[Ducati]MotoGP Rd.17 ヘイデンとドヴィツィオーゾ、9位と10位で日本グランプリを完走

第17戦となる日本グランプリは、金曜日から土曜日にかけて濃霧や大雨による視界不良でフリー走行がキャンセル、予選も1度のみという通常とは異なるコンディションとなった。

レース当日は晴れ渡り、路面はドライとなったため、ドゥカティ・チームのライダーは苦戦を強いられることになった。ニッキー・ヘイデンは3番グリッド、アンドレア・ドヴィツィオーゾは6番グリッドと予選で好位置を確保しながらも、これを活かし切れず、それぞれ9位と10位でチェッカーを受けた。

ヘイデンはフロントローに並んだものの、スタートでトラブルに見舞われて集団に飲み込まれ、2列目からスタートしたドヴィツィオーゾの後ろでレースをすることになった。この後、ふたりはレースのほぼ全体を通して僅差でラップを重ねた。ドヴィツィオーゾが先にフィニッシュするかに思われたが、最終ラップの最終コーナー近くでオーバーラン、チームメイトに9位の座を譲った。ドヴィツィオーゾはすぐにリカバーし、10位でフィニッシュした。

マレーシア、オーストラリア、日本を3週間で巡る過酷なスケジュールの遠征ラウンドを終え、ドゥカティ・チームは本拠地に戻り1週間の休養。11月10日にバレンシアで開催されるシーズンフィナーレに備える。

コメント
◆ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ・モトGPチーム) 9位
「ドライではこれまでと違う展開になることはわかっていた。午前中のセッションでも、昨日よりかなりペースが落ちていた。スタートで何が起こったかわからないが、マシンが加速しなかった。クラッチに何かが起こったようにも思える。ターン1までに昨日の貯金を吐き出してしまったことが残念でならない。タイヤエッジのグリップが出ず、レース中もかなり手こずったが、周回を重ねた後の方が速く走ることができた。ドーヴィ(ドヴィツィオーゾ)はもてぎが得意なので、ここで彼に勝つのは大変だと思っていた。特定の区間では本当に速く、かなり厳しかったが、最終ラップで前に出ることができた。」

◆アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・モトGPチーム) 10位
「今朝は良いセッションだったが、上位を走行できるとは思っていなかった。それなりに速く走れるはずだったが、実際はそうは行かなかった。他のサーキットよりも速く走れたものの、上位陣との間に差がありすぎる。最終ラップは残念だ。目の前に周回遅れがいて、ブレーキングゾーンで気が散ってしまった。ブレーキも完調ではなかったが、その種のトラブルを抱えていたのは僕だけではなかったはずだ。いずれにしても、下りセクションで奥に入りすぎてニッキーにポジションを譲ることになった。それまでずっと彼を抑えられていたので残念だ。」

◆パオロ・チャバッティ(ドゥカティ・モトGPプロジェクト・ディレクター)
「昨日の予選では非常に力強いパフォーマンスを見せていたが、レースではグリッドポジションを防衛するのは難しいと予想していた。残念ながら、ドゥカティのマシンはドライ路面ではポテンシャルを発揮できない。ライダーはふたりとも全力を尽くしてくれたものの、ポジションを死守することは叶わなかった。もてぎはとにかく奇妙な週末だった。天候もそうだったが、ヴィットリアーノ・グアレスキから新たなチャレンジに乗り出すためにチームを離脱する旨の申し入れがあった。ヴィットリアーノは、13年にわたってドゥカティに在籍し、デスモセディチ・プロジェクト全体をけん引してくれた。加入当初はテストライダー、その後はチームマネージャーとして、ドゥカティMotoGPヒストリーの重要な一時代を築き上げてくれた。失望感は隠せないが、心の底から新たな旅立ちを祝福するとともに、今後の成功を祈りたい。」

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