[YAMAHA]WMX Rd.7 ファン・フォルベークが6戦連続ポディウムフィニッシュ

■大会名称:2014年第7戦スペインGP
■カテゴリ:MXGP/MX2
■開催日:2014年5月11日
■タラベラ・デ・ラ・レイナ
■天候:ドライ

MXGP:ファン・フォルベークが6戦連続ポディウムフィニッシュ
熱い日差しのもとで行われたFIMモトクロス世界選手権第7戦スペイン・グランプリで、Yamaha Factory RacingのJ・ファン・フォルベークがワークスYZ450FMを駆って今シーズン3度目となる2位入賞と6戦連続ポディウムフィニッシュを果たした。スペインでのMXGP開催は2011年以来。グランプリの舞台、タラベラ・デ・ラ・レイナには16,000人の観客が詰めかけた。

小さいながらも急な傾斜があり、狭く、テクニカルで過酷なサーキット、タラベラ。コースは旧250ccクラス選手権で主要なサーキットだった時代から、手つかずのまま残っていた。路面は一部では不安定、一部ではハードパックであり、一定して続くカーブが、追い抜きには計算された、そして時にアグレッシブなアプローチを必要とすることを示している。

ファン・フォルベークはYZ450FMのセットアップを改善し、土曜日の予選ヒートで力走して2位に入った。そして6度目の表彰台を目指して走行。理想的なスタートとは行かなかったものの、今やトレードマークとなった容赦のないペースで両ヒートをそれぞれ2位と4位でフィニッシュした。 第1ヒート、ファン・フォルベークは独走してGPウイナーとなったC・ドゥサル(スズキ)をとらえることはできなかったものの、3位に入ったS・フロサード(カワサキ)を寄せ付けず、2位でゴールした。第2ヒートではトップ3圏外での走行を強いられたが、暑さと周回が進むにつれてラフになる路面に耐えた。ファン・フォルベークは現在、他のどのライダーよりも多くシルバーウエアを手にしており、選手権ランキングでトップのA・カイローリ(KTM)と28ポイント差の3位に就けている。

DP19 Yamaha RacingのD・フィリッパーツは土曜日にセットアップの問題を抱え、30分と2周で争われる両ヒートのスタートゲートで不利な位置に甘んじることになった。それでも目を見張るライディングを見せ、第1ヒートでは10位のS・シンプソン(KTM)に迫り、11位でフィニッシュ。第2ヒートでは、バトルを展開し、今シーズンこれまでのベストリザルトとなる7位入り、総合成績でも7位となった。

Bike it Yamaha CosworthのR・ゴンサルビスも第2ヒートでラフになったバンプにうまく対応して順位を上げた。両ヒートをそれぞれ15位、8位でフィニッシュし、総合成績では12位となった。

オランダ、スペインと2週連続開催となったグランプリはこの後、1週間のブレークに入り、その後、英国へと移動する。2011年からMXGPカレンダーに組み入れられているマッテレイ・バジンが再び舞台となる。

MX2:シャリエがMX2GPカムバック戦でトップ10フィニッシュ
Yamaha Factory RacingのC・シャリエがFIMモトクロス世界選手権第7戦スペイン・グランプリでカムバックを果たした。選手権第2戦タイ・グランプリで脚を負傷して以来のYZ250FM搭乗となったシャリエは、総合10位に入った。 また、ここ数週間、足首の痛みとウイルス感染に苦しめられていたKemea Yamaha RacingのP・ペトロフも総合9位と、トップ10入りを果たした。

シャリエはここ2週間、母国フランスとイタリアでのカムバックを目指してトレーニングを続けていたが、この週末の条件がカムバックに好適となった。予想通り、元ヨーロッパ・チャンピオンのシャリエは、バイク同士がぶつかり合い、しばしば転倒が見られるMX2クラスの激しい性質に再び慣れるのに時間を要した。シャリエは第1ヒートで2度に渡りスリップし、順位を落としたが、その後追い上げて12位まで挽回してフィニッシュした。続く第2ヒートでは8位に入った。

ペトロフはこのところの逆境と不運の記憶を払しょくする走りで両ヒートをそれぞれ9位と10位に入った。ペトロフは暑さの中でも体力があり、ペースを維持したが、第1コーナーでトップグループを悩ませるだけのスタートの速さに欠けていた。 チームメイトのL・スタイクは第1ヒートで11位と、ルーキーイヤーのスタイクにとってFIM世界選手権参戦以来のベストリザルトを得た。第2ヒートではトラブルに見舞われ、21位とポイント圏外に沈んだ。

Bike it Yamaha CosworthのM・アンスティはグランプリ・サーキットで進化を続けている。2週間後に母国グランプリを控えるアンスティは、第2ヒートで最高のスピードが示せたというアンスティは総合19位。第1ヒートを20位で終えた後、第2ヒートではプッシュして14位に入った。

コメント
■MXGP:J・ファン・フォルベーク選手談(2位/4位:総合2位)
「2位と6戦連続表彰台。全体として満足している。言うことなしじゃないか!? グランプリについては・・・土曜日の朝、いい感じではなかったけどバイクに変更を加えたんだ。チームが素晴らしい仕事をやってくれたよ。予選ヒートでは良くなっていたし、今日のレースに向けても準備もできていた。コースには最高という印象を持っていたけど、スタートがそうは行かなくて、これについては今後やるべきことがあるね。今日は暑かったけど、コースがハードで、滑りやすくて、ラインを探して行かなければならないときには、僕は暑いのは好きだね」

■MXGP:D・フィリッパーツ選手談(11位/7位:総合7位)
「このGPの結果と、それに総合7位には満足している。自分にとって、それにとくにチームにとってもこれは良いことだ。このために本当にがんばってきたんだからね。昨日はトラブルがあったけど、変更を加えて解決した。第1ヒートはOKだったけど、第2ヒートの方がずっと良かった。タイヤとフロントサスペンションでセッティングを調整して、自分のライディングも良くなっていた。今のところ自分の位置は6〜10位だと思うし、それに集中する必要がある。マッテレイ、サン・ジャン、そしてマジョーラと続くこの後のGPは自分には得意なところだ。このまま行きたいし、そうしなければならないんだ!」

■MX2:C・シャリエ選手談(12位/8位:総合10位)
「今日はバイクのフィーリングが良くて、これは僕にとって重要なことだった。今、必要なのはスタートを進歩させること。すべてのライダーが同じスピードで走るのだから、最初にもっと前に行く必要がある。シリーズのうち4ラウンドを欠場して、2週間前にライディングを開始した。トレーニングはGPレースとは違うよ! ここはカムバックの場としては難しいコースだ。すごくバンピーだし、長いジャンプがある。まわりに水がかなりあったけど、全体として今日は満足している。このまま続けて次のレースではトップ5入りを目指すよ」

■MX2:P・ペトロフ選手談(9位/10位:総合9位)
「厳しい2週間を過ごした後に両ヒートでトップ10入りできて満足している。足首を痛めてから2週間トレーニングができなかったし、先週はウイルスに感染してしまった。この週末を通して速さは良かったし、それについては満足だ。第1ヒートはフェランディスよりも速いタイムを記録したけど、彼は3位で僕は9位…このコースは追い抜きがすごく難しくて、スタートが非常に重要。それが違いを生んだ。第2ヒートでは第1コーナーでは最後尾で、前に行くのにすごく時間がかかった。スタートを良くするためにすごく努力しなければならない。いずれにしても先週よりも良くなっていることに満足しているし、いい感じだし、2週間後のイギリスGPに向けてがんばることができるよ」

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