[BRIDGESTONE]JRR Rd.9 J-GP3 山田誓己選手がポールtoウインで全日本初タイトル獲得を飾る

山田誓己(ブリヂストン)が國峰啄磨(DL)に18ポイントの差をつけて迎えた最終戦。1週間前に日本GPにワイルドカード参戦した山田は、「すごくいい勉強になった」とパワーアップして鈴鹿に乗り込んだ。

予選では「GPはダンロップワンメイク。全日本ウイークに入ってブリヂストンタイヤに戻ったものの、履き替えて慣れるのに時間がかかった」と、なかなかペースを上げることができない。しかし、セッション終盤に自身が持つコースレコード2分16秒858を大きく上回る2分16秒179をマーク。今季4度目のポールポジションを獲得し、初タイトル獲得に王手をかけた。

山田は「チャンピオンがかかった大事なレース。勝ってチャンピオンを決めたい。鈴鹿に来るまでは緊張はしていなかったけれど、少しずつプレッシャーが大きくはなっています。でも、最終的に欲しいのは世界タイトル。全ラップ全力で走ります!」とコメントした。

また、13歳のルーキー、鳥羽海渡(ブリヂストン)が木曜日の特別走行で転倒、手を負傷したにもかかわらず2列目5番手グリッドを獲得。注目を集めた。

決勝レースは、オープニングラップのシケインで鳥羽と菊池寛幸(ブリヂストン)が転倒して赤旗中断。仕切り直されるというハプニングで始まった。

2回目のスタートで2周目にトップに立った山田。大久保光(DL)、國峰、仲城英幸(DL)の4台でトップグループが形成される。4台はデッドヒートを展開するが、レース中盤には大久保と仲城の表彰台争い、山田と國峰の優勝争いの2組に分かれる。

息を飲む2台のトップ争いは最終ラップまで続いた。真っ先にラストラップに突入したのは山田。しかし國峰はバックストレートから130Rの飛び込みで山田を捕える。山田は2位フィニッシュでも全日本タイトルを手に入れられる。しかし「勝ってタイトルを取りたい」という気持ちに嘘はなかった。最終シケインで再び國峰から首位奪回。そして山田はトップでチェッカーを受け、全日本初タイトルも手に入れた。

コメント
◆山田誓己選手(予選1位・決勝1位)
「最高です! めちゃくちゃうれしいです。赤旗になったことで難しいレースでしたが、集中を切らさずに最後まで走ることができました。レース前半は余力を残して走っていたつもりだったのですが、レース後半はタイヤが厳しくなっていました。ペースが上がらなくなって最後は少し苦しかったです。國峰選手が抜いてくるかなとは思っていたし、仕掛けるところが少ない中で抜いてきたのはさすがだなと思いました。それでも、最後シケインで仕掛けることができてよかったです。これで國峰選手より勝利数も多くなったし、勝利数が少ないままでチャンピオンなんてないだろうと思っていたので、勝つことができてよかったです」

◆山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「最終戦となる鈴鹿大会、ランキングトップを走る山田誓己選手は、2位以降に18ポイントの大差をつけていました。この鈴鹿で、10位以内でチェッカーを受ければチャンピオンが決まります。山田選手はここまでの調子を維持してポールポジションを獲得、コースレコードもマークしました。決勝では、山田選手は常にレースをリードして、決して守りには入らず攻めのレースを展開しました。最終ラップまでペースを落とさず、完璧な形でタイトルを獲得しました。ブリヂストンが彼のチャンピオン獲得に貢献できたことを、とてもうれしく思います。また、山田選手とチームの皆さまには、心よりお喜び申し上げます」

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