[YAMAHA]MotoGP Rd.5 2日目 ロッシ、ロレンソともにセカンドロウからスタート

■大会名称:MotoGP第5戦フランスGP
■開催日:2014年5月17日(土)予選結果
■開催地:ルマン/フランス(4.180km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:43度
■PP:M・マルケス(1分32秒042/ホンダ)

ロッシ、ロレンソともにセカンドロウからスタート
P・エスパルガロが自身初のフロントロウを獲得!

モビスター・ヤマハ・MotoGPのV・ロッシとJ・ロレンソは、それぞれ予選5位と6位。明日の決勝は、ふたりそろってセカンドロウからスタートする。15分間の予選セッションのほとんどの時間帯でフロントロウ獲得のポジションをキープしていたが、終盤で抜かれてこの結果となった。ラップタイムは、ロッシ、ロレンソともに、2位のP・エスパルガロにコンマ1秒差。

ロッシは早めにコースインし、すぐに1分33秒313を記録して2番手。さらに1分33秒217まで短縮したが、その後ライバルたちもタイムを更新したため6位に後退した。7分を残してピットに戻り、リアタイヤを交換して再びアタックを開始すると1分32秒台へ突入。1分32秒873のベストラップで一時はフロントロウを確保したが、その後順位を下げて5位となった。

一方のロレンソは、真っ先にコースに飛び出すと1分33秒188のタイムでトップに立ち、ロッシとともに1・2を形成。その後、M・マルケス(ホンダ)がトップに浮上し、ロレンソは2位へと後退した。ロレンソも1分33秒台を破り、1分32秒964を記録したあとピットに戻ってタイヤを交換。最後の数分で2度目のタイムアタックに臨んだが、トップを奪い返すことはできず、1分32秒899のベストタイムで6位となった。

モンスター・ヤマハ・テック3のエスパルガロが予選2位を獲得する快挙。チームのホーム・グランプリでフロントロウからのスタートを決定した。エスパルガロは午前中に行われたフリープラクティス第3セッションで3位を獲得して4戦連続で直接Q2へ進出。予選セッションでは2度目のタイムアタックで1分32秒734のベストタイムを記録。これは昨年のポール・タイムを0.445秒も上回るものだった。エスパルガロ自身、ペースの良さと走りの能力を確信しており、初めてのル・マンに好レースを期待している。

一方、チームメイトのB・スミスは、昨年の自らの記録を1秒以上更新する1分33秒058で10位。フリープラクティスでは1分33秒510で9位につけてQ2に進出。グリップの問題を抱えながらも、5位までわずかコンマ1秒差と迫る好タイムを記録した。明日の決勝では5位以内を目指す。

NGMフォワード・レーシングのA・エスパルガロが1分33秒015の好タイムを記録してオープンカテゴリーでトップ、総合でも8位獲得と健闘した。明日の決勝では、3列目から好スタートを切り、トップ5にできる限り近づくことが目標。一方、チームメイトのC・エドワーズは1分34秒203で15位。おもに電子制御システムのセッティング作業を行ってフィーリングが向上しており、決勝ではそれを生かして上位を狙う。

コメント
モビスター・ヤマハ・MotoGP
■V・ロッシ選手談(予選5位/1分32秒873/9周)
「今日はとてもハッピー。昨日はまったくうまく乗れなくて最悪の状態だったけれど、今日はチームのおかげでセッティングが大幅に改良された。それで常に速く走ることができたんだ。ペースもいいし、セッティングもいい。だからこのマシンにとても満足しているよ。予選セッションではフロントロウ獲得のポテンシャルがあったと思うけれど、最終的にこのようになったことも納得している。ロレンソ、ペドロサの前の5位だから、明日は彼らがライバルになる。マルケスもとても速いけれど、全力で戦いを挑むのみ」

