[YAMAHA]JMX Rd.2 IA1:伊藤が総合8位を獲得、田中は第1ヒートの負傷によりノーポイント

■大会名称:2014全日本モトクロス選手権第2戦関東大会
■カテゴリ:IA1クラス
■開催日:2014年4月20日(日)
■会場:埼玉県・ウエストポイント・オフロードヴィレッジ
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート
■天候:曇り
■観客数:8,500人

開幕戦、九州大会から2週間、ウエストポイント・オフロードヴィレッジ(埼玉県)で全日本モトクロス選手権・第2戦が開催された。今大会、YAMAHA YSP Racing Teamの平田優が、開幕戦の負傷により欠場したため、田中教世が一人IA1クラスに出場。19日(土)の予選で2位と好調を維持して決勝に臨んだが、第1ヒートで転倒し負傷、この影響で第2ヒートも欠場した。

ヤマハでは、伊藤正憲(RIDEZMuc-Off YSP浜北大橋)が総合8位を獲得した。またIA2クラスは、YAMAHA YSP Racing Teamの渡辺祐介が第1ヒートで転倒して負傷リタイアとなり、第2ヒートも欠場。ヤマハでは、安原志(名阪レーシング)が総合13位となった。レディースは、安原さや(名阪レーシング)が開幕戦に続き2戦連続表彰台となる2位を獲得した。

IA1:伊藤が総合8位を獲得、田中は第1ヒートの負傷によりノーポイント
開幕戦で両ヒート3位と、好スタートを切った田中教世。今大会も公式練習、そして予選と好調をキープ、表彰台そして優勝も期待される中で第1ヒートを迎えた。そのスタートも、小島庸平(スズキ)とホールショットを争いながら第1コーナーをクリア。その後の混戦で順位を落としてしまったが、6番手あたりで1周目の後半を迎える。ところが、前方を走る小島が転倒すると、同じ場所で田中も転倒。これで負傷した田中は再スタートできず、そのままリタイアとなってしまう。

レースは、序盤にトップに立った成田亮(ホンダ)が独走して優勝。2・3位は星野優位(ホンダ)、新井宏彰(カワサキ)、小方誠(ホンダ)の争いとなったが、小方が2人をかわして2位、新井が3位と続いた。なお、ヤマハでは伊藤が8位を獲得した。

第2ヒート、好スタートを切ったのは深谷広一(ホンダ)。これに小島、小方、新井らが続く。1周目を終えるまでに順位は大きく変わり、深谷、成田、新井がトップ3となる。ヤマハでは伊藤が7番手で2周目に入る。その伊藤は序盤、順位を9番手まで落とすが、前を行くファクトリーライダーたちのペースで食らいつき、レースを進める。その後、レース中盤の9周目に順位を一つ落とすも、最後までポジションを守り10位でゴールしたが、小方がコースのショートカットにより1周減算のペナルティを課せられたため、一つ順位が繰り上がって9位とし、総合8位を獲得した。なお、田中は、第1ヒートの怪我の影響で、第2ヒートは欠場した。

トップ争いは、成田が序盤で抜け出し、これを新井が追う展開となったが、成田が最後まで新井を寄せ付けず開幕戦に続き完全勝利。2位新井、3位は星野となった。

IA2:安原が総合13位、渡辺は負傷によりノーポイント
第1ヒート、好スタートを切ったのは井上眞一(カワサキ)、これにIAルーキーの大塚豪太(ホンダ)らが続く。一方、YAMAHA YSP Racing Teamの渡辺祐介はスタートで遅れ、1周目を終え20番手前半となるが、着実に順位を挽回、3周目には17番手、7周目には11番手として、さらに上位陣へ迫る。ところが9周目に転倒。これで負傷しリタイアとなった。

ヤマハ最上位となったのは名阪レーシングの安原志。スタートで転倒してほぼ最後尾からの追い上げとなったが、序盤は鬼気迫る追い上げで、9周目までに20人弱をかわして11番手に浮上すると、その後も一つ順位を上げ、最後は10位でフィニッシュした。

