[TeamKAGAYAMA]JRR Rd.9 マシントラブルに見舞われレース1、2 ともにリタイア

全日本ロードレース選手権、最終戦の舞台は鈴鹿サーキット。JSB1000クラスはシリーズで唯一、2レース制で開催されました。

9月の始めに左膝の再手術に踏みきり、前戦の岡山大会を欠場していた加賀山就臣は術後の約2カ月間、最終戦への出場に合わせ、リハビリを行なってきました。満身創痍の状態ではありますが、徐々に体調は回復しており、来シーズンへ繋げるデータ収集のためにも、加賀山はこのレースを走ることを決めました。

■予選
公式予選前日の金曜日に2回の走行が設定されているA.R.T.合同走行。加賀山はこの1回目の走行中、200Rで転倒を喫してしまいます。不幸中の幸いで骨折などのケガはありませんでしたが、後頭部を強打したため、2回目の走行はキャンセルしました。
公式予選は40分間の計時予選でQ1が行なわれ、この結果でレース1のグリッドが決まり、上位10台がQ2のトップ10チャレンジに進むことができます。加賀山はQ1を9番手で終え、トップ10チャレンジへ進出しました。
レース2のグリッドが決定するQ2でも9番手につけ、レース1、レース2ともに9番グリッドからスタートすることが決まりました。

◆「体調は回復しつつあります。左膝の手術ではプレートや人工骨を取り除いて、骨を削り治したので完治までは、まだ時間が必要ですが、来シーズンに向けて確認したいことがあるので、最終戦への出場を決めました。決して無理をしたつもりはないのですが、金曜日の走行中に転倒してしまい、周囲にご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。予選結果はもちろん、満足するものではありませんが、方向性は見えましたし、やりたいことを進めることができました。決勝は厳しいとは思いますが、諦めずに、来シーズンに繋げる走りをしたいと思います」(加賀山)

■決勝
JSB1000クラスの決勝は、午前と午後の2レースで争われました。
レース1はホールショットを奪った秋吉耕祐選手(ホンダ)と、中須賀克行選手(ヤマハ)のトップ2台を、津田拓也選手(ヨシムラスズキ)、高橋巧選手(ホンダ)、柳川明選手(カワサキ)が追いかける、という展開で始まりました。

加賀山はオープニングラップをスターティンググリッドと同じ、9番手でコントロールラインに戻ってきました。今野由寛選手(スズキ)、出口修選手(カワサキ)が背後に迫っていましたが、加賀山はその後もポジションをキープします。

しかしマシントラブルに見舞われ、5周目のシケイン出口でコントロールが利かなくなり転倒を喫してしまいます。加賀山はコースへ戻りましたが、そのままマシンをピットへ戻し、レース1をリタイアで終えてしまいます。

Team KAGAYAMAはレース2に向けて、マシンの問題を解決するため急ピッチで作業を行ないましたが、トラブルを解消するには時間が足りず、レース2を迎えることになりました。

ウォームアップラップでは、エンジンが、ストールするアクシデントも発生。スターティンググリッドには着いたものの、不安要素が取り除けないまま、レースがスタートしました。

加賀山は1周目を17番手で通過しましたが、やはり走行を続けるのは難しく、2周を終えたところでピットに戻る選択をしました。
最終戦の2レースはノーポイントとなったためランキング10位という不本意な結果で2013年のシーズンを終えました。

◆加賀山就臣より
レース1でエンジンにトラブルが見つかり、リタイアせざるを得ない状況でした。レース2までになんとか修復しようと最善を尽くしたのですが、スタートまでには間に合わず、悔しい結果となってしまいました。修復を手伝っていただいた、ヨシムラの方々には本
当に感謝しています。この悔しさは来シーズンにぶつけたいと思います。今シーズンを戦って来られたのは、ダンロップやスズキを始め、スポンサーの皆様や、チームスタッフに支えていただいたおかげです。鈴鹿8耐や、Team KAGAYAMAが企画したイベントに集まっていただいたファンの皆様にも感謝しています。今後も注目していただけるよう、話題を振りまく企画を考えていきますので、来シーズンも応援よろしくお願いいたします。

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