最近気になる「3輪車」

時を同じくして、ヤマハとトヨタからスリーホイーラー(3輪車)が登場しました。

ヤマハ「TRICITY(トリシティ)」は昨年の東京モーターショーにも参考出品された125ccオートマチック(AT)コミューター。AT二輪車と同様の扱いやすい運転操作を実現しつつ、新たなコミューター市場の創造をめざした、LMW(リーニング・マルチ・ホイール)構想の第一弾として、今年中に欧州・日本での発売が予定されています。

一方、トヨタの「i-ROAD」はコンパクトサイズによるバイク並みの使い勝手と新しい乗り味による楽しさを提供する超小型電気自動車(EV)。同じく東京モーターショーに出展されたコンセプトモデルをベースに改良が進み、この春、首都圏でパーソナルモビリティとしての使い勝手を検証するモニター調査を実施することが発表されました。

双方に共通する特徴として、「3輪である」ことと「車体を傾けて曲がる」ことが挙げられます。2輪でも4輪でもないのは明らかとしても、リーンすることから一般的なトライクなどとも異なる操縦特性を持っていることがうかがえます。

2輪メーカーと4輪メーカーという、それぞれ土壌の違うところから生まれた新世代コミューターの姿が、奇しくも同じ“傾斜して旋回する3輪車”だったことには何か理由がありそうです。操る楽しさと安全性、新しさを求めた結果なのかもしれませんね。

今までは日陰の存在だったものが、やがて表に出て本流になっていくという歴史の常もあります。まだ始まったばかりですが、最近ちょっと気になる「3輪車」でした。

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>>第41回東京モーターサイクルショーギャラリー

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