マルケスがスポーツ界のアカデミー賞に選出!

スポーツ界のアカデミー賞とも呼ばれる「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード」が今年の候補者を発表。2013年度のロードレース世界選手権、最高峰クラスにおいて初挑戦で史上最年少チャンピオンを獲得したレプソル・ホンダのマルク・マルケスを「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」に選出した。

2000年から開催されているこの賞は、毎年スポーツの各分野で活躍した選手及び団体を称えるものである。受賞候補者は世界中のスポーツ・ジャーナリストの投票で選ばれ、最終的にローレウス・アカデミー会員の投票で決定する仕組み。今年の授賞式は3月26日にマレーシアの首都、クアラルンプールで開催される予定だ。

今回、マルケスがノミネートされた賞「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」は、その年に最も躍進したスポーツ選手に贈られるもので、いわば最優秀新人賞のようなものだ。過去、2輪レース界では、ロッシが2004年、2005年、2006年、2009年、2010年に「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」(年間最優秀選手)の候補に選出され、2006年に「スピリット・オブ・スポーツ」、2011年には「カンバック・オブ・ザ・イヤー」(年間最優秀復帰選手)を受賞。また、ケーシー・ストーナーは、2008年に「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」、ダニ・ペドロサは、2006年に「ニューカマーズ・オブ・ザ・イヤー」の候補に挙げられたことがある。

なお、今年の「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」候補者として他のスポーツ界から選出されているのは、ドイツ人として世界選手権男子棒高跳びで金メダルを獲得したラファエル・ホルツデッペ、ツール・ド・フランス初挑戦で新人としては1996年以来の表彰台を獲得したナイロ・キンタナ、若干32歳で全米オープン初優勝したジャスティン・ローズなど各界のトップアスリートが選出されている。ただ、その中にあってもマルケスの偉業はひと際輝いていると思うのは、身内びいきというものだろうか。

ちなみに最高峰の賞である「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」(年間最優秀選手)には、ウサイン・ボルト(陸上競技)やラファエル・ナダル(テニス)、ミハエル・シューマッハ(F1)など世界のスーパースターが名を連ねるが、2輪レース界からはかつて一度も受賞者は出ていない(ロッシは5回ノミネート)。

ローレウス賞の権威やその評価基準については不勉強ゆえ分からない部分も多いが、2輪モータースポーツの地位向上のためにもマルケスをはじめトップライダーの躍如たる活躍に期待したいものだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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