[HONDA]CEV Rd.1 決勝 Honda Team Asiaの尾野弘樹が、表彰台にあと一歩と迫る4位入賞

FIM CEVレプソルインターナショナル選手権の開幕戦が、4月4日(金)〜6日(日)に開催されました。スペインとフランス、ポルトガルの3ヵ国において全8戦11レースでタイトルが争われるこのシリーズに、昨シーズンのアジア・ドリーム・カップでシリーズチャンピオンを獲得した尾野弘樹がHonda Team Asiaから参戦します。

4月5日に行われた予選1回目、尾野は40分間ある走行時間の序盤からペースを上げることができ、いいリズムで走れました。ラスト10分時点でリアタイヤのみを交換し、ラストタイムアタックへ。途中、ペースの遅いライダーに引っかかり、タイムをロスしたものの、最終周にベストラップを出しました。トータル17周の走行で、1分48秒台を7度記録し、ベストラップは1分48秒266。6番手タイムで1回目の予選を終了しました。

続いて行われた2回目の予選は、スタートから2周目にヘアピンへの進入で転倒。幸い大きな損傷はなかったため、再びコースインしてタイムアタックに入りましたが、なかなか1回目の予選タイムを更新できませんでした。そして、ラスト10分時点でリアタイヤを新品に交換し、ラストアタックとしてトップタイムを出していたチームの2台に合わせてコースイン。このアタックで、尾野は1回目の予選タイムを更新できました。トータル14周を走った尾野は、1分48秒台を5度、1分47秒台を1度記録して、ベストラップは1分47秒956となり、5番手タイム。総合6番手で予選を終了しました。

翌4月6日の決勝は、2レースが行われました。レース1では、尾野のスタートは悪くなかったものの、1コーナーの進入時には順位を落とし、セカンドグループでのレースを強いられました。トップ2台がさらにペースを上げ、第3グループでの7番手争いとなった尾野。グループは6台の争いとなり、し烈なバトルをしながらの状態でタイムも上がらず、苦しい展開となりました。徐々にグループは散り、3周を残したところで2台での争いに。尾野は追いつめていったものの、ライバルを抜ききれず、8位でチェッカーを受けました。

路面温度が上がったレース2、終盤でのタイヤの状態も考えて臨んだ尾野。スタートはレース1より少しよく、1コーナー進入時に順位は落としたものの、レース1よりもいいポジションでスタートが切れました。レース序盤、トップグループがバトルになったため、レース1よりもペースが上がらず、尾野は徐々に順位を上げることに成功します。

やや抜け出したトップ2台のペースが上がり、中盤では単独3位を追いかける形となった第3グループでのレースになりましたが、尾野は集中力を切らさずにラップタイムを刻みました。そして、グループから少し抜け出すと、最終ラップで3番手のライダーに追いつきます。しかし、チェッカーまでに交わすことができず、わずか0.069秒差の4位でチェッカーを受けました。

コメント
■藤沢裕一 | CEVレプソルインターナショナル選手権 Honda Team Asia監督
「テストから車体とギアレシオのセットアップなど、レースに向けての準備は順調に進みました。天候にも恵まれ、いいコンディションの中でのレースウィークを迎えました。尾野は、ライディングの修正をかけるにつれてタイムも上がりましたが、トップとの差は約1秒あり、楽観視できる内容ではないと感じています。

レース1ではスタートから1周目の処理が悪く、序盤からサードグループでのレースとなったことで思うようにペースを上げられずに終わりました。レース2では、気温・路面温度ともに上がったので、レース終盤の展開を考えて臨ませました。スタート後、尾野はうまく順位を上げてペースをつかんだのですが、トップグループには離されてしまいました。課題は残るものの、最終ラップまでラップタイムを刻み、最後には一時離されていた3番手にも追いつきました。

今回の収穫は、車体のセットアップも含めて、タイヤマネジメントが武器となり、レース終盤でラップタイムを落とさずにレースができたことだと思います。尾野のライディングも去年に比べて成長が感じ取れました。
しかし、トップ2台は、バイク・ライダーともにポテンシャルも高く、くしくも今回のレースでは追いきるところまでは至らなかったことは、チームとして課題です。

次戦ルマンは1日だけのテストとなることに加え、レースはMotoGP併催となるため、いつものレーススケジュールではありません。時間を有効に使い、今回の課題に取り組んでいきます」

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