英国の名門「ロータス」製スーパーバイクが登場!

英国の名門スポーツカーメーカーであるロータスが2輪事業へ進出する、と発表したのが昨年6月のこと。業界の反応としては、失礼ながらやや半信半疑のようなところもあったが、今回正式に発売に向けてのプロトタイプが発表されたので報告したい。

「ロータスC-01」と名付けられたニューマシンは、新開発の排気量1195cc水冷75度V型2気筒エンジンを搭載し、6速ミッションとドライサンプ潤滑、スリッパ—クラッチを装備。最大出力は200psを発生するということで、ブランドイメージに違わぬ高性能モデルとして登場するようだ。

マシンを開発したのは、ロータスの子会社であるロータスモーターサイクルズ社で、同社はロータスカーズ、レーシングチームのKodewa、ドイツのHolzerグループ、元フォルクスワーゲングループのデザイナー、ダニエル・サイモン氏が共同設立したものだ。斬新なデザインはサイモン氏によるもので、4輪のロータスを思わせる伝統的なカラーリングがあしらわれているのが特徴。フレームには、カーボンファイバーやチタンなどの軽量素材を使用する他、F1マシンにも使われている航空宇宙用のスチール素材も採用され、乾燥重量は181kgに抑えられている。生産についてはKodewaが行い、まずは限定100台を生産に移す計画となっている。

昔のレーシングバイクを思わせるような、それでいて未来的なフォルムがなんとも言えない独特の雰囲気を醸し出している「ロータスC-01」だが、写真を見るかぎり、車体構成的には割とオーソドックスな感じだ。大排気量Vツインを冷やすための大型ラジエターが目立つが、フロントまわりはカバードタイプの倒立フォークとラジアルキャリパー付きのダブルディスクを装備。リヤは両持ちアルミスイングアームにツインショック、チェーンドライブとなっている。ただ、フレーム構造は不明で、フルカウルに隠れてよく分からないがモノコックのようにも見えるのだが、生産を担当するKodewaはMoto2でも名を馳せるコンストラクター、カレックスが共同オーナーでもあることから信頼性は高そうだ。
また、データを見る限り、シート高は710mmと低いがホイールベースは1645mmと長く、キャスター角もかなり寝ていることから、キャラクター的には直線番長タイプかもしれない。いずれにせよ、趣味性の高いプレミアムなマシンであることはたしかなようだ。

【フォトギャラリー】ロータスモーターサイクルズ、新型モデル”C1″誕生
◆Licensed by Lotus, is Road Ready(英語リリース)
◆ロータスモーターサイクルズ、新型モデル”C1″誕生

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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