なお、トップ争いは、序盤は富田俊樹(ホンダ)、勝谷武史(カワサキ)、井上というラインナップだったが、勝谷がすぐに富田を捉えて逆転すると、そのまま独走で優勝。2位は富田、3位は井上となった。

続く、第2ヒートは、富田、岡野聖(スズキ)が好スタート。ヤマハ勢では、鎌倉大樹(レーシングチーム鷹)、安原が上位でスタートするが、鎌倉は転倒して後退、安原は9番手あたりで1周目を終える。序盤は混戦となり、その中で上位をめざした安原だったが、4周目に転倒し5周目に入った時点で14番手。その後さらにアクシデントが重なり16番手へ後退するが、最後は一つ順位を上げ15位でレースを終え、総合13位を獲得した。なお、第1ヒートの途中で転倒し負傷した渡辺は、この第2ヒートを欠場した。

トップグループは、序盤は富田が先頭でレースを引っ張ったが、第1ヒートと同様、勝谷が4周目にトップに立つと、そのまま逃げ切って完全勝利。2位は富田、3位は岡野となった。

レディース:安原さやが2戦連続となる2位表彰台を獲得
午後1番のレースとなったレディースクラス。好スタートを切ったのは邵洋子(スズキ)、竹内優菜(ホンダ)、高橋絵莉子(ホンダ)。ヤマハ勢では伊集院忍(Team KOH-Z)が4番手、安原さやが6番手で1周目を終える。

上位はすぐに邵、竹内、高橋、伊集院、安原に絞られ、この中で安原が、伊集院をパス。さらに高橋に迫るも、ここでバトルに発展。数周に渡り安原がアタックを繰り返し、ラスト4周でパッシングに成功する。そこからトップの2人の追い上げを開始するが、2人との差は大きく、なかなか差がつまらないまま最終ラップへ。すると、2番手を走行していた邵が転倒、これで安原は順位を上げ、開幕戦の3位に続き2戦連続となる2位表彰台を獲得した。優勝は竹内、3位は高橋。なお、伊集院は表彰台に後一歩の4位、伊集院のチームメイト本田七海が6位入賞を果たした。

コメント
■西澤静子監督談(YSP長野中央代表)
「今回、田中選手は、チームメイトの平田選手が怪我により欠場したため、その分もがんばろうという強い意気込みを持って今大会に臨んでいました。第1ヒートではその気持ち通り、好スタートから上位でレースをスタートし、私も応援団の皆さまも期待していたのですが転倒により負傷。これで第2ヒートも欠場となりました。一方の渡辺選手は、第1ヒートはスタートで遅れてしまいました。それでも、諦めず、激しい追い上げを見せてくれていたのですが、渡辺選手も転倒して負傷。2人とも、ワクワクさせるレースをしていただけにとても残念ではありますが、これもレース。今後は、平田選手も含め治療に専念してもらい、早く元気な姿をファンの皆さまに見せて欲しいと思います」

■レディース:安原さや(2位)
「スタートでトップグループの後ろに付こうと思っていたのですが、選んだラインが悪く遅れてしまいました。それでも、序盤の混戦でうまく抜け出せ、上位で1周目を終えることができました。高橋選手の後方4番手に上がってからは、上位4人が同じペースで前に出られませんでした。でも、トップ2との差もそれほど開いていなかったことから、落ち着いてレースを進めました。だた、後半に入っても前に出ることができなかったので、ポイントを絞り、なんとか高橋選手をかわしました。その後は、残りの時間と上位2人との差を考え、無理はせず3位をキープしようと切り替えたのですが、邵選手の転倒により2位でフィニッシュ。決して納得の結果ではありませんが、前回から一つ順位を上げることができたのは良かったと思います。次回の中国大会は、スタートから勝負し、なんとしても勝ちたいと思いますので、応援をお願いします」

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