■J・ロレンソ選手談(予選6位/1分32秒899/9周)
「今回はヘレスとは逆。ペースはとてもいいのに、ラップタイムがあまり伸びなかった。パーフェクト・ラップがとれず、わずかコンマ1秒の差で2位を逃すことになったんだ。でも決勝については、今までよりも多くのオプションが考えられるので、あきらめずにトライし、表彰台を狙うよ。序盤の数ラップはみんなが激しく攻め込むので注意が必要。流されずに自分のポジションをキープし、そこからさらに上げていきたい」

■M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・MotoGP、マネージング・ディレクター談
「5位や6位は、我々の本当のスピードを反映できてはいない。ふたりのペースは非常に素晴らしいもので、この予選結果よりもずっと上だと思っている。マシンの仕上がりも良く、決勝用セッティングもしっかりできているので、明日は自信を持って臨むことができる。ホルヘもバレンティーノも間違いなく上位争いに食い込み、表彰台を狙える位置にいるので、明日のウォームアップまでに、もうワンステップ前進し、最高のセッティングで決勝に臨みたい。長く厳しい28ラップを予想している。ここは一瞬も休めないテクニカルなコースなので、見ごたえのあるエキサイティングなレースになるだろう」

モンスター・ヤマハ・テック 3
■P・エスパルガロ選手談(予選2位/1分32秒734/9周)
「今はかなり舞い上がっているんだ! チームのホームレースでこのようなタイムを記録することができて本当にハッピー。チームも僕も、シーズン開幕前から今までずっと、たくさんの仕事に取り組み懸命に頑張ってきた。そのことを考えると、今日の結果は僕らにとってのミニ・ビクトリーみたいなものなんだ。でも決勝はこうはいかない。レースは長く、1ラップのタイムで決まるものではないからね。ファクトリー・ライダーたちはたくさんの経験を持っているし、長い戦いのなかでは彼らのほうがずっと速いだろう。それでもフロントロウからスタートできることは大きなアドバンテージなるはず。依然として勉強の段階だけれど、そのなかでも戦いを挑んでチームのために好成績を残したい。まず絶好のスタートを目指す。そのあとどこまでやれるか、自分自身に期待している」

■B・スミス選手談(予選10位/1分33秒054/8周)
「予選10位は明らかに残念な結果。とくに、このコースは幅が狭くてオーバーテイクが難しいことを考えるとなおさらだ…。でも幸いスタートには自信を持っているし、第1コーナーまでの距離が長いので、そこまでにいくつかポジションを上げるチャンスはあるだろう。フロントロウを狙えるだけのペースが出ていたと思うけれど、わざわざ自分に課題を与えてしまったようだ。リア・グリップにちょっと不安があって、とくに重要となる立ち上がり加速が思うようにできない。その一方でブレーキングは安定性があって満足している。ストップ&ゴーのこのコースでは、これがきっと役に立ってくれるだろう。ウォームアップでもう少し改善したいところがある。そして決勝では、フランスのファンに楽しんでもらえるように、ベストを尽くしたい」

NGMフォワード・レーシング
■A・エスパルガロ選手談(予選8位/1分33秒015/8周)
「昨日の苦労を考えたら、今日の結果には非常に満足。今回はマシン・セッティングで悩まされてきたので、しっかりデータを分析して何とか問題を解決し、明日の決勝に備えたい。予選セッションは順調に走ることができたし、フロントロウとのタイム差も大きくないので自信はあるよ。スタートが鍵を握ると思うので、そこで前に出て、序盤で遅れずにトップグループについて行けるようベストを尽くす」

■C・エドワーズ選手談(予選15位/1分34秒203/7周)
「昨日はかなり苦しかったけれど、電子制御システムのセッティングが良くなってきたら、フィーリングもかなり改善された。トラクション・コントロールについてはまだ課題が残っているが、解決のためのアイディアはいくつか出ているんだ。時間はあまりないけれど、必ず一歩、前進できると信じているよ」

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