[BRIDGESTONE]JMX Rd.3 IA2 能塚智寛は自身初の両ヒート表彰台登壇(3-3)、総合も3位

2014年MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦中国大会は、広島県世羅郡世羅町の世羅グリーンパーク弘楽園で開催された。ビッグジャンプ、ロングフープス、登り下りのロングストレートなど見応えのあるセクションが多い同コースは、所々に石が露出し、コーナーにはブラックマークが付くような硬質路面が特徴。大会期間中は土日とも好天に恵まれ、散水が追い付かずホコリが舞うシーンもあったが、路面の掘り返しやセッション間の散水など入念な整備メインテナンスで、ほぼベストのコンディションが保たれた。土曜日の夕方には地元の人たちを招待しての前夜祭なども行なわれ、新緑を背に5月の爽やかな風が吹き渡る中、公式発表で3850人のファンが訪れ熱いバトルを楽しんだ。

●IA2 ヒート1
1コーナーの先に大ジャンプが控えるため、スタート時のみコースの前半部分をショートカットしての走行となるこのコース特有のルール。注目のスタートは富田俊樹(ホンダ-DL)と勝谷武史(カワサキ-DL)が好スタートを決めてオープニングラップは富田が先行。勝谷、田中雅己(ホンダ-DL)がこれに続き能塚智寛(カワサキ-ブリヂストン)は4番手で1周目のコントロールラインをクリア。2周目、勝谷がトップに立ちリードを広げる一方、4周目に田中をパスし3番手順位を上げた能塚は、5周目に今度は富田をパスし2番手に浮上。後半富田と激しい2位争いを繰り広げた能塚は、何度か順位を入れ換えながらも惜しくも3位でフィニッシュし、開幕戦の第2ヒート2位に続く表彰台を獲得した。

●IA2 ヒート2
このヒートも確実にスタートを決めた能塚は、オープニングラップを3番手でクリア。ホールショットを奪ってレースをリードする勝谷、2番手に付けた岡野聖(スズキ-DL)をフォローし上位進出のチャンスを伺っていた能塚は、中盤岡野をプッシュし後方からプレッシャーをかけると9周目に岡野をパスし2番手に浮上。中盤、5周に渡って2番手を走行した能塚だが、後半、富田の先行を許し3番手に後退。しかしレース後半に自身のベストタイムをマークするなど、最後まで安定した走りを見せた能塚は、後続の追撃を振り切って3位でチェッカーを受け、自身初となる両ヒート表彰台登壇を果たした。

■能塚智寛 – グリーンクラブ TEAM MOTOBOY所属
安定していいスタートが切れたことが今回の成績の一番の要因だと思います。後半は自分がタレてしまいましたが、タイヤは最後までしっかりとグリップしてくれて、本当に助けられました。特にストレートのグリップ力が抜群で、ライバルに対して有利に走れたし、自分の思い通りに乗ることが出来ました。

■大庭裕史 – 株式会社ブリヂストン MCタイヤ開発部
ハード路面で所々に石が露出し、スタート前には散水が行なわれるため非常に滑りやすくなるこのコースですが、これはブリヂストンのハードスペックが最も得意とするコンディションです。能塚選手がプロトタイプとして開発を進めてきた新ハードスペックのX40のポテンシャルを、このコンディションの中で最大限に引き出してくれて、好結果に繋げてくれました。今回新たなテストも出来たので、更に性能を高めたタイヤでライダー達を支えて行きたいと思います。

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