[Ducati]MotoGP Rd.18 ドゥカティ・チーム、2013年のMotoGPシーズンを終了 2014年シーズンに向けた最初のテストを実施

スペインのリカルド・トルモ・バレンシア・サーキットで開催されたMotoGP最終戦は、ニッキー・ヘイデンとアンドレア・ドヴィツィオーゾが、それぞれ8位と9位でフィニッシュし、ドゥカティ・チームは2013年の困難なシーズンを終了した。2013 MotoGPワールド・チャンピオンには、マルク・マルケスが輝いた。

5年間所属したドゥカティ・チームでの最後のレースとなったヘイデンは、4列目からのスタートとなった。デスモセディチGP13を駆るヘイデンは、スタートには失敗したものの、序盤で大きくポジションを挽回し、8位でチェッカーフラッグを受けた。一方、3列目スタートとなったドヴィツィオーゾは、レースのほぼ全体を通して、同じドゥカティ・ライダーであるアンドレア・イアンノーネとバトルを展開。このバトルを制したドヴィツィオーゾは、チームメイトのヘイデンに次ぐ9位でフィニッシュした。最終的なチャンピオンシップ・ポイントは、ドヴィツィオーゾが8位、ヘイデンが9位となった。

17番グリッドからスタートしたドゥカティ・テストチーム・ライダーのミケーレ・ピッロは、オープニングラップ終了時には1つ順位を落として18位となったが、残り30周で猛チャージし、トップ10に入ってレースを締めくくった。

コメント
◆ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ・モトGPチーム) 8位
「日本GPと同じことが起こったため、スタートは良くなかった。しかし、ポジションを上げて8位でチェッカーを受けることができた。決して素晴らしい結果とは言えないが、ドゥカティ・ライダーとして最高位でフィニッシュすることができて良かった。レースの中盤で、前をゆくブラッドリー(スミス:ヤマハ)とのギャップが3秒を切ってからは、彼に追い付けると思っていたが、最終コーナーで膨らんでフロント・フェアリングをヒットしてしまった。いずれにしても、その後、彼に追い付くことができなったのが心残りだ。5年間、最高の仲間と共に過ごすことができた。簡単なことなど一度もなかったが、本当に素晴らしいチームだった。今後の彼らの活躍を祈っている。」

◆アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・モトGPチーム) 9位
「今日はペースも上がらず、残念なレースだった。最後までフィーリングを掴むことができなかった。このサーキットではいつも苦労するし、今回もうまくいかなかった。ニッキーは良い走りをしたと思う。彼に抜かれてからは、イアンノーネとのバトルに集中することになった。全体として考えれば、チャンピオンシップ8位はそれほど悪くないが、目標とするポジションでないことは確かだ。自信と決意を持って2014年シーズンに臨みたい。」

◆ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ・テストチーム) 10位
「2か月間レースに参戦していなかったことを差し引いても、タフなレースだった。今日の30ラップは、非常に困難な展開となった。昨日のクラッシュで予選のポジションを落とし、今日のスタートではアンドレアやニッキーに近づくどころか、集団2つ分も遅れを取ってしまったのが残念だ。序盤では、18位に下がってしまった。スタート直後のバトルでは、タイヤを傷めてしまった。それでも少しは挽回したが、先頭集団にはまったく追い付くことができなかった。今シーズン、参戦の機会を与えてくれたドゥカティに感謝したい。2014年は、チームに大きく貢献できると確信している。」

ドゥカティ・チームは、翌日の月曜日から、2014年シーズンに向けて早くも始動する。チームは、アンドレア・ドヴィツィオーゾと新たに契約ライダーとなったカル・クラッチロー参加の下、3日間に及ぶ最初のウインター・テストを実施する。このテストは、最近ドゥカティ・コルセのゼネラル・マネージャーに任命されたルイージ・ダル・イグナにとって、最初の公式テストとなる。

「今日のレースで2013年のシーズンが終了したが、ドゥカティの目標からはほど遠い結果となった」と、ドゥカティ・モーター・ホールディングCEOのクラウディオ・ドメニカーリは、レース終了後にコメントしている。「明日、我々は、ルイージ・ダル・イグナ主導の下、新たな体制で2014年シーズン最初のテストを開始する。私は、彼を暖かく迎えると共に、個人的に、そして会社を代表して彼に大きな期待をかけている。この機会を利用して、過去10か月間に渡ってドゥカティ・コルセを指揮し、本日その重責を後任に託したベルンハルト・ゴブマイヤーに感謝の意を表したい。また、チームとライダー、特にニッキーに感謝したい。彼は、今季限りでチームを離れ、新たな挑戦に挑むことになる。この数年間、彼は常にドゥカティ・ブランドが誇るアンバサダーとしての役割を世界中で果たしてくれた。そして最後に、来年からアンドレアのチームメイトとなるカルを暖かく迎え入れたい。彼らは、最高の仕事をして、ここ数年の困難なシーズンを忘れさせてくれるだろう。」

「2014年最初のテストを月曜日からこのサーキットで開始するルイージ・ダル・イグナを迎えることができて、大変嬉しく思っている」と、フィリップモリス・インターナショナル副社長のマウリツィオ・アリヴァベーネは述べている。「最近の結果に満足しているとは決して考えていないが、我々はドゥカティと一緒になって、新たなチーム体制を構築してきた。我々はこのプロジェクトを、お互いに満足できる将来のために一緒に働き、総合的で建設的な協力関係によって、自信を持って成し遂げることができた。」

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