車】ヤマハ、グローバルに展開する本格250ccスポーツモデル「YZF-R25」をインドネシアで製造・販売

画像出典元:bloomberg

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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