ホンダ、MotoGP学科 20限目 – ファクトリーオプションとオープンカテゴリーの話

●電子制御ソフトウェアの有無で参戦形態を分類
2014年シーズンから、MotoGPクラスのレギュレーションが大きく変わる。昨年までのルールでは、プロトタイプマシンで参戦する「ファクトリー」勢と、量産車改造エンジンをオリジナルフレームに搭載したマシンで戦う「CRT」の2つのカテゴリーに分類されていた。

しかし、今季からは、MotoGPを主催するDORNAが供給する公式ECU(エレクトリック コントロール ユニット)の使用が、年間参戦をする全車に必須となり、そのECUの使用方法で「オープンカテゴリー」と「ファクトリーオプション」という2種類の形態に分類されることになった。

オープンカテゴリーの車両は、MotoGP公式ECUキットのハードウェアとソフトウェアを使用することが定められている。ECUとは、エンジンや車体の動作を電子的に制御する部品で、いわばマシンの頭脳に相当する部分だ。Hondaをはじめとする各メーカーのファクトリーチームやサテライトチームは、昨シーズンまで、メーカーが独自に開発したECUをそれぞれ各陣営のマシンに搭載していた。一方、2013年のCRT陣営は、すでにマニエッティ・マレリ社の提供する公式ECUを搭載して参戦しており、2014年のオープンカテゴリーはそのCRTの方式を踏襲しているもの、と言っていいだろう。

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