バイクブーム再来の予感

国内最大級のモーターサイクルの祭典、「東京モーターサイクルショー2014」が3/28(金)から3/30(日)の間、東京ビッグサイトで開催されました。第41回となる今回は122のモーターサイクル関連企業・団体が出展し、来場者数は昨年に続き今年も11万人を突破するなど大盛況だったようです。

出展社数こそ近年は減少傾向にあるものの(昨年は141社)、3日間の来場者数は11万3830人を記録(昨年は11万158人)。昨年比103%の微増ながら、東日本震災の影響で中止となった2011年以前の開催も含めて過去最多を記録したそうです。3日目の日曜が朝から雨天となり、客入りが前年同日を下回ったことを考えれば、上出来の結果と言えるでしょう。

今回のショーを振り返ってみると、車両メーカーのブースは比較的落ち着きのある展示になっていたと思います。ニューモデルとしては世界初公開となるホンダの未来派クルーザー「NM4」などが注目を集めていましたが、コンセプトモデルなどは少なめな印象で、現行モデルをフルラインナップで紹介する直球勝負の演出が多かった気がします。

来場者にとっては、各メーカーの最新モデルが一堂に会する“巨大なショールーム”のような感覚で、実車を見て跨って比較でき、メーカー担当者の話も直接聞けるということで、またとない情報収集の機会となったはずです。バイクライフを豊かに彩るパーツや用品についても同じことが言えるでしょう。それ以外にもメディアや飲食店など異業種とのコラボなども新しい試みとして新鮮味を感じさせてくれましたし、また、特設会場で行われたトライアルや白バイによるデモ走行なども多くの見物客を集めていました。

初日に前年比124%の来場者を集めた数字を見ても、ユーザーの情報感度は年々高まっていることが伺えます。これはSNS等のネットによる情報拡散のスピード化も影響しているのではないでしょうか。会場内でもほとんどの来場者がスマホなどで写真を撮り、その場で情報発信している様子が見てとれました。数年前には考えられなかった光景です。

また従来、来場者の主流だった中高年層に加え、若者やカップル、子供を含めた家族連れなどの姿が例年にも増して多く見受けられたのも特徴と言えそうです。今年に入り各メーカーとも販売の好調が伝えられ、折しも追い風ムードの中、バイクブームの再来を予感できそうな今回の東京モーターサイクルショーでした。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

■フォトギャラリー
第41回東京モータサイクルショー2014特集

■関連ニュース
第41回 東京モーターサイクルショー2014終了、公式入場者数を発表 – 前年比103%

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

この著者の最新の記事

関連記事

編集部おすすめ

  1. 幅広いユーザーに人気のタクトがガス規制対応! Hondaは、50cc原付スクーター「タクト…
  2. ■大会名:全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 岡山国際サーキット ■開催日:2017…
  3. ホンダは、2017年12月3日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで、モータースポーツファンの…
  4. 【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】 BMWからニューモデル「G 310 GS」…
ページ上部へ戻る