[YAMAHA]JTR Rd.3 野崎史高が6年ぶり優勝、黒山健一は4位

■開催日:2014年5月11日
■開催地:山口県・フィールド幸楽トライアルパーク
■観客:1,278人
■気温:26度
■天候:晴れ
■競技:12セクション×2ラップ+SS-2セクション
■持ち時間:4時間(12セクション×2ラップ)
■最多クリーン数:小川友幸(ホンダ)19

野崎史高が6年ぶり優勝、黒山健一は4位
第3戦九州大会は、山口県下関市のフィールド幸楽で行われた。昨年、中国大会として同会場で開催された13年第5戦ではここで黒山健一(ヤマハ)が勝って、小川友幸(ホンダ)の3連勝を阻止していた。ここで再び小川の連勝を打破すべく黒山は大会に臨んだ。一方、前回久しぶりの2位を手にした野崎史高(ヤマハ)は1位を狙う構えだった。競技は4時間の持ち時間で12セクションを2ラップ(注・1ラップ目の持ち時間は2時間30分)した後、インターバルをはさんで観客が見やすい場所に用意されたより難易度の高い2つのスペシャルセクション(SS)に挑戦した。セクションは大岩を連続して越えていくものや崖のような急斜面を上がるものなど、競技序盤からトップライダーたちも失敗する難セクションに、集まった多くの観客が固唾をのんで見守った。

1ラップ目の第2セクション=大岩を連続して越えていく難所では黒山が飛びついた大岩を上がれずにまさかの失敗、小川はクリーン(減点0)で、野崎がここを足着き1回の減点1でこなした。競技序盤の勝負どころになったのは、崖を上る第3セクション。ここで黒山と小川が上れずに失敗、ここを見事にクリーンした野崎がトップに躍り出た。ただしもう1人、小川毅士(ベータ)が野崎と同じ減点1でトップに並んでいた。その後は、ややミスもあった野崎を、追い上げてきた小川(友)が逆転。1ラップ目終了時点の順位は、1位小川(友)11点、3点差で2位野崎14点、3位小川(毅)19点、4位黒山21点となっていた。

2ラップ目に入り、1ラップ目の経験を生かして第3セクションはトップを争う4人が4人ともクリーン。その後、小川(友)は第4セクションと第7セクションでそれぞれ1回足を着いたが、野崎と小川(毅)、黒山の3名はなんと第7セクションまでを全てクリーン。野崎は小川(友)と1点差に詰め寄っていた。そして大きな勝負どころとなった第8セクション。壁のような大岩を上がる難関で小川(友)が失敗した、そこを野崎が1点で走破して小川(友)を逆転、小川(友)に3点差をつけて野崎が再びトップに立った。2ラップ目終了現在の順位は、1位野崎20点、2位小川(友)23点、3位小川(毅)23点、4位黒山32点となっていた。

こうして迎えたSSは、1つ目のセクションは小川(毅)が1点ついたが、他の3名は皆クリーン。勝負はとうとう最終セクションまでもつれ込んだ。トップの野崎と2位小川(友)は3点差。野崎が失敗=減点5をとると優勝を逃す恐れがあったが、野崎はここを1点で手堅く切り抜けて、待望の優勝を獲得。野崎の優勝は6年ぶり、4度目の優勝になる。一方、黒山は4位となった。黒山が表彰台を逃したのは02年第5戦の4位以来、12年ぶり。

次回第4戦・北海道大会は7月20日、わっさむサーキットで行われる。

コメント
■野崎史高選手談(1位)
「今日は1ラップ目の第3セクションを先にクリーンできたのが大きかったですね。1ラップ目後半から2ラップ目にかけては我慢のレースで、自分なりに良く我慢できました。2ラップ目に第8セクションを足着き1回でいけたのも大きかったですね。2ラップが終わったところで2位の小川選手と3点差があり、SSは減点5を取ると負けるので、最終セクションはあえて1回足を着いていきました。勝てて良かったですし、この調子を崩さないように続けていきます。優勝は6年ぶりですが、これが本来の自分でなければと思っています」

■黒山健一選手談(4位)
「長いトンネルの中に完全に入っている感じです。思うようにいかない、それが体の故障とかマシントラブルならば対処できますが、原因が見あたらないので難しい。簡単にいえばスランプ状態で、練習の時は問題ないですが、練習は練習ですし。本番で結果につながらない。メンタルの問題かもしれません。次の北海道大会までに1回休養してリセットします」

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