[BRIDGESTONE]JRR Rd.9 J-GP2 浦本修充選手が今季初優勝、野左根航汰選手は全日本初タイトルを獲得

野左根航汰(ブリヂストン)と生形秀之(ブリヂストン)の一騎打ちとなったタイトル決戦。二人のポイント差は8点。ポイントリーダーの野左根は、代役参戦したマレーシアGP、翌週のワイルドカード枠での日本GP参戦、今大会と3週連続でマシンを乗り換えての連戦となった。

予選はタイトルを争うこの二人に井筒仁康(PI)、デチャ・クライサルト(DL)、岩田悟(ブリヂストン)、浦本修充(ブリヂストン)を加えた6人がデッドヒートを繰り広げる。最後にリーダーボードのトップにいたのは野左根。生形が0.069秒差で2番手。3番手に浦本と、ブリヂストンサポートライダーたちがフロントロウを独占する。

野左根は「Moto2からの乗り換えで木曜日は苦戦。でも金曜日から調子を戻すことができ、予選に合わせることができた。初めてポイントリーダーとして迎える最終戦なので、気負いも少しあります。なるべくリラックスして、いつものようにベストを尽くし、優勝してチャンピオンを決めたい」と笑顔を見せる。

「チャンピオンへのプレッシャーは決勝直前から大きくなって、急に緊張し始めた」という野左根。決勝レースでも好スタートを決め、オープニングラップを制し、生形、井筒、クライサルト、岩田、浦本と予選でデッドヒートを展開した同じメンバーと共に壮絶なバトルを開始する。しかし今大会の主役は野左根ではなく、浦本だった。4番手に浮上した2周目にコースアウトを喫し、13番手までポジションを落とした浦本。ものすごい勢いで挽回。8周目にはトップ集団に追い付き、11周目にはトップに浮上するという離れ業を見せる。浦本は岩田、生形とサイドbyサイドのトップ争いを展開。3台は最後まで順位を入れ替えながらの壮絶なバトルを展開。この神がかった異次元の走りに野左根は圧倒され、タイトルを意識した走りに徹して3台の争いには入れない。この激闘を浦本が制して今季初優勝。岩田が今季初表彰台となる2位。生形は3位でチェッカーを受け、ランキング2位を獲得。野左根は4位フィニッシュで全日本初タイトルを獲得。ブリヂストンサポートライダーが表彰台独占、全日本のタイトルも獲得といううれしい結果になった。

コメント
◆浦本修充選手(予選3位・決勝1位)
「3番手からスタートしたのですが、失敗して5番手くらいまで順位を落としました。でも予選までアベレージタイムもよかったので、落ち着いて行こうとしていたら、130Rでギア抜けを起こしてだいぶ順位を落としてしまいました。そこからはとにかく行けるところまで行こうと、ペースを上げていくと、トップグループに追いつくことができました。勝ちたい気持ちが強かったので、無我夢中で走りました。最後はバトルになってしまったけれど、勝つことができてすごくうれしいです」

◆野左根航汰選手(ランキング1位)
「すごくうれしいです。シーズン序盤はデータ不足で苦しい戦いでしたが、次々に新しいパーツを導入してもらい、マシンへの信頼度が上がってからは安定した成績を残せるようになりました。去年はタイトルを取り逃したのですが、今年は取れてよかったし、タイミングもよかったと思います」

◆山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)
「ブリヂストンユーザー同士によるタイトル争いに注目が集まるこのクラス、ランキングトップの野左根航汰選手と2位の生形秀之選手とのポイント差は8点。野左根選手は4位以内に入れば、チャンピオン獲得となります。しかしレースは、この二人を含む6台による激しいバトルがスタートから最終ラップまで続きました。目まぐるしく順位を入れ替える6台でしたが、素晴らしい追い上げを見せた浦本修充選手が今季初優勝、上位4台までがブリヂストンユーザーでした。4位でゴールした野左根選手は見事にチャンピオンを獲得しました。野左根選手とチームの皆さまには、心よりお祝い申し上げます」

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