「バス専用レーン」2輪車に開放を!

先ごろ、自工会が主導する「二輪車のバス専用通行帯通行に関する研究」プロジェクトのレポートが発表されました。都市部で運用されている「バス専用通行帯」における2輪車の走行実態調査を行ったところ、バイクは非混雑時には「バス専用通行帯」のレーンマーク内を走る傾向が多かったそうです。

これはある意味、ライダーは自然に安全なスペースを利用している現れと言えるそうです。また、「バス専用通行帯」の交通量は他のレーンの30から70%で、その規制効果自体はたしかに表れているようです。

そして、走行速度では自動二輪車が最も速く(36.7から38.0km/h)、路線バスの約2倍。小型乗用車の1.5倍程度だったとのこと。これにより、2輪車が「バス専用通行帯」も走行できるようになれば交通効率は上がり渋滞解消にも効果的であることが確認されたとのことです。

これらの現状から、路線バスの運行本数が激減している中、「バス専用通行帯」の継続の必要性を再検討する必要があること。その一方で、正しい通行方法について運転者の理解促進が同時に求められています。

調査結果のまとめは、「バス専用通行帯」の見直しや、2輪車走行を可能にするための環境整備、また、米国のHOVレーンのように環境にやさしいという観点で、多人数乗車のクルマに加えて2輪車にHOVレーンを優先的に走れる権利を持たせてある取り組みの検討などを提案する内容になっています。

国土の狭い日本、ことさら都市部では道路環境を整えるのは難しく、なかなか米国のようにはいかないかもしれませんが、それでも少しでもバイクの機動力を生かせる安全な環境になればいいですね。そのためにも、我々ライダーとしては、さらなるマナーアップを目指したいところです。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
JAMA 「バス専用通行帯」実施区間における二輪車通行のあり方を公開

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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