[Kawasaki]SBK Rd.2 サイクスがダブルウィン!バズも両レースで2位に入り、Kawasaki Racing Teamが1-2フィニッシュ

サイクスがダブルウィン!バズも両レースで2位に入り、Kawasaki Racing Teamが1-2フィニッシュ。スーパースポーツでもソフォーグルが優勝し、カワサキが完全勝利!
■ 2014年 スーパーバイク世界選手権 第2戦 スペイン大会
■ 開催日:2014年4月13日(日)
■ サーキット名:モーターランド・アラゴン(5.344 km)

第2戦スペイン大会が、4月11日から13日までの3日間、モーターランド・アラゴンで開催された。
2月中旬にオーストラリアのフィリップアイランドで行われた開幕戦から、約1ヶ月半の長いインターバル。その間、スペインのヘレスでテストを実施したKawasaki Racing Team は、電子制御やサスペンションのセットアップに多くの時間を割き、大きな成果を得ることに成功していた。
その結果、ドライコンディションだけでなく、ウエットコンディションでもラップタイムを短縮。万全の状態でスペイン大会に挑むことになった。

昨年、念願のタイトルを獲得したサイクス(Kawasaki Racing Team)は、開幕戦オーストラリア大会では7位&3位。
連覇を狙うシーズンとしては、やや精彩を欠く初戦となっていた。
しかし、ヘレステストで本来の走りを取り戻したサイクスは、得意とするアラゴンに向けてモチベーションを高めることにも成功していた。
昨年も、開幕戦オーストラリア大会で思うような結果を残せず、その雪辱に挑んだアラゴンでシーズン初表彰台となる3位表彰台を獲得。以降調子を上げていき、見事タイトルを獲得した。

今年のオーストラリア大会もフラストレーションのたまる結果だったサイクスは、その雪辱に気合満点。
フリー走行で2番手タイムをマークすると、予選では見事にポールポジションを獲得した。
予選を終えたサイクスは、「目標はフロントローからスタートすることだった。それがポールポジションを獲得出来てすごく嬉しい。実際のところは、もっと良いタイムをマーク出来たと思うが、限界を超えたくなかった。それがなければ自己ベストも更新できたと思う」と語り、アラゴンで行われるスペイン大会で3年連続ポールポジションを達成、満面の笑みを浮かべることになった。
そして迎えた決勝では、トップグリッドから好スタートを切るとホールショットを奪う。
それからも快調にラップを刻み、2番手を走るチームメートのバズ(Kawasaki Racing Team)を徐々に引き離し、最終的にはバズに約4秒のリードを築き今季初優勝。第2レースも好スタートから、バズとレイ(ホンダ)、そしてメランドリ(アプリリア)とトップグループを形成。終盤はメランドリ(アプリリア)の激しい追撃を受けて一度は交わされたが、クロスラインで抜き返して2連勝。昨年のフランス大会以来、3戦ぶりの完全Vを達成した。
チームメイトのバズも、素晴らしい走りを見せた。今年は開幕戦オーストラリア大会で2位表彰台に立ち、好調なシーズンのスタートを切った。
その後、スペインのヘレスで行われた合同テストでは、サイクスを凌ぐタイムをマーク。モチベーションを高めて迎えた今大会では、フリー走行で総合4番手。予選はサイクスに僅差で続く2番手と、今季初のフロントローに並ぶ。決勝でも第1レース、第2レース両方でサイクスをピタリとマークし、両レースとも2位表彰台を獲得。
サイクスとバズは初の1,2フィニッシュ。さらに2レース連続という大会完全制覇を達成した。
これで、2戦4レースを終えて、サイクスが75点で総合6位から一気に総合首位に浮上。総合2位につけていたバズが4点差の71点で2位をキープした。

