ハーレーが純正トライク「トライグライド ウルトラ」を発売!

ハーレーダビッドソンが純正トライク「トライグライド ウルトラ(HLHTCUTG)」が発表。2月1日より販売開始となる。特徴は3輪専用フレーム設計ということ。ハーレーではこの新型トライク開発に際して、同社100年にわたるエンジニアリング技術の伝統とライディング力学の知識を活用しつつ、特に操舵力と3輪ならではの車重のコントロール性に重点を置いて、最高のハンドリングを追求したという。

ハンドリングは、ステアリングヘッドおよびフロントフォークを新設計とし、剛性バランスを強化。フロントフォーク径をφ49mmに拡大しつつ、ステムベアリングの形状変更などにより、フロントまわりの剛性と耐久性を向上させている。これにより、高速コーナーからタイトコーナーまで、あらゆる路面状況においても格段にコーナーリング性能が高められた。さらにステアリングダンパーの採用により、3輪独特の路面からのキックバックなども制御されている。

また、500kgを超える車重が故に大事なのは制動力だが、「トライグライド ウルトラ」には新設計のリア-フロント連動ブレーキが標準装備されている。リアブレーキが踏まれると自動でフロントブレーキも作動することで最大制動力を発揮。もちろん、フロントブレーキは独立して操作できるため、微妙な速度コントロールも可能だ。

さらに、最大190リットル、最大積載重量約36kgの収納性能を持つトランクスペースはタンデムでの小旅行もできるキャパシティを備え、スマホ連動のサウンドシステムが優雅で快適な旅を約束してくれる。

そして、何といっても魅力は、ハーレー純正ならではの一貫性のあるデザインとグレード感あふれる装備の数々だろう。トライクとして専用に設計された車体は、ディテールに至るまで快適性、積載性、信頼性がギャランティされていることだ。ボルトオンで組み立てられたトライクキットとは一線を画す部分と言えるだろう。

ハーレーダビッドソンジャパンによれば、今回のトライクのターゲットには2つの方向性を設定しているようだ。ひとつは35〜45歳の男性で、アメリカ文化に精通した自分だけの価値観を持った層。もうひとつは55歳以上の男性で、青春時代にアメリカ文化に憧れた世代。リターンライダーや体力的にきつくなってきた人、またサイドカーの代替需要などを見込んでいるという。

トライクのメリットとは何だろう。バイク免許がなくてもクルマの普通免許で乗れて、立ちゴケもない。重くてもリバースギアでバックができる。法制上も小型自動車の区分なので、いきなり2人乗りもできるし、ヘルメットも義務ではない(ただし、メーカーではヘルメット装着を推奨)。車庫証明がいらなくて、税金や保険、高速料金はバイクと同じ等々いろいろ挙げられるが、やはり真骨頂は”オープンエア感覚”ではないか。
2輪にも通じるこの解放感は、たとえオープンカーであっても4輪には味わえないものだ。機会があれば、ぜひ試乗してみてほしい。

【新車】ハーレーダビッドソン、普通免許で乗れるニューモデル「トライグライド ウルトラ」の情報を公開。2月1日より取扱店舗にて販売開始

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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