[BRIDGESTONE]MotoGP Rd.17 J・ロレンソがポールトゥウィンで日本GPを制す! チャンピオンの行方は最終戦のバレンシアへ!!

24周で争われた日曜の決勝レースは、J・ロレンソ(ヤマハ・ファクトリー・レーシング)が優勝。前戦からの連勝で今季7勝目を挙げ、2013年総合優勝の行方は、最終戦バレンシアまでもつれこむことになった。

ポールポジションスタートのロレンソは、スタートを決めてオープニングラップでトップに立った。その直後にはM・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がつけ、レース中盤までロレンソにピタリと張り付いて緊張感に満ちた周回が続いた。ペースアップしたロレンソは16周目にファステストラップを叩き出し、以後はじわじわとマルケスを引き離していった。最後は3.188秒の差を開いて、トップでチェッカーフラッグを受け、ヤマハにとって記念すべき最高峰クラス200勝目を、ホームグランプリで達成した。マルケスは2位。3位にはD・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)が入り、レプソル・ホンダ・チームは今季11回目のダブル表彰台となった。CRT勢の最上位はC・エドワーズ(NGMモバイル・フォワード・レーシング)の12位だった。

今回のレースウィークは台風の影響で土曜午前までの走行が中止になったことにより、日曜今朝のウォームアップ走行は、セッションタイムを延長したフリー走行として行われた。この時間を活用して、各選手とチームはレース用セットアップの煮詰めとタイヤの見極めに集中した。午前中は比較的涼しかったものの、時間の経過とともに路面温度は上昇し、レーススタート時には32度に達した。典型的ストップ&ゴータイプのレイアウトを持つ当サーキットではブレーキングの安定性が非常に重要で、決勝レースを走行した全25選手のうち23選手が、フロントタイヤ用に硬め選択肢のミディアムコンパウンドを装着してレースに臨んだ。リアタイヤの好みは大きく分かれ、優勝したロレンソを含む15選手が柔らかめ選択肢のコンパウンド(エクストラソフト/プロトタイプ、スーパーソフト/CRT)を装着した。残りの10選手は、硬め選択肢(ソフト/プロトタイプ、エクストラソフト/CRT)をチョイスした。今日のレースでは、プロトタイプ勢は総じて硬め選択肢のリアタイヤを好む傾向が強く(13選手中9名)、対照的にCRT勢は柔らかめを選択する傾向が強かった(12選手中11名)。

今日の結果により、ランキング首位のマルケスと2番手のロレンソのポイント差は13点に縮まった。一方、今回3位のペドロサは、今日のリザルトにより年間ランキング3位が確定した。
 マルケスとロレンソの勝負が決する最終戦の第18戦バレンシアGPは、2週間後にスペインのリカルド・トルモサーキットで開催される。

コメント
◆津谷正明−株式会社ブリヂストン 代表取締役CEO兼取締役会長  
「見事なレースで優勝に輝いたヤマハ・ファクトリ・チームとホルヘ・ロレンソ選手に心からお祝いを申し上げます。また、多くのMotoGPファンが日本の晴れ渡った秋空のもと開催されたグランプリを楽しまれた事をたいへん嬉しく思っております。そして、ブリヂストンが公式タイヤサプライヤーとしてこのような素晴らしい大会の足元を支えられた事を光栄に感じております。今シーズンも残す処あと一戦となりましたが、ブリヂストンは引き続き安全かつ安定した品質のタイヤを全てのチームに供給していく事に取り組んでまいります」

◆山下伸一−株式会社ブリヂストン モータースポーツタイヤ開発部長
「ウォームアップ走行の時間を延長して行われた今朝のフリープラクティスでは、各チームと選手は我々ブリヂストンの技術者と相談しながら限られた時間のなかで最適なレース用タイヤを見極めなければならず、とても慌ただしいセッションになりました。午後になって温度がどんどん上昇し、さらにこのサーキットは優れたブレーキの安定性が求められることをあわせて考えれば、ほとんどの選手がフロント用に硬め選択肢のコンパウンドを装着したのは、自然な帰結だったと思います。
 今年の日本GPでは、リア用タイヤの選択はさらに一段階柔らかい方へとシフトしたものを供給しました。この対応はとてもうまくゆき、今日は硬めと柔らかめ双方のコンパウンドが非常に良好に作動しました。今回のレースウィークは、悪天候のために予選までの総走行時間が大幅に短縮されることになってしまいましたが、このような厳しい条件のもとでも、ブリヂストンのホームGPでタイヤが良好なパフォーマンスを発揮したことを、とてもうれしく思っています」

◆ホルヘ・ロレンソ−ヤマハ・ファクトリー・レーシング−優勝
「今日の結果を見ても、レース中に自分の背後にピタリとつけていた2台がホンダであったことを見ても、このサーキットはホンダに有利といっていいと思う。そのホンダのホームコースで勝利を収め、ヤマハの最高峰クラス200勝も達成できたのだから、とても満足している。リア用に柔らかめのタイヤを選んだ賭けが功を奏したことも、うれしい。今日は肉体的にも厳しかったけれども、絶対に勝ちたいレースだったので、最後まで集中力を途切れさせなかったんだ」

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