[SUZUKI]JMX Rd.3 熱田孝高が両ヒート表彰台登壇(2-3)。怪我の影響が残る小島庸平は確実にポイントを獲得

IA1熱田孝高が両ヒート表彰台登壇(2-3)。怪我の影響が残る小島庸平は確実にポイントを獲得。
IA2竹中純矢は追い上げのレースで総合5位入賞。岡野聖が第1ヒートで2位表彰台獲得。

MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦中国大会は、広島県世羅郡世羅町の世羅グリーンパーク弘楽園で開催された。TeamSUZUKIの熱田孝高は、第1ヒートで今季初表彰台となる2位入賞を果たすと、第2ヒートは持ち前の粘り強いレース運びで3位に食い込み総合2位。前戦の怪我の影響を残す小島庸平は、執念の走りで両ヒート完走を果たし8-10で23ポイントを加算した。

IA2クラスに参戦する竹中純矢は、追い上げのレースを強いられ総合5位。同クラスではTeam SRM with マウンテンライダース所属の岡野聖が、第1ヒートで2位表彰台を獲得し総合4位の成績を残した。

広島県のほぼ中央に位置する世羅グリーンパーク弘楽園は、硬質路面と山の尾根をまたぐように作られたアップダウンストレート、ビッグジャンプやロングフープスが特徴のハイスピードコース。大会期間中は土日とも好天に恵まれ、強い日差しが照りつける中砂ぼこりの舞うシーンもあったが、掘り返しなどのメインテナンスとレースの合間に入念な散水が施され、ほぼベストのコンディションでレースが行なわれた。

IA1クラス第1ヒート、好スタートを決めた小島が、ショートカットの1周目からフルコース走行に入った2周目にトップを奪いレース前半をリード。しかし前戦関東大会で転倒し、身体にダメージの残る小島は後半ペースを維持することが出来ず徐々に後退。一方オープニングラップを5番手でクリアした熱田は、前半ひとつ順位を上げると中盤、深谷広一(ホンダ)をパス。更に小島と順位を入れ換え2番手に浮上。後半はトップに立った小方誠(ホンダ)をマークし確実に距離を詰めるも、逆転には一歩及ばず2位でフィニッシュ。熱田は今季初表彰台を獲得。小島は後半ペースを維持することが出来ず順位を落としたが、8位のポジションをキープしてチェッカーを受けた。

IA1クラス第2ヒート、スタート時のみ1コーナーを右にターンしコースの後半部分をショートカットで戻るオープニングラップを、小島は4番手、熱田は9番手でクリア。
ペースの上がらない小島は徐々にポジションを落とすが、熱田は周回を重ねる毎にペースを上げる得意の展開で確実に順位をアップ。レース終盤3番手に浮上した熱田は、終盤確実にこのポジションをキープしてチェッカーを受け、両ヒート表彰台登壇を果たした。一方怪我の影響で厳しい戦いを強いられた小島は、懸命に最後まで走りきって10位でフィニッシュ。総合10位で手堅くポイントを獲得した。

IA2クラス第1ヒート、スタート直後の混戦に飲み込まれオープニングラップを9番手でクリアした竹中は、追い上げを開始した2周目に転倒を喫し、ほぼ最後尾まで順位を落としてしまう。そこから激しい追い上げを見せた竹中だが、上位進出には至らず9位でチェッカーを受けた。一方、オープニングラップ8番手から5番手に順位を上げ、上位進出のチャンスを伺っていた岡野は、後半スパートして先行するライダーを次々とパス。岡野は2位でチェッカーを受け、前回関東大会の3位を上回る2位表彰台を獲得した。

IA2クラス第2ヒート、このヒートも中段からのスタートとなった竹中は、前半確実に順位を上げて5周目に5番手に浮上。中盤更にひとつ順位を上げた竹中は、レース終盤の18周目に自己ベストタイムをマークするなどスパートをかけるが、表彰台には届かず4位でフィニッシュ。一方前半2番手を走行していた岡野は、中盤ジャンプの着地で膝を痛め、後半はペースを上げることが出来ず5位でチェッカーを受けた。
6戦の有効ポイント制で争われるLMXクラスでは、序盤トップに立った邵洋子がオープニングラップからレースをリードするも、最終ラップにコースアウトを喫し2位でフィニッシュした。

コメント
【IA1】

■小島 庸平(第1ヒート8位/第2ヒート10位 総合10位)
怪我が完治していない中とりあえず入賞を目指したが、さすがにこの状態では難しかった。ただ、両ヒート前を走ることが出来たので、自分の力を確認することが出来た。後半持たなかったが、次のレースまで約1カ月のインターバルがあるので、コンディションもずっと良くなると思う。SUGO、藤沢は得意なコースだし、しっかり乗り込みを行なって、勝ちにこだわったレースを見せます。」

■熱田 孝高(第1ヒート2位/第2ヒート3位 総合2位)
「開幕1、2戦は表彰台に上がることが出来なかったので、今回サスのセッティングを大きく替えてレースに臨んだ。ヒート1の2位は、もう少しプッシュすればトップに届いたと思うので、負けて悔しい気持ちの方が大きい。ヒート2は、スタートでほんの少しもたついて、トップに逃げられてしまった。それでも表彰台に立つことが出来たし、優勝を狙える位置に戻ることが出来た。次のSUGOは勝ちに行きます。」

【IA2】

■竹中 純矢(第1ヒート4位/第2ヒート4位 総合4位)
「ヒート1はイン側で誰かが転倒して、引っかかったわけではないが集中が切れて転んでしまった。完全に自分のミスです。追い上げも思うようにペースを上げることが出来ませんでした。気持ちが先走ってしまったように思います。ヒート2ももっと行けたはずなのに攻めきれませんでした。最低でも3位に入らないとダメですよね。次のSUGOはもちろんトップだけを狙って行きます。そのためにしっかりと取り組んで行くつもりです。」

■渡辺 明 監督
「熱田はシーズンオフから自分の走りを変える取り組みをして、ニューマシンの仕上がりもいいし、開幕からずっと好調だった。実際、練習や予選は内容も良くて、ただ本番で上手く乗り切れないというレースが続いていた。今回ようやく結果が出た。小島は胸を骨折していて、前回は無理をしての走行だったし、今回も練習が出来ず、ポイント獲得が目的のレースとなった。インターバルにどこまで完治されられるか、去年の調子に戻せるかどうか、それしかない。竹中は練習、予選ではいい走りが出来ているのに、本番では力が入って取り組んでいる走りが出せない状況が続いている。チームとしての課題もあるが、今苦しくても必ず身になってくるし今後結果に繋がって行くと思う。」

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