[TEAM NORICK YAMAHA]JRR Rd.2 JSB1000 多くを学んだオートポリスラウンド

開幕戦から2週間、全日本ロードレース選手権は、シリーズ第2戦を大分県・オートポリスで迎えた。一週間前には、事前テストが行われ、ここで初めてエンジンにレーシングキットが入り、本来のJSB1000マシンをようやくライディング。最初は、その速さに驚いていたが、それも徐々に慣れていきタイムも詰まっていった。

レースウイークは、木曜日の特別スポーツ走行から始まった。JSB1000クラス以外は、今回が開幕戦となるからだ。野左根は初日から元気のいい走りを見せ、セクターでは、トップグループと遜色ないタイムをマーク。勢いを感じさせたが、それは、まだJ-GP2からの乗り換えができておらず、JSB1000マシンの走らせ方を学んでいる最中の走りとも言えた。それでも金曜日の時点で1分50秒422をマーク。予選では49秒台に入れたいと語っていた。

公式予選はノックアウト方式で行われ、まずは全車が走行するQ1に臨んだ。コースインし40分のセッション前半では、マシンのセットアップを進めていく。そしてセッション終盤にアタックに入ると1分50秒646で9番手。上位10名によるQ2、トップ10チャレンジに進出する。ここでニュータイヤを履いた野左根は、49秒台を目指してタイムアタックに入るが、1分50秒413と1分50秒台にとどまった。それでも自己ベストを更新しており、決勝に向けては、まずまずの仕上がりとなっていた。

日曜日は、朝方は曇っていたものの、徐々に晴れていき、当初の天気予報とは反して青空が広がった。3列目イン側の9番手グリッドからスタートした野左根は、好スタートを切り1コーナーで一気に4番手に浮上。オープニングラップは6番手と踏ん張っていたがトップグループには、さすがに、まだついていけなかった。しかし、レース序盤はベテランの加賀山選手とバトルを展開。何度か抜きつ抜かれつを繰り返した。レース中盤になると加賀山選手に離されてしまい単独8番手走行になっていたところ、後方から藤田選手がジリジリと追い上げてくる。開幕戦ほどではないが、今回も19周と長丁場。レース終盤になればタイヤのグリップも変わってくる。野左根は後続を警戒しブロックラインを取った。それが立ち上がり重視のラインとなり、逆にラップタイムが上がる結果となる。そのまま藤田選手の追撃を振り切り8位でゴール。また一つ経験値を上げるレースとなった。

野左根航汰コメント
「ようやくJSB1000クラスの舞台に立った感じです。やっと戦えたと思いますが、タイヤの使い方とか乗り方など、まだまだ課題も多いですね。ただ、今回はスタートをうまく決められましたし、いろいろ学ぶことができたのは大きな収穫でした。次回のツインリンクもてぎに向けてバイクもよくなる予定なので、ボクも、もっといい走りができるように頑張りたいですね」

阿部光雄監督コメント
「今回からエンジンにキットが入りましたが、まだバランスが取り切れていない中で、まずまずの走りをしてくれました。初めてのノックアウト予選でもQ2に残りましたし決勝でもスタートを決めて、いいペースで走っていました。まだJ-GP2の走り方が残っているので、いろいろ学べたレースになったと思います。その中でシングルフィニッシュできたことも上出来と言えるでしょう」

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