[BRIDGESTONE]JMX IA2 Rd.1 能塚智寛が第2ヒート激しい追い上げの末に2位表彰台を獲得

2014MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第1戦(開幕戦)は、熊本県菊池郡大津町のHSR九州で開催された。

ホンダ熊本製作所の敷地内にあるコースは、阿蘇の火山灰が堆積した非常に滑りやすい黒土と、タイトコーナーが連続するテクニカルなレイアウトが特徴だったが、今大会に合せて18年ぶりに全面改修され、総延長を1.6kmから2.2kmに延長。大量の砂を搬入し、大小のジャンプやロングフープスなどを見応えのあるセクションを配すると共に、十分なコース幅を持たせた国内屈指のダイナミックなコースに生まれ変わった。

大会期間中、土曜日の午後降り出した雨が夜半まで続くが、決勝が行なわれた日曜日には天候は回復。冷たい風が肌寒さを感じさせたものの、ベストコンディションとなったレースには、公式発表で昨年を大きく上回る6800人のファンが訪れた。

■IA2 ヒート1
若干雨の影響を残したヒート1。ブリヂストンがサポートする大塚豪太(ホンダ-ブリヂストン)、能塚智寛(カワサキ-ブリヂストン)は共にスタートで中段に埋もれ、追い上げのレースを強いられた。A級初レースとなった大塚はオープニングラップを12番手でクリア。2周目に二つ順位を落としたものの、先輩ライダーとの激しいバトルの中で後半徐々にペースを上げ、ラスト2周で自己ベストタイムをマークする健闘を見せ14位でフィニッシュ。一方オープニングラップを15番手で戻ってきた能塚は、序盤から鋭い追い上げを見せてレース中盤に8番手まで順位を上げると、後半更に攻め続け9周目に7位、11周目に6位とポジションアップ。ラストスパートをかけた能塚は終盤さらに一つ順位を上げ、スタートから20台近くをごぼう抜きにして5位でチェッカーを受けた。

■IA2 ヒート2
またしてもスタートで集団の中に飲み込まれた能塚と大塚だったが、能塚は8番手、大きく出遅れた大塚は17番手でオープニングラップをクリア。2周目に一つ順位を上げた能塚は、3周目に井上眞一(カワサキ-DL)と竹中純矢(スズキ-DL)の2台をパスし5番手に浮上。前半確実にトップ争いとの間合いを詰めた能塚は、後半に入ると更にペースを上げ、10周目にまず田中雅己(ホンダ-DL)をパスし4番手に順位を上げる。続く11周目にはヒート1で優勝した小川孝平(ホンダ-DL)を捉え、能塚はついに3番手に浮上。13周目にこのヒートのベストタイムをマークした能塚は、残り2周でディフェンディングチャンピオンの富田俊樹(ホンダ-DL)をパス。これで2番手に浮上した能塚は、最後までトップに迫る走りを見せるが、ここでタイムアウトとなり2位でチェッカー。能塚は地元で今季初表彰台を獲得。一方大塚は15位でフィニッシュした。

■能塚智寛 — グリーンクラブ TEAM MOTOBOY所属
スタートの失敗は完全に自分のミスです。かなりハイスピードなレース展開になりましたが、硬くて滑る路面と、柔らかい路面、どちらもコーナーでも思い切り攻めることが出来て、両ヒート追い上げが出来たと思います。特にヒート2は相当攻め込んだのですが、アクセル操作とグリップ力がしっかり噛み合って、イメージ通りの走りが出来ました。

■大庭裕史 — 株式会社ブリヂストン MCタイヤ開発
全面改修されたコースは、前半が比較的柔らかく、後半は硬く締まった路面で、土曜日は雨が降ったため、ソフトパターンを選択するライダーがほとんどでした。雨の影響が残った決勝は、ソフトからミディアムという流れでしたが、どちらのタイヤも大きなネガはなく、それぞれのタイヤのパフォーマンスとして対応出来たと思います。結果としてヒート2では、能塚選手が鋭い追い上げで表彰台獲得を獲得してくれました。次の関東大会も独特のコース。昨年から取り組んできたスペックを投入し、好結果をアシストできればと思っています。

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