[BRIDGESTONE]MotoGP Rd.18 M・マルケスが史上最年少王者を獲得! レースはJ・ロレンソが気迫の勝利!!

午後2時にスタートした2013年最終戦のバレンシアGPは、息詰まる熱戦の末にM・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が3位でチェッカーを受け、最高峰クラス史上最年少チャンピオン記録を更新した。レースはJ・ロレンソ(ヤマハ・ファクトリー・レーシング)が優勝し、今季8勝目を挙げた。

全30周で争われた今日のレースは、序盤周回にロレンソ、マルケス、D・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)の3台が激しいバトルを繰り広げた。中盤以降に独走態勢へ持ち込んだロレンソは、最後は3.934秒差を開いてトップでゴール。ペドロサが2位で、マルケスは3位でチェッカーを受けた。この結果により、マルケスは1978年のケニー・ロバーツ以来となる、最高峰クラス参戦初年度にチャンピオンを獲得した史上二人目の選手となった。また、今日で20歳266日のマルケスは、フレディ・スペンサーが1983年に達成した史上最年少のチャンピオン記録(21歳258日:1983年)も30年ぶりに更新した。また、CRT勢の最上位はA・エスパルガロ(パワーエレクトロニクス・アスパル)。11位で年間18戦のレースを締めくくった。

今日の天候は金曜や土曜と同様に好天の一日となり、路面温度はレース開始時に30℃に達した。コンディションに大きな変化がなかったことから、選手たちのタイヤ選択もプラクティスセッションと同様の傾向になった。リアタイヤに関しては、プロトタイプマシン勢全13選手のうち、表彰台を獲得した3名を含む9選手が硬め選択肢、すなわち、ブリヂストンが今回新たに投入したハードコンパウンドをチョイスした。また、CRT勢は全13選手中11名が柔らかめ選択肢のソフトコンパウンドでレースに臨んだ。フロントタイヤについては2名が柔らかめ選択肢のエクストラソフトコンパウンドを装着。残りの24選手は硬め選択肢のソフトコンパウンドを選んだ。

今日のレースでは、予想されていたとおりレコードラップ(1分32秒582:C・ストーナー:2008年)が更新され、D・ペドロサが22周目に1分31秒628の新記録を樹立した。また、優勝したロレンソの総レースタイムも、過去の記録を33秒も上回る46分10秒302だった。

コメント
◆山田宏−株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー
「2013年の年間総合優勝を達成したマルクとレプソル・ホンダ・チームの皆様にお祝いを申し上げます。MotoGPのルーキーイヤーにもかかわらず、驚くべきパフォーマンスを披露してきた彼は、まさにチャンピオンにふさわしいといえるでしょう。一方、チャンピオン防衛に全力を尽くし、今日のレースで優勝を達成したホルヘも、本当に素晴らしい走りでした。今日のバレンシアサーキットは大観衆が詰めかけ、スペインの選手たちを応援していました。ここ数年で最もエキサイティングなシーズンの最終戦を飾るにふさわしい、最高の雰囲気でした。この一年、ブリヂストンを支えてくれた全選手と全チーム、DORNA、IRTAに御礼を申し上げます。明日からはポストシーズンテストが当地で行われ、新しいシーズンに向けた第一歩を踏み出します。来るべき2014年は果たしてどのような戦いが繰り広げられるのか、今からとても楽しみです」

◆青木信治−株式会社ブリヂストン モータースポーツタイヤ開発マネジャー
「今回のレースウィークは、三日間を通じて天候が非常に安定していました。その結果、金曜と土曜の午後にトライしたタイヤの組み合わせが、レースでも使用される傾向になりました。今回投入したニュースペックのリア用左右非対称ハードコンパウンドタイヤは、プロトタイプ勢の多くの選手に好まれ、CRT勢に関しては柔らかめ選択肢のコンパウンドが好まれていました。フロントタイヤについては、予想どおり大半の選手が硬め選択肢のコンパウンドでレースに臨みました。タイヤパフォーマンスは非常に満足のいく内容で、レコードラップと総レースタイムの更新がそれを実証しています。今回の第18戦は、我々ブリヂストンにとってとても実りが多く、一年を締めくくるにふさわしい大会になりました」

◆マルク・マルケス−レプソル・ホンダ・チーム−2013年総合優勝
「世界チャンピオンになるという夢が実現した。スペインの大観衆の前で、ホルヘやダニという超一流選手と戦ってチャンピオンを決めることができて、言葉にできないほどうれしい。ぼくをずっと支えてくれたホンダ、チーム、家族、友人たちの全員に心から感謝をしている」

◆ホルヘ・ロレンソ−ヤマハ・ファクトリー・レーシング−優勝
「今回の第18戦は、最初から飛ばして一気に後続を引き離す作戦で進めてきた。しかし、今朝のミーティングで作戦を変更して、序盤はあまりペースをあげないようにした。トップスリーより後ろの選手はついてくることができなかったが、ダニやマルクとは接近していて厳しい戦いになった。チャンピオンを防衛するために全力で臨み、自分たちにできることはすべてやり尽くしたけれども、今日はマルクがチャンピオンを獲得した。心から祝福したい」

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