クラス最強性能を引っさげ、ヤマハからR25がデビュー!

ヤマハから新開発の2気筒250ccエンジンを搭載した新型スーパースポーツ「YZF-R25」が発売、7月よりインドネシア市場に投入される。「YZF-R25」は「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトとしながらも、クラス最高レベルとなる36psのパワーとR1譲りの軽量な車体とレーシーなデザインを得て、クラストップレベルの走りを披露してくれるものと期待が高まる。

R25のために新開発された水冷250cc直列2気筒FIエンジンは、混合気の流量を最適に確保しながら燃焼室でタンブル(混合気の縦渦)を積極的に生成させ、素早い燃焼促進を図る設計。また放熱性に優れる軽量なダイキャスト用アルミシリコン合金(ダイアジル)製シリンダーを2気筒エンジンとして初採用するなど、ヤマハの本気度を感じさせる作り込み。これにより、高出力と扱いやすいエンジン特性を実現している。

車体は軽量スチール製フレームにクラス最大級のφ41mmインナーチューブ径を持つフロントフォークとマス集中化をもたらすモノクロス式リヤサスペンションを装備。スイングアーム長とホイールベースの距離比率をYZF-R1と同一化とするなど、スーパースポーツ的ディメンションを強く意識させる車体構成となっている。

デザイン面でもRシリーズ共通のマスフォワードシルエットと切れ上がったリヤデザイン、逆スラントデザインの2眼ヘッドライトを採用。高性能イメージを象徴するセンターエアダクトやR1同様のシフトタイミングインジケーターランプを装備するなど、高次元の走りを予感させる仕様となっている。

スペックを見ても、「YZF-R25」の最高出力36ps/12000rpmは、当面のライバルと見なされるカワサキ・Ninja250(31ps/11000rpm)、ホンダ・CBR250R(29ps/9000rpm)を圧倒的に凌駕する値であり、車重でも166kgと両者の中間に位置することから、クラス最強のアグレッシブな走りを実現するものと思われる。

今回の発表では、まずはインドネシアで7月より発売開始となるが、「YZF-R25」はヤマハの新中期経営計画を担うグローバルモデルとして先進国市場への販売も視野に入れているという。当然ながら日本での発売も確実だ。発売時期は年内、価格もライバルと同等レベルとなるはずだ。R25の登場により、国産4メーカーから250スポーツが出そろうかたちとなり、“ニーゴー”戦線もいよいよ本格化。さらなる盛り上がりを期待できそうだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
◆【新車】ヤマハ、グローバルに展開する本格250ccスポーツモデル「YZF-R25」をインドネシアで製造・販売

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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