[DUNLOP] AMA SX Rd.13 450SX スチュワートがディフェンディングチャンピオンのビロポートを下し3連勝!

AMAスーパークロスシリーズの中で最も観客動員数が多いのは、7万人を超すアトランタだが、次点となっているのが今大会のセントルイスである。ダウンタウンにある巨大なエドワード・ジョーンズ・ドームには今年、新記録となる60,213人が詰めかけた。同会場では昨年に続いての記録更新だが、天候不順に左右されない屋内競技場のメリットが生かされた観客増と言えるだろう。

セントルイスのコースは、造成に用いられる土の純度が高いためにグリップが比較的良好なことで知られている。プラクティスが始まる正午過ぎからメインレースが終わる深夜に至るまで、適度に水分を含んでいる軟質土は食い付きが良く、進行につれてコーナーなどにはワダチが発生する。今回のレイアウトは、長いストレートやコース幅の広さを生かしたものだったが、1コーナーの安全性を高めるため設計図が若干修正された。完成したコースは想定よりも短くなり、ラップタイムは50秒を切ることになった。

タイムドプラクティスの段階では、多くのライダーが似たような走法だったこともあり、予選はトップテンが1秒内にひしめき合う接戦となった。450SXではジェイムズ・スチュワート(スズキ)=47秒431、ライアン・ダンジー(KTM)=47秒672、ケン・ロクスン(KTM)=47秒750がベストスリー。250SXではマーティン・ダバロス(カワサキ)=48秒284、ジャスティン・ボーグル(ホンダ)=48秒623、ブレイク・バゲット(カワサキ)=48秒709が上位を占めた。

450SXのメインレース(20周)では、マイク・アレッシ(スズキ)がホールショットを取ったが、すぐにライアン・ビロポート(カワサキ)がリーダーとなった。2位に下がったアレッシが後続をブロックした結果、ビロポートは序盤に3秒ほどのマージンを得た。3周目にはスチュワートが2位に浮上。その後にはジャスティン・バーシア(ホンダ)、ジャスティン・ブレイトン(ヤマハ)、ロクスン、ダンジーが控えていた。

レース中盤になるとビロポートとスチュワートの間隔が詰まり、テールトゥノーズのトップ争いが繰り広げられた。何度か探りを入れた後、満を持して11周目にスチュワートがビロポート攻略に成功。しばらくは反撃の機会をうかがったビロポートだったが、終盤は2位をキープする走りに切り換えた。体調を崩して6位にとどまった前戦と比べれば、2位は悪くないポジションである。ビロポートから5〜6秒差の3位以下には、バーシア、ロクスン、ダンジー、ブレイトンが僅差で続いていた。

最終的には単独走行に持ち込んだスチュワートが優勝。このところの3連勝によって、存在感が高まりつつある。最終ラップにはダンジーがクラッシュで5位から9位に転落。後続のブレイトンも巻き込まれたため、上位には変動が起きた。負傷欠場からのカムバックを果たしたトレイ・カナード(ホンダ)が5位、イーライ・トマック(ホンダ)が6位に入賞。一方でウィル・ハーン(ホンダ)が予選中のクラッシュで負傷し、入れ替わるように故障者リストに入ってしまったことが残念だ。

関連記事

編集部おすすめ

  1. 鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会は、鈴鹿市役所 1階の『モータースポーツ振興コーナー』…
  2. 生活の可能性が拡がる喜びを提供 Hondaのナイジェリアにおける二輪車生産販売子会社「ホン…
  3. オートバイパーツ・用品の販売を全国展開する2りんかんは、バイク乗りコスプレイヤーの「美環(み…
  4. ボッシュが形づくる二輪車の未来 ボッシュは、自社のモーターサイクル&パワースポーツ事業が、…
ページ上部へ戻る