[SUZUKI]WMX Rd.5 デサール総合4位、ストライボス総合5位でランキングをキープ

2014FIMモトクロス世界選手権シリーズ第5戦がブルガリアのセブリエボで開催された。およそ2万人の観客が見守る中、ロックスターエナジースズキでワークスマシンRM−Z450を駆るクレメン・デサールが第1レース5位、第2レース3位で総合4位に、チームメイトのケビン・ストライボスも第1レース3位、第2レース5位で総合5位と健闘し、両ライダー共に安定した成績でそれぞれの獲得ポイントを増やした。

本来はフラットに引き締まっているはずのセブリエボのコースは、このレースウィークに限って予想外に荒れた路面となった。雨の影響でブルガリア特有のマディとなり、さらにヨーロッパ選手権が併催されてレース数が全5カテゴリーに増えたこともあってギャップとわだちがさらに多くなった。ライダー達は第1レースで深いわだちの攻略、第2レースで雨によるヘヴィマディの攻略を強いられるという、過酷な決勝日となった。

前週の第4戦イタリア大会で総合優勝を果たし波に乗るデサールは、ここセブリエボの会場では2010年に勝利している。決勝日のテクニカルなコース状況にも懸命に対応しながらラップを重ねたデサールだったが、第1レースは5位。午後の第2レースは終盤で2番手を走るJ・ファン・フォルベーク(ヤマハ)に迫るもシーンもあったが最後は3位でフィニッシュした。

一方のストライボスは前日の予選を6位で通過、決勝第1レースはオープニングラップでの転倒にもかかわらずその後は見事な追い上げを見せた。たとえ理想的なスタートがきれなかった状況でも、その後に本来のペースを発揮して着実に順位を上げる、ストライボスらしいレース展開だった。第1レースでは、ラスト2ラップでストライボスがファン・フォルベークのミスをついてかわし、今シーズン2回目となる3位フィニッシュを決める。第2レースもヘヴィマディの中を終始ファイトあふれる走りで、G・ポーリン(カワサキ)に迫り4位フィニッシュを狙ったものの、ゴーグル交換のためにピットストップを余儀なくされ最後は5位となった。

第5戦終了後のポイントランキングでスズキの両ライダーのランキングは変わらず、トップのT・カイローリ(KTM)を追うデサールが194ポイントでランキング2位、ストライボスは145ポイントでランキング6位につけている。

次戦第6戦は5月4日、オランダのヴァルケンスワードで開催。南オランダの国境近くにある会場はベルギーにあるロックスターエナジースズキの本拠地ロンメルからも近く、慣れ親しんだコースでの両ライダーの活躍が期待される。

コメント
■クレメン・デサール(第1レース/5位 第2レース/3位 総合4位)
「レースカテゴリーが多かったせいか、コース状況は酷かった。見た目の路面と実際に走ってみての状況は大違いで、厳しいレースを強いられた。なんとか走りきって総合4位にはなったが、納得できる結果ではない。自分の走りに自信が持てないまま、それが結果に出てしまったという感じだ。雨でスピードも上がらなかった。スタートは上手く2番手で出ることができたのでそのままキープしたかったが、転倒でタイムロスした。今回の結果でランキングも2位といっても単独ではなくなったし、こういったコンディションでの走りについて充分に分析する必要があると思う。」

■ケビン・ストライボス(第1レース/3位 第2レース/5位 総合5位)
「自分としては調子が良かったので、それで総合5位という結果には満足していない。決勝では2レースともファン・フォルベークに後ろからプレッシャーを与えて、第1レースで彼が転倒して自分が3位になったのは納得のいく組立てだった。第2レースの前に雨が降ってきたが、自分はマディは得意なので問題ではなかった。それでも追い上げるには路面が非常にテクニカルで、ゴーグルも見えづらかった。残り3ラップでゴーグルチェンジして、頑張って追い上げて最後はもう少しでG・ポーリン(カワサキ)に追いつくところまで行った。ポディウムを狙えるスピードはあったのに思うような結果に結びつかず、残念だ。コース状況は確かにレースに大きく影響するが、今日は特にわだちの攻略とライン取りが課題だった。それでも決して危険な状況ではなかったのでコースについてあまり言う必要はないと思う。とにかくライン取りがすべてだった。」

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