[Ducati]MotoGP Rd.4 ドヴィツィオーゾ、見事なパフォーマンスで5位完走、クラッチローとピッロは序盤にリタイア

MotoGP第4戦スペインGPは、5月4日、スペイン、アンダルシアのヘレス・デ・ラ・フロンテラ・サーキットで開催された。ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、見事なパフォーマンスを披露して5位でフィニッシュした。抜群のスタートを切った彼は、第1コーナーを首位でクリアした後、アレックス・エスパルガロ(フォワード・ヤマハ)やアルバロ・バウティスタ(ホンダ)らライバルと激しいバトルを繰り広げた。ようやく決着がついたのは最終ラップの最終コーナーだった。ドヴィツィオーゾがバウティスタのインを突き、5位を確定させた。

一方、チームメイトのカル・クラッチローにとっては、順風満帆な週末とは言えなかった。オースティンで負傷した右手は完治していなかったが、5列目からスタートした後、すぐに力強くラップを重ねた。4周で5台をオーバーテイクして9位にポジションを上げた。しかし、5周目の終わりにフロントブレーキにトラブルを抱えてピットイン。安全を考慮してリタイアを決めた。

ミケーレ・ピッロは、ドゥカティ・テストチームのGP14を駆ってレースに臨んだものの、そのレースは決して長くは続かなかった。3周目の終わりにクラッシュし、レース復帰は叶わなかった。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・モトGPチーム #04) 5位
「5位には大いに満足している。ヘレスはドゥカティだけでなく、僕にとってもタフなサーキットだ。また、僕らの仕事が適切であることも証明された。レース中にGP14のポテンシャルを引き出せるようにもなった。ただし、上位陣とのギャップはいまだに大きいが、シーズン序盤の段階では何ともしようがない。もちろん、僕らもただ手をこまねいているわけではない。ギャップを切り詰めようとハードワークを続けている。ヘレスはタイヤに厳しいが、そのサーキットでホンダやヤマハ・オープンに勝つことができた。バトル自体エキサイティングだったうえ、彼らに勝てたのだから満足度は高い。」

カル・クラッチロー(ドゥカティ・モトGPチーム #35) リタイア
「素晴らしいスタートが切れたうえ、この週末でマシンフィールがもっとも良かった。それだけにリタイアは残念だ。ライバルをオーバーテイクして9位まで順位を上げたところでブレーキトラブルが発生した。若干ペースを落として1周走行して対処できるかどうか見極めたが、安全を考えてリタイアを決めた。すでにブレーキレバーが使い物にならなくなっていた。感触が良かっただけに残念だ。うまく行けば、アンドレアと同じ集団でフィニッシュできていたはずだ。右手(の負傷)は、レースになれば気にならないよ。」

ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ・モトGPチーム #51) リタイア
「良いレースではなかった。直前にいたレディング(ホンダ)がフロントのグリップを失った瞬間、僕もフロントグリップを失った。そして気づいたら転倒していた。走行を重ねればパフォーマンスが上がると確信していただけに、残念な結果だ。少なくともポイントは取れたはずだ。テルマスとヘレスは非常に厳しかったが、次戦ムジェロではパフォーマンスが上がるだろう。」

ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー)
「ドヴィツィオーゾのリザルトには大いに満足している。アンドレアは素晴らしいレースを見せてくれた。特に終盤は、歯を食いしばって新たな引き出しを開けて決意溢れるパフォーマンスを披露した。一方、カルにはすまないことをしてしまった。今日彼に発生したトラブルは、以前には発生していない。ブレーキシステム内のフルードが非常に高温になっていた。なぜこの問題が発生したか、テクニカルパートナーのブレンボと精査する予定だ。ドヴィツィオーゾの闘志は我々に火を付けてくれた。今まで以上のハードワークでマシンの熟成開発にあたる。」

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