[YAMAHA]JTR Rd.2 野崎史高、2位表彰台をゲット、黒山健一は3位

■開催日:2014年4月20日
■開催地:奈良県・名阪スポーツランド
■観客:2,150人
■気温:8度
■天候:曇りのち雨
■競技:8セクション×2ラップ+SS-2セクション
■持ち時間:4時間30分(8セクション×2ラップ)
■最多クリーン数:小川友幸(ホンダ)21

第2戦近畿大会は黒山健一(ヤマハ)の地元・関西で開催され、会場は昨年と同じ奈良県の名阪スポーツランド。昨年は開幕戦として行われた近畿大会で黒山は圧勝していただけに、ここで今季第1戦(2位)の挽回をしたいところだった。

一方、野崎史高(ヤマハ)も2位以上を虎視眈々と狙っていた。競技は4時間30分の持ち時間で8セクションを2ラップ(注・1ラップ目の持ち時間は3時間30分)した後、インターバルをはさんで観客が見やすい場所に用意されたより難易度の高い2つのスペシャルセクション(SS)に挑んだ。モトクロスコースの周辺に設けられたセクションは壁のような崖を上るダイナミックなものや、人工物と自然を組み合わせた緻密なマシンコントロールが要求される地形などが用意された。当日はあいにくの雨となったが小さな子ども連れの家族など多くの観客が集まり選手たちに熱い声援を送っていた。

1ラップ目の競技序盤は、崖を上る第2セクションで第1戦優勝者の小川友幸(ホンダ)が失敗して減点5。そこを黒山は足着き1回の減点1で抜けて、早くも小川をリードした。さらに野崎はここを見事にクリーン(減点0)でトップに立った。その後も波に乗る野崎は減点5となる失敗を唯一人1度だけにとどめる一方、減点3と減点1もそれぞれ1回におさえるなどミスを最小限にして唯一人ひとけた減点9で回り、1ラップ目からトップに躍り出た。野崎と2点差で2番手は小川は減点11。

一方、黒山は1ラップ目の第4セクションで野崎や小川が失敗した難しい上りを独自の走行ラインで攻略して見事減点1で走破。この第4セクション終了時点では合計減点2の黒山が、同6点の野崎や同10点の小川らを大きくリードしていた。ところが、その後は黒山らしからぬ失敗が目立ち減点5を重ねた結果、減点13で3番手と出遅れてしまう。とはいえ小川とは2点差で、まだまだ逆転は十分に可能な点差だった。

2ラップ目、野崎は1ラップ目に減点3だったセクションを減点1でこなしたが細かな足着きは多くなり、1ラップ目と同じ減点9で2ラップ目を終えた。また黒山は1ラップ目よりも3点少ない減点10で2ラップ目をこなした。だが、2ラップ目は小川が減点3で回り、野崎を逆転。この時点でトップは小川・14点で、それを野崎は18点、黒山は23点で追う展開となった。

3ラップ目は野崎と黒山がそれぞれ減点3で回る追い上げを見せたが、小川は減点0でリードを保った。3ラップ目終了時点で小川・14点、野崎・21点、黒山・23点となり、勝負の決着はSSでつけられることになった。

SS1つ目のセクションは小川と野崎、黒山の3名ともクリーン。この時点で小川の1位が決定。SS2つ目の最後のセクションは、野崎と黒山の2位争いの場となった。ここで先に走った野崎が失敗。後からトライした黒山にとっては逆転のチャンスだったが、黒山も失敗し、野崎が久しぶりの2位をゲットした。

次回第3戦・九州大会は5月11日、山口県のフィールド幸楽で行われる。

コメント
■野崎史高選手談(2位)
「2位は久々なので素直に喜びたいですが、目標は1位ですし、今日は最終的に1位との差がだいぶ開いたので反省も多いです。とくに最終セクションはクリーンする自信があったのですがダメで、(黒山選手に逆転されないかと)ヒヤヒヤでした。1ラップ目はとくに調子が良かったわけではなかったですが、第2セクションを僕だけクリーンしたのが良かったですね。そういうリードをすると試合の主導権を握れます。でも減点1が多かったので、次回はそういうミスも減らしてさらに上にいきたいですね」

■黒山健一選手談(3位)
「今日は最低でも2位に入りたかったですが、それもかなわず残念でした。走り自体は悪くないのですが、開幕戦と同じようにちょっと空回りしている部分がありました。最終セクションのコンクリートブロックの上りも、好きなタイプのセクションだったのですが…。まだ挽回できるポイント差なので、戦い方を見つめ直して次の大会に臨みたいと思います」

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