今年のスーパーバイク世界選手権は、エンジンのスペックを厳しく規制したEVOクラスが新設された。
Kawasaki Racing Team からは、サロムがこのクラスに出場。14番手グリッドから第1レースで13位、第2レースでは、EVOクラスでトップとなる10位でフィニッシュした。その他EVOクラスに出場のカワサキ勢は、モライス(IRON BRAIN Grillini Kawasaki)が15位&13位。グラルノーニ(MRS Kawasaki)が第1レースで14位、スカッサ(Team Pedercini)が第2レースで14位、フォレ(Kawasaki Mahi Racing Team India)が第2レースで15位と、それぞれポイントを獲得した。
スーパースポーツ世界選手権(WSS)は、予選6番手から追い上げたソフォーグル(Kawasaki Mahi Racing Team India)と、ファン・デル・マーク(ホンダ)、コグラン(ヤマハ)、クルゼール(MVアグスタ)の4台の激しい優勝争いを制した、フォーグルが優勝。レース終盤にはコグランとクルゼールが接触して転倒、優勝戦線から脱落したことで、マリーノ(Kawasaki Intermoto Ponyexpres)が3位表彰台を獲得した。また、タンブリーニ(San Carlo Puccetti Racing)が7位、ガマリノ(Team GO Eleven)が9位と、4台のNinja ZX-6Rがトップ10フィニッシュを果たした。

トム・サイクス(1位/1位)のコメント
「フィリップアイランドの残念な結果の後、このようなパフォーマンスを発揮できたのはとても重要なことだ。今日は2勝することができたけれど、第2レースは、4、5周走ったところで完璧とは程遠い状態だということに気がついていた。第1レースはセットアップが決まり、それほど温度が上がっていない路面コンディションで安定したペースで走れた。レースではもっとタイヤが消耗すると思っていたけれど、最後まで持ってくれた。第2レースはやや暑いコンディションになり、スターティンググリッドで気温の変化を感じたし、状況の変化に対して全力を尽くさなければならなかった。僕の後ろの2人の方がグリップをキープしていたと思う。でも、 彼らを抑える自信があったし、うまくいった。最終ラップのバックストレートでメランドリがパスしてきたが、交わすことが出来た。素晴らしいレースで、観客にも楽しんでもらえたと思う」

ロリス・バズ(2位/2位)のコメント
「第2レースは気温が変わったので、それに合うようにリアタイヤを変えた。気温が低い第1レースが厳しい戦いになることはわかっていたし、少し暖かくなることを願っていた。第1レースは限界だったので、第2レースはどう戦えばいいのか分からなかった。そこで、クルーチーフを説得してソフトタイヤを使った。第2レースでトムが違うタイヤで少し苦戦していた。僕は正しい選択をしたと思うし、いいレースができたと思う。お互い楽しんだ。トムをパスしようとしたけれど、少しフロントを失ってしまった。メランドリが後ろに近付いていることが分かったので、なるべく早くトムをオーバーテイクしたかった。しかしそれができなかった。もしかしたら、仕掛けるのが少し早過ぎたのかもしれない。終盤メランドリにパスされてしまい、抜き返した後もトムに追いつくことができなかった。このサーキットではいつもはもっと苦戦するけれど、優勝争いをして2度も表彰台に上がることができた。これはいい兆しだ。チャンピオンシップでは2位でアッセンへ向かう」

デビッド・サロム(13位/10位)のコメント
「今回は2レースともに大変だった。レースウィークの序盤に問題がいくつかあり、プラクティスではいくつか電子系のパーツを試さなければならなかった。第1レースでは、思っていたようなペースで走れず大変だった。第2レースはセットアップが良かったので、その面では楽だった。でも、キャミア(BMW)を引き離すことができなかったので大変だった。最終ラップで彼がはらみ、カネパ(ドゥカティ)がとても近くにいたけれど、なんとかトップ10に入ることができた。一生懸命頑張ってくれたチームのためにもうれしい。チームメイトたちにとってもすばらしい日になったね」

【SBK】スーパーバイク世界選手権 Rd.2 アラゴンフォトギャラリー

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