[Ducati]SBK Rd.5 Ducatiスーパーバイク・チーム、ドニントンパークで好成績を収める

ドニントンパーク・サーキットで開催されたSBK第5戦で、Ducatiスーパーバイク・チームのチャズ・デイビスとダビデ・ジュリアーノは、ポジティブなレース展開を見せた。ジュリアーノは、レース1では果敢に首位争いに加わったものの、クラッシュ。レース2では4位でフィニッシュした。デイビスは、両レースともに5位で完走した。

レース1:
早朝に降雨に見舞われたものの、レース1がスタートする頃には路面はすっかり乾いていた(気温:16℃、路面温度:22℃)。前日のスーパーポールで、ポールポジションを獲得したジュリアーノは、最高のスタートを切ることができず、オープニングラップ終了時点で6番手に後退した。しかし、わずか数周でレオン・ハスレム(ホンダ)、マルコ・メランドリ(アプリリア)、シルバン・ギュントーリ(アプリリア)を矢継ぎ早に攻略し、8周目には3位にポジションを上げた。さらに2周後にはアレックス・ロウズ(スズキ)を抜き去り、首位を行くロリス・バズ(カワサキ)の数秒後につけた。追い風を受けたジュリアーノは、追撃を試みたが、ターン9でクラッシュ。負傷はしなかったものの、レース復帰は叶わなかった。

デイビスは11番グリッドから良いスタートを決め、序盤に7位に順位を上げた。当初はハスレム、その後はジョナサン・リア(ホンダ)とバトルを演じながらリズムを掴み、確実にポジションを上げた。レース終盤もうまくまとめ、5位でフィニッシュして貴重なポイントを獲得。

レース2:
ジュリアーノは鋭いスタート。しかし、レイと接触し、オープニングラップを11番手で終えることになった。その後は力強く順位を戻し、6周目には4位にポジションを上げた。上位3名とはかなりギャップが開いていたが、ジュリアーノは後半もリズムを維持、4位でチェッカーを受けた。
デイビスは、序盤に7番手を走行し、6周目に6位に。14周目にレイを攻略した後も、チームメイトと同様コンスタントに周回を重ねて5位でフィニッシュラインを通過した。

第5戦終了後のランキングは、デイビスは109ポイントで5位、82ポイントのジュリアーノは7位につけている。マニュファクチャラー部門では、137ポイントのDucatiは4位である。

レース後のコメント:
■ダビデ・ジュリアーノ(Ducatiスーパーバイク・チーム #34) – リタイア、4位
「レース1のクラッシュで、レース2への闘志が駆り立てられた。なぜクラッシュしたのかうまく説明がつかないが、イン側に長くとどまり過ぎたことが原因のひとつかもしれない。マシンが縁石に乗り上げた時に、グローブがグリップに固着するようなかたちでスロットルを開けてしまった。当然、減速はせず、コントロールを失った。レース2序盤は、ライバルとのコンタクトを避けるのはひと苦労だった。そのせいでかなりポジションを落とした。3位のギュントーリにも追いつけるかと思ったが、それまでにタイヤを使いすぎていた。最後は無理をせず、確実に4位でフィニッシュした。」

■チャズ・デイビス(Ducatiスーパーバイク・チーム #7) – 5位、5位
「昨日、『トップ5でフィニッシュできたら嬉しい』とコメントしたが、その言葉どおりになった。表彰台に立てたらもっと良かったが、今回のリザルトに関してはさほど失望感はない。一部のコーナーでは若干手こずったものの、まずまずの良い展開だった。レース2に向けてセットアップに手を加えたところ、ペースが上がった。また一歩前進できたと思うが、まだ十分ではない。セットアップに関しても、もっと大胆になっても良かったかもしれない。上位陣とはまだラップあたりコンマ数秒の差がある。さらに進歩しなければならない。今日の結果には概ね満足している。全力を尽くしたという実感もあるし、レースを楽しむこともできた。」

■アーネスト・マリネッリ(Ducatiスーパーバイク・プロジェクト・ディレクター)
「今回は良い週末だったと評価したい。ダビデがポールポジションを獲得したうえ、トップグループに加わっていた。我々の戦闘力が上がったことの証明であり、だからこそトップ5圏内でフィニッシュできたのだ。チャズも良い流れに乗ってくれた。週末を通じてペースを上げ、レースにピークを持ってきた。レース2終盤は若干苦戦した。今後のテーマはコーナー出口のトラクションの向上だろう。ライダーだけでなく、チームスタッフやファクトリースタッフに感謝したい。疲れを見せずに仕事に取り組んでくれるからこそ、レース毎に進歩することができる。勝利を祝う瞬間は、もう間近だと確信している。」

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