[SUZUKI]JRR Rd.1 JSB1000 全日本ロードレース開幕、スズキ勢、津田7位、加賀山8位、今野11位と慎重なスタート!

2014シーズンの全日本ロードレース選手権シリーズが今年は鈴鹿で開幕となった。例年、開幕戦は全クラス開催が基本とされてきたが、今年は四輪と併催の2&4スタイルとされたことから、開催クラスはJSB1000のみとなった。

このレースに、ヨシムラスズキシェルアドバンスから津田拓也、Team KAGAYAMAから加賀山就臣、MOTOMAP SUPPLYから今野由寛らがスズキGSX-R1000を駆って参戦した。限られたシーズンオフのテストを踏まえ、予選は津田が2番手、加賀山8番手、今野9番手というグリッドを獲得。決勝は津田7位、加賀山8位、今野11位となった。
昨シーズンからこのJSB1000クラスへの参戦を開始した津田はこのシーズンオフ、スズキファクトリーの海外テストなどに帯同し、これまでにない充実した走行を重ねてきた。加賀山は鈴鹿での事前テストをこなし、また今野は3月中旬のタイヤメーカーのテストで鈴鹿を走行。十分な仕上がりには届いていないながらも、それぞれが明確に課題を持って今回のレースウイーク入りすることとなった。

今回は四輪のフォーミュラクラスが併催ということで、その走行後にはタイヤのゴムが路面に多く残されて二輪のタイヤのグリップに大きな影響を及ぼす。しかもそれが同じ状況にはならないことから、ライダー、チームにとって悩みの種となる。しかし今回は大きく路面のグリップを変化させるような状況にはならず、その点ではマシンのセットアップを進めやすかった。

もう一つ今回のレースの特徴は、通常の鈴鹿のスプリントレースは15周で行われているが、5周プラスされて20周とされた。40分を超える走行時間となり、タイヤのマネージメントが大きなポイントとなる。

そうした点においても、マシンのセットアップがとても重要になる。

順調にタイムを詰め、津田はフロントロー2番手、加賀山、今野は少し出遅れた感はあるものの、それでも3列目8番手、9番手グリッドに付けたのは決勝に向けて大きな期待を抱かせるものだった。

そうした中でレースがスタート。津田は序盤、一旦4位まで下がるが3番手に浮上し、さらに上位進出を期待させる。加賀山は7番手、今野は12位を序盤走行する。

しかし6周目に津田が一気に6番手までポジションをダウンしてしまい、タイムもそれまでの7秒台から8秒台へと大きく落としてしまう。また加賀山、今野のペースも上がらない。
結局、20周のレースがフィニッシュとなるときには津田7位、加賀山8位、今野11位となっていた。

コメント
■津田 拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス 7位
「昨年はそれまでにチームが持っていたデータを基本に戦うことができたので、自分は走ることに集中していれば良かったのですが、今年はさらにマシンを進化させようと新たなことにトライ。そのために自分がデータを作っていかなければならなくなりました。金曜日、そして予選とタイム自体はそこそこ出ていたので、その方向でうまくいくと考えていましたが、レースが進むにつれてマシンのバランスが取れなくなり、思うようなコントロールができなくなってしまいました。完全に自分の見極めミスです。そのことがハッキリと分かったので、それは大きな収穫だと考えています。しっかりと修正をし、次のオートポリスでは最後までトップ争いに加われるようにしたいと思います。」

■加賀山 就臣 Team KAGAYAMA 8位
「2年間使ってきたサスペンションメーカーを変更し、より高いレベルにマシンを仕上げていこうと新たなチャレンジを始めた年なので、序盤の厳しさはある程度覚悟していましたが、想像以上に難しいレースとなってしまいました。ですが秘めるポテンシャルの高さは確実にあることが手応えとしてあるので、あとは着実にセットアップしていけば結果は自ずと付いてくると考えています。エンジンもとても好調でしたし、スズキのマシンのパフォーマンスの高さはレースの中で確認できたので、今後の仕上がり次第では面白いレースができると感じています。今回も多くの方に応援いただき、スポンサーの方々には強力な声援をいただき、力になりました。期待に応えられるよう、引き続き頑張っていきます。」

■今野 由寛 MotoMap SUPPLY 11位
「今シーズンもメカニック、スポンサーの皆さんに応援していただきながら、まずは開幕戦を終えることができホッとしています。サスペンションメーカーを変えてマシン面でビッグチェンジしたので、そのあたりをまとめられるか不安でしたが、ベースセットもレースウイークの中で出すことができて、とても充実した開幕戦となりました。レース内容自体はマイナートラブルがあり、決して満足のいくものではありませんが、何よりもまずレースに参戦できたこと、その中でチームの課題であるベースセットを出せたというのは大きな成果だと感じています。さらに良い結果が出せるよう、チーム一丸となって戦っていきます。」

関連記事

編集部おすすめ

  1. 【 Webikeニュース編集部 】 初代GSX-Rが発売されてから33年目、6代目のGSX…
  2. GP通算500勝を達成した「YZR-M1」のカラーリングを再現! ヤマハ発動機は、水冷・直…
  3. 二輪車用タイヤ、チューブの専門メーカーであるIRCは、新しいツーリングラジアルタイヤ「RMC…
  4. ホンダは、往年の名車である「NSR250R(MC18)」のカラーを再現した、受注期間限定のヘ…
ページ上部へ戻る