世界最速346km/hの電動スーパーバイクが市販化!

5月17日、アメリカの「Lightning Motorcycle(ライトニングモーターサイクル)」社が世界最速の電動バイク「LS-218」の公道バージョンを発売することを発表した。

このマシンはギヤ比とカウルを変更したのみの仕様で、2011ボンネビルにおいて215mph(約346km/h)の電動バイクによる世界最速記録を樹立した実績を持っている。また、昨年のパイクスピークでは、レコードホルダーのカーリン・ダンが駆るライトニング・スーパーバイクが、並み居る強豪ガソリンバイクを相手に2位以下と21秒の大差をつけて優勝したことでも話題を呼んだ。

その公道バージョンというから、いやが上にも期待は高まる。『LS-218(LS=Land Speed)』のネーミングは、ボンネビルでライトニングが記録した最高速、218.637mph(352km/h)に由来するもの。IPM水冷10,500rpmのモーターは最高出力200馬力、最大トルク168 ft/lbsが公式アナウンスされている。

要となる高性能モーターは、High Power Density Driveシステムによりオーバーヒートを起こすこともなく最大出力を引き出せ、スタンダードバッテリーパッケージでも1回の充電で100マイル(140km)以上の高速走行が可能。より航続距離を延ばせる大容量バッテリーも選べるようだ。家庭用コンセントから充電できて、公共の高速充電ステーションでは30分以下での充電も可能という。駆動はトランスミッションを持たない、ダイレクトドライブモーター方式を採用。車体にはアルミ削り出しパーツを多用し、前後オーリンズ製高性能サスペンションを装備し、ブレーキにはブレンボ製のレーススペックに加え、ユーザーによるブログラムが可能な回生システムを搭載する。車重は電動バイクとしては十分に軽い約225kgを実現した。

「LS-218は現在の市場において最高のデザインとパフォーマンス、価値を消費者の皆さまに提供できると確信しています」とCEOのリチャード・ハットフィールド氏がコメントしているように、スペック的にはもはやガソリンバイクの性能を凌駕する勢いの電動バイクだが、特に強みとなっているのが出力特性だ。

ピーク200psと言えば、量産市販車最速と言われるカワサキ・ZX14-Rと同等レベルだが、注目すべきは最大トルク。単位をN-mに換算すると「LS-218」は約227 N-m となり、14-Rに比べてなんと4割増の数値となる。回転数上昇とともに2次曲線的にパワーが出てくるレシプロエンジンとは違い、瞬間的に最大出力を取り出せる電動モーターの瞬発力は圧倒的だ。同社オフィシャルサイトでも、新幹線のようなサウンドとともに猛烈に加速する「LS-218」の動画が公開されているので参照してみてほしい。なお、気になる価格は38,888ドル(約400万円)からで、すでに販売予約も開始されている。

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◆米Lightning Motorcycle社が時速346キロを達成した電動スーパースポーツモデルLS-218を発表

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